外観
高崎市街を走る環状線と県道354号線(通称:東毛広域幹線道路)が交わる交差点にあります。
最寄り駅はJR高崎駅で、ほぼ直線なのでわかりやすいですが、距離が2kmと少し離れています。
入口は建物の端っこにあり、混雑時には設置されたコーンに沿って並びます。
訪問時は平日の開店前にも関わらず、20人ほどの行列ができていました。
駐車場
店舗横に専用の駐車場があり、6台ほど駐車することができますが、開店直後には満車になっていました。
道路を渡った反対側に第2駐車場があります。
停められる台数は不明ですが、店舗横よりは広そうでした。
店内
カウンターとテーブル席のみとなっていて、パスタ屋さんというよりも、ラーメン屋さんに近い雰囲気です。
席はカウンター20席、テーブル12席の全32席ほどとなっています。
メニュー
パスタの種類は全24種類とかなり多めです。
特徴的として全24種類のうち、ほとんどのパスタにトマトソースを使っているので、苦手な人には厳しいかも知れません。
パスタは注文時に、乾麺と生麺を選ぶことができ、普通、大盛、特盛から量を選ぶことができます。
サイドメニューなどはそれほど多くなく、ランチタイムにはサラダ、パンなどが付いたセットもありました。
モッツアレラとバジルのトマトソース
真っ赤なトマトソースに、濃いめのバジルソースと真っ白なモッツアレラチーズがのっているパスタです。
トマトソースは、見た目は濃い色合いですが、トマトの主張はあえてそれほど強くせず、酸味が取れていて食べやすいトマト味になっています。
かなりしっかりと効いたバジルソースの香りが非常に個性的で、バジル好きにはたまらないでしょう。
白玉のようなモッツアレラチーズは、温かいトマトソースで伸びるほどにモチモチになっています。
バジル、モッツアレラ、トマトソースの3つの味が混ざると、互いの絶妙な風味とともに、美味しさがさらに増されます。
渡り蟹のトマトクリームソース
渡り蟹がドッサリのせられたクリーム系のパスタです。
はらっぱさんのパスタは見た目のボリューム感に最初は圧倒されるサイズ感です。
渡り蟹はもちろん味付けとして使っているのですが、脚の付け根部分があり、カニスプーンも付いてくるので、蟹身を食べることができます。
身はそれほど多くありませんが、けっこう贅沢感を味わえるボリュームです。
ベースのクリームソースは甘みがあり、ほど良く粒が残ったトマトの酸味と合わせると、味変のような感じにもなります。
パスタは生麺の普通盛りを選びましたが、麺は150gですが、スープを吸ってボリュームが増されている感があります。
モチモチと書かれているだけあり、卵を多く使っているのが、ハリがありつつ弾力感もあるパスタが非常に美味しいです。
スープとの絡みも非常に良く、最後まで飽きずに食べられました。
スープパスタのような感じなので、食べ終わるとスープがけっこう多めに残ってしまいます。
「追いパン」とばかりに、パンを追加注文して思いっきりパスタスープを最後までスープを美味しく頂きました。
あとがき
「パスタの街高崎」として、毎年 キングオブパスタが開催されるなど、街全体としても非常にパスタ屋さんが多いです。
はらっぱさんはトマトソースに特化したパスタ屋さんとして、女子に非常に人気があるお店でもありますが、お店のコンセプトは「ラーメン屋のような気軽なパスタ食堂」とのこと。食べていて「ラーメンっぽいなぁ」と感じてしまったので、お店のコンセプトのドップリ使った形になりました。
イタリアンというと、敷居が高い印象があるかも知れませんが、ラーメンっぽい感じは、それはそれで面白いコンセプトでしたし、生麺のこだわり感もあり、追いパンでパスタソースを堪能できた感じも良かったです。
店舗情報
- 店名
- スパゲッティー専科 はらっぱ 本店
- 住所
- 群馬県高崎市上中居町1679-1
- 営業時間
- 11:00~22:00(L.O.21:30)
- 定休日
- 元旦のみ
- ジャンル
- イタリアン