小田原魚市場
国道135号線を小田原市街から真鶴方面に向かい、早川駅から少し入った小田原漁港内にあります。
徒歩などで来る場合には、JR東海線の早川駅から徒歩で10分弱程度だそうです。
漁港の区画に入って、一番奥にある大きな建物内にお店はあります。
午前中などの早い時間は、市場として大きなトラックやたくさんの車、フォークリフトが頻繁に往来しますので注意しましょう。
建物の2階に食堂があるので、構内の階段で2階に上がります。
食堂は一般の方でも利用は可能ですが、くれぐれもお仕事をしている人たちの邪魔はしないようにして下さい。
ところどころに、このような看板が置いてありますので、よほどでない限り迷うことはないと思います。
外観
階段を上がり、場内を見渡せる30mほどの通路際にお店はあります。
開店前にお邪魔したのですが、すでに15人ほどが入店を待っていましたし、以前、週末に来たときには、かなりの数の人が待っていたので断念したほどの人気店です。
周囲には飲食できるお店が10軒近くはありますので、混雑時のために、予め考え第2希望を考慮しておくといいでしょう。
駐車場
小田原観光のついでに車で来られる方もいると思いますが、駐車場が一番海寄りの西湘バイパスの下辺りにあります。
見た感じ50〜60台は停められそうですが、週末などは満車になりますのでご注意を。
メニュー
メニューは特に無く、通路の窓に貼り付けてあるのと、券売機で直接確認するようになります。
本日のオススメメニューなど魚の入荷による限定食などもあるようです。
店内
店内はかなり広く、市場の食堂感があります。
席は4人掛けのテーブルが並べられているだけで、特に席の案内などはありません。
席数は76席とかなり広めです。
注文方法・食券・受け取り
店内に入った直後からの、注文方法などが少し複雑なので記載しておきます。
1)お店に入り、すぐのところに券売機があります。
メニューは特になく混雑時などは急かされることもあるので、注文は食べログなどを見て予め決めておくことをおすすめします。
2)食券を購入して、カウンターに食券を出すと、札と交換され、料理が出来上がると番号で呼ばれます。
定食などの御飯の大盛りは無料サービスなので、この時に申告しましょう。
食券を渡すと番号の書かれたプラスチック札をもらえます。
3)料理ができると、大きな声で呼ばれますので、2)で食券を渡したカウンターに料理を取りに行きます。
近くで見ていると、刺し身などは早く、フライは少し時間がかかっているようです。
ドリンク類
店内は基本的にセルフサービスで、お茶やお水などはカウンター横に給茶機があります。
アルコール類などはメニューにあったのかは不明ですが、店内に自動販売機がありましたwww
地魚フライ定食
ボリューム感があり、市場での食事感があります。
定食なので、フライの他にご飯、小鉢、お味噌汁、お新香が付いてきます。
お味噌汁は特に海産物が入ってなく、ワカメとネギとシンプルでした。
味は濃くもなく、薄くもなくちょうどいい感じでした。
大根とシラスです。シラスは相模湾の代表的な魚ですが、一般的なものより大きめでした。
大根も辛味よりも甘みが強く、醤油を垂らすといい感じに美味しかったです。
ご飯はけっこう多めで、大盛りを注文せずに良かったと思うくらいです。
炊き方もふっくらとしていて、美味しかったです。
フライはかなり大盛り感のある5種類でした。
食材は日によって変わるようで、この日はメダイ、カマス、アジ、イカ、イワシでした。
フライはアツアツの揚げたてで、一撃で口の中がベロンチョです。
衣もそれほど厚めではなく、カリッとした食感で美味しかったです。
やっぱり魚系フライの王様アジが一番美味しかったですが、他の魚も身は小ぶりではありましたが、美味しかったです。
あとがき
食べログでの評価も高く、湯河原や小田原は趣味で頻繁に来るため、どこか美味しい所はないかと探して見つけました。
来店は2度目ですが、1度目は待ち客の多さに退散。今回が初の来店となりました。平日10時の開店とともに入店しましたが、ひっきりなしに訪れるお客さんの多さから、昼時を含め週末も来店には相当な覚悟が必要かと思われます。
それに対して味は、フライの定食としては悪くないのですが、すごい美味しいと言われると「まぁ普通かなぁ」という印象です。コスパ的にも魚のフライで1000円超えとなると、もっと安いお店もあるので、やはり観光地価格と言えるでしょう。
刺し身系を食べていないので、鮮度などは分かりませんが、場所的に穴場感があるくらいがで、人が少ないくらいがちょうどいい雰囲気だと思うので、機会があれば来たいと思います。