関所食堂の情報
- 店名
- 関所食堂
- 住所
- 群馬県安中市松井田町横川553-3
- 営業時間
- 月・水・木・金 11:00 - 15:00 土・日・祝日 11:00 - 15:00 17:00 - 19:00
- 定休日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)
- 価格帯
- 0円〜999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
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掲載サイト(SNS等)
関所食堂

安中市街から国道18号(通称:中山道)で軽井沢方面に向かい、釜飯で有名な「おぎのや」や「碓氷峠鉄道文化むら」を抜け、碓氷峠に入ってすぐのところにあります。
周辺は複雑な一方通行になっているので、安中市街から訪れる場合、一度通り過ぎてから側道を経て戻って来る感じになります。
最寄り駅はJR信越本線の横川駅から徒歩10分、約700mになります。

店内満席時は入口にある受付票に、名前や人数を書いて待ちます。
比較的に回転は早いので、2〜3グループが待っていても、それほど時間が掛からない印象です。
駐車場

店舗から50mほど離れた線路脇に店舗専用の駐車場があります。
店名が書かれているのでわかりやすく、全部で8台ほど置くことができます。
店内

昭和風情たっぷりの食堂で、ノスタルジーな雰囲気が溢れて、店内は一部をリニューアルしたようですが、壁などには年季が滲み出ています。
席数は小上がり8席、テーブル8席、カウンター2席の全18席です。

小窓から厨房の中を見ることができますが、忙しく鍋を振る人やラーメンを作る人など、5〜6人が働いています。
店員さんはどの方も優しく、丁寧に対応してくれるので、食堂ならではのホッコリとした気持ちにさせてくれます。
メニュー

メインとなるのはラーメンで、メンマや五目などのトッピング違いで10種類ほどがあります。
ご飯物は、チャーハン、中華丼、肉丼の3種類、他にかた焼きそばや冷やし中華などもありました。
昭和の雰囲気だけでなく、驚くべき価格に設定されています。
チャーハン

チャーハンにはスープではなく、お新香が付いてきます。
平皿に入っているように見えますが、底が深いつくりのお皿なので、見た目以上にボリューム感があります。

具材はチャーシューやカマボコ、葱など多くの種類が入り、さまざまな味が混じり合っています。
食感はパラパラとシットリの中間で、どちらが好きな人でも納得のチャーハンに仕上がっています。
味付けはラードの甘みが強く感じられますが、火入りの良さも感じられます。
ラーメン

ナルトがのったラーメンは、「昔ながらの」という言葉が似合うノスタルジックなラーメンです。
器いっぱいに注がれたラーメンスープに食欲をそそられてしまいます。

メンマは乱切りのような感じに、大きなものや小さなものなど、さまざまな形状をしています。
しっかりとした歯ごたえがあり、コリコリとした食感がアクセントになっています。

チャーシューには適度な厚みがある肩ロースがつかわれています。
シットリとした食感で、肉の美味しさをしっかりと感じられつつ、柔らかな舌触りも良いです。

麺は平打ちストレート細麺で、シンプルな醤油ラーメンにはなかなか見かけない類の麺です。
スルスルと滑らかとした喉越しがあり、食べやすさを非常に感じる麺です。

スープの表面には油が浮かんでいるものの、口にするとそれほど油っぽさは感じません。
鶏もしくは豚をベースとしているようで動物系のような香りがあり、醤油に強いインパクトがある訳でもありません。
全体を通して甘み感があり、添えられた葱の香りが風味として効いていました。
あとがき
碓氷峠は昔から交通の要所として「碓氷の関」があり、そこで1963(昭和38)年から営業しているのが関所食堂さんです。
「絶メシ」や「昭和食堂」など、明日にでも営業を止めてしまうようなお店も最近では多くなりましたが、こちらでは2代目らしき方が切り盛りし、店舗へのリニューアルを施し、ノスタルジーブームも相まってSNSを通じて人気のお店になっています。
昔ながらの味や雰囲気そのままに、価格までもが昭和価格とあって、店員さんの優しい対応もあり、近くに来たら足を運びたくなるお店でした。