外観
横浜中華街の観光地として有名な「関帝廟」近くにお店はあります。
最寄り駅は、JR京浜東北根岸線の石川町駅もしくは、みなとみらい線の元町・中華街駅から、それぞれ徒歩7分ほどです。
外観は横浜中華街に中でも、オシャレで異国情緒を感じさせてくれます。
店内
店舗は2階建てになっていて、1階では約100種類の中国茶や茶器、中華菓子などがありました。
実際にカフェで提供される茶葉も置いてあるので、カフェで試して気に入れば、お土産で買うこともできます。
2階は茶館として、カフェスペースになっており、中華街の喧騒を感じさせない落ち着いた店内になっています。
席数は、テーブル席のみで全30席となっています。
カフェスペース利用方法
カフェスペースは大変人気があるので、事前に電話での予約をオススメします。
但し、電話予約できるのは、以下の2通りとなっています。
②土曜日、日曜日、祝日、セール開催日⇒11:00のみ
上記時間外やお店に訪れてから利用する際、満席の場合は予約システムを利用します。
発券された券には、番号が書かれていて、LINE通知による呼び出しも可能となっています。
メニュー
デザートは、月餅などの中華菓子や中国食材をつかった中華菓子などがあります。
食事は、担々麺やおこわなど数種類がありました。
提供される中国茶は、烏龍茶など馴染みがあるものから、お店オリジナルのブレンド茶など3〜40種類くらいはありそうです。
それぞれのお茶には解説があるので、ある程度お茶に入っているものなどがわかります。
中華菓子
茶壺中月餅
お店オリジナルのハスの餡でできた月餅です。
餡はこし餡で、甘みも強すぎず、お茶菓子としても非常に良かったです。
馬拉糕(マーライコー)
馬拉糕(マーライコー)は、蒸しケーキのような中華菓子です。
生地はメイプルシロップが染み込んだような、香りとシットリとした食感が美味しいです。
中国茶
中国茶を注文した場合、最初の一杯目は店員さんが淹れてくれます。
お茶を淹れつつ、注意点や抽出時間なども教えてくれるので、2杯目以降は、テーブルに用意されているポットのお湯をつかいます。
提供される茶葉で、おおよそ4〜5杯を楽しむことができます。
老茶 鉄観音茶
茶葉や茶器など、セットになった形で提供されます。
お茶を注文すると、干菓子がお茶の合わせとして付いてきのが、山査子(さんざし)とみかんのドライフルーツです。
山査子は、果実を砂糖と練って棒状にしたもので、甘酸っぱくフルーティーで美味しかったです。
左は普通にお茶を飲む器で、細い方は。香りを楽しむ器になっています。
茶葉は2年熟成されたものを炭焙煎したそうです。
比較的馴染みのある味ですが、本場の茶葉はやはり深みとコクが違う感じです。
悟空 八宝茶
中国茶を楽しまれる方の多くが注文する、お店オリジナルブレンドのお茶です。
八宝とは、プーアル茶、氷砂糖、菊花、なつめ、クコの実、龍眼、白きくらげ、サンザシが入っています。
ガラスのティーポットにお湯を注ぐと、花が咲いたように、見た目的にも非常にキレイです。
氷砂糖が入っているので、ほんのりした甘さを感じつつ、中国茶の美味しさが実感できます。
あとがき
賑やかな横浜中華街でも、少し路地にそれたり店内に入ると、喧騒を忘れるような場所もありますが、中でも悟空茶荘は非常に落ち着いた空間でした。
馴染みが少ない中国茶ですが、そのまま飲むだけでも、十分に一般的なお茶との違いを感じられますし、中華菓子といっしょにペアリングすることで、さらに美味しさを実感することができました。
お茶だけでなく、菓子なども美味しく、お店で注文してものを1階で購入することができますし、店員さんからお茶の淹れ方を教わり、自分で淹れるイベント感も楽しかったです。