外観
石岡市街と土浦市街のちょうど中間地点くらいの、自然豊かな場所にあります。
常磐自動車道の千代田石岡ICより車で約7分で、国道6号から筑波山方面に入って、5分ほどの場所になります。
農園は壁に覆われており、外から建物を見ることができませんが、のぼり旗などがあるので目印にしてください。
広大な敷地に入ると、栗林を見渡すことができます。
栗林の側には、ベンチがあるので、ほのぼのとした空間を満喫できます。
駐車場
店舗前に来店客用の駐車場がありました。
全部で5〜6台ほど置け、よほどで無い限りは駐車することができます。
店内
店内には商品が陳列されたケースがあり、各種さまざまな商品を見ることができます。
生栗、栗渋皮煮、栗ふくませ煮、マロンジャム、ジェラート、栗きんとんなど贈答にも重宝されそうなものばかりです。
飲食スペースとして、店内にも席が設置してあり、テーブル席のみで、全10席ほどとなっています。
マロンソフトクリーム
店舗限定の商品として、マロンソフトクリームがありました。
サイズはかなり細めなコーンで、それほどボリューム感はありません。
収穫した栗を自家製の栗ペーストに仕立てており、栗の味がしっかりと付いていますが、甘さはひかえめで、濃厚な味が伝わってきます。
はじめは、サイズが小さいなと思ったのですが、濃厚な味わいゆえ、これが丁度良い感じでもありました。
サービス
ソフトクリームを食べていると、「ジャムを試してみませんか?」と、店員さんがお声掛けして頂きました。
3種類のジャムとクラッカー、お茶を頂けました。
栗のジャムとはあまり聞いたことがないので、興味津々で食べることができました。
ジャムは、プレーン、ラム、オー・ド・ヴィー(ブランデー風味)の3種類です。
マロンジャム
マロンジャムを購入した際の紙袋です。(持ち帰りの商品なので、撮影は自宅のキッチンにておこないました。)
店名が入ったデザインに、淡い色合いで、このままお土産に渡すこともできます。
3種類のうち、プレーンとラム酒風味のものを購入させて頂きました。
瓶は大瓶(内容量370g)、中瓶(内容量250g)、小瓶(内容量180g)とありますが、一番小さな小瓶サイズです。
ジャムは栗が細かく砕かれたようなものと、渋皮煮を合わせたものだそうです。
栗の風味というよりも、ジャムとしての美味しさがかなりあり、非常に面白い一品です。
ジャマイカ・ラムを使ったラム風味がお気に入りで、バニラアイスやチーズ、紅茶のアクセントとしても美味しいです。
あとがき
食べ歩き以外の趣味で茨城に行くことが何度かあり、前の道を何度も通り過ぎるも、時刻は朝の6時や7時で、マロンアイスクリームののぼり旗が気になるのに、当然お店はやっていない。午後に通りかかることがあり、やっとの思いでお店にお邪魔することができました。
ヨーロッパの農家を思わせるような石積みの塀が取り囲み、中に車を進めると、そこは栗の木が広がるのどかな風景がありました。茨城の栗は、日本一の生産量、栽培面積、出荷量ともに全国1位を誇り、農園の創業は1919年と100年以上の歴史を持つ栗農家さんです。
アイスクリーム目当てで来たのですが、珍しく聞き慣れないマロンジャムの試食にも心を奪われてしまいました。