外観
高崎市街から、群馬県道15号前橋伊香保線(通称:吉岡バイパス)で渋川方面に向かう途中の交差点を曲がってすぐの場所にあります。
外観は少し変わった造りで、遠くからでも良く目立ちます。
徒歩での場合の最寄り駅は、JR上越線の八木原駅ですが、約2.6kmとかなり遠目です。
駐車場
郊外型の店舗なので駐車場が完備されています。
店舗前に10台ほど、向かいに専用の駐車場もおよそ10台ほど、計20台ほどを停めることができます。
店内
入ってすぐに個室のようなスペースがあり、テーブル席とボックス席が奥まで続いています。
壁紙なども中国料理店の雰囲気があり、カジュアル・チャイニーズといった感じです。
席はテーブル席のみで、全58席と広めになっています。
ランチメニュー
ランチタイムにお邪魔したので、ランチメニューがあり、月ごとに定期的に更新しているようです。
麻婆豆腐や麺類など、さまざまな料理がセットになっていて、種類はけっこう多めな印象です。
ランチタイムでも、アラカルトで注文することもできます。
中国料理の専門店だけあり、料理の数は相当なものです。
白い麻婆豆腐ランチ
真っ先に目に入ってきた料理が「白い麻婆豆腐」だったので、中国料理らしいこともあるので、迷わず注文してみました。
セットには、ご飯、ザーサイ、サラダ、スープなどが付いてきます。
サラダはキャベツのもので、ドレッシングはオリジナルっぽい印象です。
ワンタンを揚げたようなものがのせてありますが、これだけでも中華料理っぽさが出ています。
スープは中国料理定番の玉子スープです。
味は非常に薄めに作られていますが、和食で言う出汁のような感じで、美味しさはしっかりと感じられます。
こちらのセットは点心の水餃子と春巻きから選ぶことができ、水餃子をお願いしました。
サイズは日本の餃子よりも若干大きめで、皮は自家製のようなモチモチとした食感です。
餡は特徴あり緑色でニラやキャベツなどの野菜で作られているようで、風味が良かったです。
メインの白い麻婆豆腐ですが、見た目は本当に白いので、味の想像が全くつきません。
具は豆腐とムキエビに、パクチーが添えられています。
味は花椒などの香辛料がしっかりと効いていて、しっかりとした辛味はあります。
豆腐やムキエビはプリッとした食感で、辛味をマイルドにしてくれます。
パクチーのアクセントも非常に良く、餡がしっかりと食材の美味しさを閉じ込められています。
食後のデザートは、ドリンクもしくは杏仁豆腐やアイスクリームなどから選ぶことができます。
アイスクリームは黒酢がかかっているものでしたが、黒酢自体が非常に美味しく、アイスクリームの味をグッと押し上げた感があります。
あとがき
以前から何度かお店の前を通りかかって気にはなっていましたが、タイミング的に行くことができなかったお店でした。
創業は1973年と50年ほどの歴史があり、元々は中華料理店を営んでいましたが、2013年に本格中国料理店としてリニューアルし、現在の料理長は四川、上海、広東などを修行されたそうです。
本格中国料理をカジュアルに食べれるとあって、地元の人にも愛された良いお店という印象でした。