移転
本店は、2008年に道路拡張工事に伴い本店から支店に移動になったそうです。
現在の店舗は以前は支店だった場所で本店があった場所から100mほど歩いた場所にあります。
外観
福岡市中央卸売市場の目の前の那の津通り沿いにあります。
周辺には元祖ラーメン長浜屋など「長浜」、「元祖」を語るお店がありますが、全く別店舗になります。
駐車場
店舗に駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが点在しています。
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券売機・メニュー
券売機にて食券を購入してから入店となりますので、入口付近に券売機があります。
メニューは実にシンプルでラーメンと替玉、替肉のみです。
価格は値上げしたそうですが、これでも安い設定です。
呪文
訪問時は知らなかったのですが、元祖長浜屋さんではラーメンの注文時に呪文と呼ばれるものがありますwww
ラーメン注文時に以下のカスタマイズができるそうです。
【麺の固さ】 ナマ・カタ・フツウ・ヤワ
【油の量】 ベタ・フツウ・ナシ
【ネギ】 ネギオオメ・ネギモリ
以上の言葉を「メンカタアブラフツウネギオオメ」のように唱えるそうです。来店時は是非ともお試しをwww
店内
席は丸テーブルが4〜6個ほどあり、全32席となっています。
相席というよりも雑多な食堂という感じが一番しっくりきそうです。
ラーメン
呪文を唱えていないのでノーマルラーメンです。
トッピングはシンプルにチャーシュー、ネギのみとなっています。
ネギは青ネギのみとなっていて、香りとシャキシャキ食感が良い感じです。
福岡の豚骨ラーメンはノーマルでネギ多めなのが嬉しいです。
チャーシューは通常のラーメンのような感じではなく、関西圏の肉そばに近い感じです。
甘辛く煮付けられていて、シンプルなスープに味が染みていきます。
麺は豚骨ラーメンらしい極細ストレート麺です。
固めで注文したのですが、かなりシコシコとした歯ごたえがあります。
忙しく食べる人たちのためにすぐに茹で上がると極細麺を提供し始めたのも元祖長浜屋さんが最初だそうです。
スープはかなり透き通った感じで黄金色に近い感じです。
最初は「薄っ!!!」と感じた出汁スープのような感じですが、食べていくとその理由に納得です。
推測する理由としては、紅生姜やチャーシュー、白胡麻で自分流にカスタマイズして完成させるために、あえて未完成部分を残しているような状態です。
替肉はこんな感じで小皿に入ってきます。
ラーメンに追加すると甘辛のタレで濃いラーメンスープのような感じです。
あとがき
本場の豚骨ラーメンが食べたいと思い、北九州を中心に回っている時に、絶対避けては通れないお店の1つとして元祖長浜屋さんは絶対だと思いました。
元祖長浜屋さんは豚骨ラーメンの定番「替玉」や「極細麺」の発祥のお店で、その起源は忙しく手短に食べたい市場関係者のために、さっと茹で上がり、一杯では足りないとのリクエストがきっかけだそうです。
はじめて本番の豚骨を食べたのですが、感覚としては東京の立ち食いそばのような感じなのかなぁと。スープに幅を持たせアレンジで完成させる感じには奥行きがあるものだと関心してしまいました。