ブログには常に1000軒前後のレビュー記事がアップされ、埼玉や東京などの関東地方を中心に年数回の旅行などで全国各地を年間200軒ほど食べ歩いています。
関東在住ですが旅行好きということもあって、地方の飲食店さんにも足を運ぶのが一番の楽しみです。
飲食店さんの魅力を少しでも多く発信・共有できればと思いますので、気が向いた時にでも訪問お待ちしております。
店名の「藪半」は、東京神田にある「かんだやぶそば」の半分だけでもという、意味が込められているそうです。
JR小樽駅から徒歩5分ほどの商店街を抜けた裏路地にあります。
外観も柳の木に日本家屋とかなり雰囲気があり、旧金澤友次郎(伍楽園)邸の内部を移築、歴史的建造物を再利用したものだそうです。
駅近の飲食店には珍しく駐車場が完備されています。
店舗前の専用駐車場には9台置くことができます。
店内は外観同様に日本家屋の内装でキレイになっています。
手前にテーブル席、靴を脱ぐ小上がりの座敷席というレイアウトになっています。
奥の座敷席は日本家屋と蔵が連なる独特の作りが面白かったです。
事前に予約の電話を入れておいたので奥の畳のテーブル席に通して頂きました。
少し肌寒い10月の夜だったのですがストーブを用意してくれる心遣いが嬉しかったです。
お品書きが、まるで冊子のようなしっかりとした作りです。
メニューはもちろんですが「食」にまつわるコラムなどもあり、料理を待つ間に熟読してしまいました。
お蕎麦は温かいもの、冷たいものそれぞれがあり種類も豊富です。
蕎麦だけでなく一品料理の種類も豊富でお酒のあてとしては最高です。
日本酒やウィスキー焼酎などお酒も豊富で一品料理と合わせるとかなり楽しめそうな雰囲気です。
ふとノンアルコールビールを日本一飲んでいるのでは、と思う時があるくらい飲んでいますwww
お通しは揚げ蕎麦です。
カリッと揚げられ良い感じの気持ちばかりの塩加減が美味しいです。
蒲鉾は小樽の蒲鉾屋さん、生わさびは箱根のものを使用するこだわりようです。
蒲鉾の甘さ香り高い醤油とワサビが引き立ててくれて美味しいです。
蕎麦の身から芽が出たところをお浸しにした非常に珍しい一品です。
酸味がある調味料と上品なカイワレのような味とシャキシャキ食感が面白いです。
玉子の表面と中の食感のバランス感が非常に秀逸で、返しがシッカリと効いていて非常に美味しいです。
見た目にも数の子が弾力感があり蕎麦つゆに漬けこまれた味は絶品です!
毎朝打たれる自家製蕎麦を揚げ蕎麦つゆのあんかけと海老・椎茸・筍・生麩をかけたものです。
初めて見た料理ですが蕎麦屋に元来あるような料理だそうで十分すぎる美味しさです。
かきあげとせいろがセットになったお蕎麦です。
予想以上にボリューム感があるかき揚げですが揚げたてサクサクです。
海老、ホタテ貝柱、玉葱やごぼうなど豪華な食材です。
籔半さんのお蕎麦は地物粉(道内産)と並粉麺の2種類を選ぶことができ、こちらは並粉麺をセレクトしました。
蕎麦は細めで食感は柔らかめですが良い感じの美味しさです。
こちらはかき揚げと違い、野菜の天ぷらが付いてきます。
天ぷらは玉葱、エリンギ、茄子に海老とスタンダードな食材です。
衣は若干厚めですがサクサクとした食感も良く火の通りも良い感じに美味しいです。
蕎麦は地物粉(道内産)をチョイスしました。
並粉麺に比べると香りも味も格段に美味しく歯ごたえも良かったです。
蕎麦つゆは醤油の味を活かしつつ、返しがしっかりと効いている印象です。
蕎麦の甘みを引き出す感じで、相性も良く美味しかったです。
おしながきからも御主人の蕎麦や料理、食材に対する熱意、こだわりを感じることができますし、それを実現する技術の高さを感じさせてくれました。
小樽で寿司を食べるのも、もちろん良いけれど、美味しい蕎麦や温かい心遣いで受けた思いは旅の良い思い出です。