外観
京都市街の南北に通る西大路通りから1本入った住宅街のマンションの1階部分にあります。
最寄り駅は阪急電鉄の西院駅より、徒歩5分ほどです。
外観は小ぢんまりとした喫茶店のような感じです。
駐車場
店舗専用の駐車場はありませんが、住宅街なので周囲にコインパーキングが点在しています。
今回の利用は400円と、京都市内にも関わらず、観光地や市街中心部ではないので、比較的安く停めることができます。
駐車場なら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる、タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。
入店方法
店内で食事をするためには、毎朝9:30より配布される整理券をもらう必要がある再来店方式をとられていました。
1度来店して、人数と希望の時間(11:00〜14:30までの30分刻みの空き時間)を伝えると、整理券がもらえます。
店内
ラーメン屋さん風のカウンターがメインになっていて、カウンター後部に待ち客が並んでいます。
予約した時間の10分前から入店することができますが、待ちのお客さんがいるので、順番に案内してくれます。
席はカウンター9席に2人掛けのテーブル席が3組で、全15席と決して広くはありません。
芸能人のサイン色紙がたくさん貼っていました。
関西のTV関係の人が多いので、関東の人間としては、知らない芸人さんの名前もたくさんあります。
佰食屋さんは1店舗だけだと思っていたのですが、ほかに4店舗に増やされたようです。
メニュー
選ぶことができるメニューはそれほど多くなく、ステーキ丼、おろしポン酢ステーキ定食、ハンバーグ定食(20食限定)の3種類のみです。
ご飯の大盛りや、肉の追加などオプションがあるので、好みにすることもできそうです。
ステーキ丼の食べ方・卓上調味料
ステーキ丼の食べ方が書かれていました。
あくまでお好みですが、オススメの食べ方も書いてありました。
卓上にはフライドガーリック、塩、ステーキ丼のタレがありますので、お好みで追加することができます。
ワタシ個人的には甘みが非常に強く、臭みが少ないフライドガーリックが美味しかったのでオススメです。
ステーキ丼
想像していた以上にボリューム感があります。
サラダと味噌汁は追加注文で、丼に付けることができます。
追加注文のサラダです。
野菜はキャベツの千切りがメインで、ドレッシングはオリジナルと思われるフレンチドレッシングです。
ドレッシングとシャキシャキのキャベツも美味しく、じゃことピーナッツがあることで、1段階料理として上げている感じです。
追加注文のお味噌汁です。
味噌は無添加赤味噌で京料理風の薄味ですが、しっかりと出汁もとられていて美味しいです。
ステーキ丼でつかわれているお肉は、高級ブランド黒毛和牛を父にもつ上質な国産牛だそうです。
赤身でサシはほとんど入っていませんが、食感も味も申し分無く美味しいです。
ご飯も炊き具合、食感も甘みも非常に美味しいですし、ステーキソースとのバランスも良い感じです。
ご飯の頂上には三つ葉が添えてありますが、またそれがいい感じでアクセントになっていました。
あとがき
フジテレビ系の番組「セブンルール」に、佰食屋オーナーの中村朱美さんが、出演したのを見て機会があれば行ってみたいと思っていました。
メディア露出も多いお店なので、味はそれほど期待していませんでしたが、料理は想像以上に美味しかったです。調理がすごいとかそういうことではなく、1日100食限定で、お客さんは時間を区切っているからできることなのかと思いました。
不確定な客足ではなく、固定的なルーティンとして料理を提供することによって、レシピの安定化、スタッフの早期による技術安定などがもたらす恩恵に他なりません。
利益追求だけでなく、働く人、来るお客さんまでコントールできている佰食屋さんの提供システムを構築した中村朱美さんは飲食の経営者として素晴らしいですね。
素材や料理、レシピにもこだわりを感じさせてくれますので、今後が楽しみです。