豚串盛り合わせ|もつやき 登運とん
3.60

創業1953年で炭火焼きの香ばしい串焼きが人気の昭和風情を残したガード下の有楽町にあるもつ焼き屋「もつやき 登運とん」

JR有楽町駅近くにあり創業1953年で昭和風情を色濃く残すガード下の店内で炭火で焼かれた串物やお酒が手軽に楽しめる「もつやき 登運とん」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。
公開: 2025/07/13 最終更新: 2025/07/13

もつやき 登運とんの情報

店名
もつやき 登運とん
住所
東京都千代田区有楽町2-1-10
営業時間
月・火・水・木・金 13:30 - 22:45 L.O. 22:15 土 12:00 - 22:30 L.O. 22:00 日・祝日 12:00 - 21:30 L.O. 21:00
定休日
無休
価格帯
2000円〜2999円
ジャンル
お肉
※店名はgooglemapで正確に表示するため正式名称に地名が追加されている場合があります。※掲載している情報は記事投稿時に食べログを参考にしたものになります。snsなどの各種リンクを掲載しておきますので、必ず御自身での御確認をお願い致します。

店舗所在地

※店名などによりgooglemapが正確に表示できない場合がございます。こちらから 別画面で正確な位置が確認できるかと思います。

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もつやき 登運とんのサマリー

「もつやき 登運とん(とんとん)」は、1953年(昭和28年)創業の老舗もつ焼き居酒屋です。

創業から70年以上、サラリーマンの街・有楽町で長年愛され続けてきた名店で、今もなお多くの常連や観光客で賑わっています。

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もつやき 登運とん

店舗外観|もつやき 登運とん

JR有楽町駅から新橋方面に山手線の高架沿いに進み、日比谷から銀座にへと繋がるトンネルにあります。

レンガ造りの高架から、トンネルに入ると炭火の香りが漂ってきます。

完全に扉などが無いオープンエアな状態ですが、高架下なので雨でも気にせず楽しむことができます。

店内

店内テーブル席|もつやき 登運とん

昭和風情を色濃く残す店内は、レトロなポスターやメニュー、東京メトロの広告につかわれたポスターが貼られ、ガードの壁を埋め尽くしています。

席はテーブル席のみで全20席で、混雑時には相席などもお願いされます。

店内ではルールが設定されていますので、公式のInstagramの投稿から抜粋したものを掲載しておきます。

店内ルール

お店の滞在時間は基本2時間です。
支払いは現金のみ。
お一人様、1ドリンク・1フードの注文が必要。
「泥酔」と判断された場合には、精算・退店をお願いすることがあります。
他のお客さんへの「過度の声掛け」は止めてください。
詳細の記事はこちらから

どれも常識的な範疇のルールなので、普通に楽しむのであれば、気にする必要はありません。

お品書き

串物メニュー|もつやき 登運とん

焼き物は、豚串焼き、鶏串焼き、野菜串焼きの3種類で、塩とタレを選ぶことができ、豚と鶏には5本セットの盛り合わせもあります。

それぞれは焼鳥の専門店ほど種類はありませんが十分な種類です。

一品料理メニュー|もつやき 登運とん

一品料理には、牛もつ煮込みや冷奴、鶏ナンコツなどがあります。

こちらも種類は決して多い訳ではありませんが、不満に思うようなほどでもありません。

それ以外に、黒板に書かれた日替わりのメニューなどもあるので、来店時にチェックすると、思わぬ珍品に出会えるかもしれません。

ドリンクメニュー|もつやき 登運とん

アルコール類は裏面にワインなどもあり、全部で50種類はありそうな充実ぶり。ビールも一般的な銘柄だけでなく、クラフトビールも用意されています。

サワーも各種あり、中でも「ホイスサワー」は昭和30年代に流行した焼酎の割りもので、「酎ハイ」の元祖と呼ばれる幻の一杯だそうです。

牛もつ煮込み

牛もつ煮込み|もつやき 登運とん

こういうお店に来たら、煮込みは是非とも注文したい一品です。味やボリュームも全く違うので、お店それぞれの個性を楽しむことができます。

もつ焼き(豚)のお店なのに、牛のモツ煮込みとは珍しいので注文しました。

牛もつ|もつやき 登運とん

牛モツは豚モツと違い脂身が少なく、肉の味がダイレクトに伝わり上品に感じられます。

モツ(内蔵)なので、何度も噛みしめる独特の食感で、お酒にも非常に合う一品です。

味噌をベースにしたスープも優しい味わいで、1人1杯食べられてしまいそうです。

豚串盛り合わせ

豚串盛り合わせ|もつやき 登運とん

串焼きは炭火で焼かれているため、香ばしさがあり、1本のボリュームもしっかりとあります。

「タレ」でお願いしたのですが、滑らかで重みが無いタレなので、何本でも食べてしまいそうです。

串焼きは1種類2本以上からの注文なので、いろいろな種類を楽しむため、盛り合わせをお願いしました。

カシラ
ハツ|もつやき 登運とん

頭のこめかみ部分をつかっているのが「カシラ」ですが、こちらのお店では「ハラミ」をカシラとして使っています。

焼肉の部位としても一般的で、肉々しいジューシーな味が1番伝わってきます。

レバ
レバ|もつやき 登運とん

串焼きで、1番肉の鮮度や焼き加減がわかりやすいのが「レバ」です。

豚のためしっかりと焼かれ、レバ独特の臭みなども無く、プリプリとした食感が美味しいです。

タン
タン|もつやき 登運とん

豚のタン(舌)は牛に比べると、噛みごたえがあり、「タン」と言っても、「タン先」、「タン元」、「タン中」などさまざまな部位があります。

かなり噛みごたえがあるので、タン先がつかわれているようで、お酒を楽しむには良く合いそうです。

シロ
シロ|もつやき 登運とん

見た目は「皮」のような「シロ」で、大腸の部位をつかっています。

コロコロとした食感から「シロコロ」と呼ばれることもあり、独特の食感を楽しむことができます。

ナンコツ
ナンコツ|もつやき 登運とん

コリコリとした独特の食感が楽しめる部位ですが、ナンコツの周囲にある脂身が美味しいです。

食感だけでなく、タレとの兼ね合いも良く、何本でも食べられそうです。

あとがき

ランチで周辺をブラブラと歩いていた時に、吸い寄せられるようにお店を見つけ、仕事終わりにお邪魔してみました。

創業は1953年。戦後間もない時から変わりゆく有楽町をずっと見守り続けるお店です。ガードしたという映画やドラマくらいでしか見ることができないような空間で、上野アメ横や浅草のホッピー横丁とも違う雰囲気があります。

ガードしたという空間で電車の走行音を聞きながら、哀愁に吹けるのも楽しい時間です。

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