ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。
テリー伊藤さんが幼少期に通ったというお店らしく、市場関係者も数多く通われているお店で、築地の「心のふるさと」的な雰囲気でした。
お店は 晴海通りから一本入った築地場外市場の中ほどにあるビル内店舗のうちの1店舗です。
ちょうどど真ん中にあるので、とりあえずの目印は「東印度咖喱商会」の看板のビルの中央にある通路を入ります。
突き当り近くまで行っても、正直分かりませんwww
曇ったガラスの向こうに何となくラーメン屋らしき店内が見える様子です。
お店の周囲にはダンボールがうず高く積まれ、どこから店舗なのかは判別がつきませんが看板でお店だと気づきます。
店内は本当に昔ながらのラーメン屋さんという雰囲気で、かなりご年配のご夫婦が切り盛りされているようです。
カウンターのみ全10席には、無造作に競馬新聞が置かれ、もちろんクッションの固い丸椅子です。
本当に昭和初期で時が止まっていると錯覚させてくれるくらいのレトロ感です。
メニューはラーメンを中心に中華屋さん系のメニューがあります。
価格は通常ラーメンで700円なので、安いわけでもなく土地柄こんなものかと納得させられる値段です。
とりあえずとばかりに「しゅうまい(1個) 150円」と「瓶ビール 700円」を注文します。
シューマイを頼むと、厨房にいた奥さんがどこかに消え、数分立つとアツアツのしゅうまいを運んで来てくれます。いったいどこから??
大きさは女性の拳くらいはあろうかと思われるくらい大きいです。

しゅうまいを半分に割っても肉、肉、肉と擦り込まれた肉の塊そのものです。肉の甘さで味はシンプルに美味しいです。
ベロンと捲れたしゅうまいの皮はご愛嬌程度ですwww
5分ほどで「ラーメン 700円」がカウンター越しに運ばれました。
トッピングのエンドウ豆と刻まれたネギが、ラーメンの哀愁を一層深いものにしてくれます。
トッピングのメンマは一般的な業務用と思われますが、丁寧に塩抜きされてラーメンの味を壊さずにシャキシャキとした歯ごたえが印象的です。
チャーシューはわりと大きめで厚さも十分です。
脂身が多く味は絶品です!! ホロホロに柔らかく作られ、味は実にシンプルです。
麺はストレートの若干縮れ麺で、メンマ同様にやはり業務用だと思われますが、妙にコシがありツルシコの歯ごたえは優しいスープに良く合います。
スープは鶏ガラに醤油と、本当に昔ながらの中華そば的なラーメンで、味は美味しいです。
必要以上に浮かぶ脂もなんだかコクというか、味の一部になっています。
人生二度目の築地市場に夜勤明けで行ってみようという無謀な計画にも関わらず、幸軒の優しいラーメンとしゅうまいが出迎えてくれたという印象です。
メニュー横にもあるように「60年変わらぬしゅうまいとらーめん」は店内の雰囲気含めて、時が止まったかのような錯覚は日本人としての懐かしさすら憶えます。
ご夫婦の口喧嘩を横に、美味しいラーメンとしゅうまいを食べるというのも、自分が江戸っ子になったかのような粋な時間を過ごせました。いつまでもお元気にお店を続けて頂ければと思います。
築地場外市場含め、築地周辺になんだかハマりそうです。