ジンガラ佐久本店の情報
- 店名
- ジンガラ佐久本店
- 住所
- 長野県佐久市上平尾691-4
- 営業時間
- 月・火・水・金 11:30 - 14:30 17:30 - 22:00 L.O. 料理21:00 ドリンク21:30 土・日 11:30 - 14:30 17:00 - 22:00 L.O. 料理21:00 ドリンク21:30
- 定休日
- 木曜日
- 価格帯
- 2000円〜2999円
- ジャンル
- イタリアン
店舗所在地
公式サイト
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- ピッツェリア ジンガラ - 佐久 イタリアンレストラン - 軽井沢ナビ
掲載サイト(SNS等)
ピッツェリア ジンガラ

佐久市街から北側の上信越自動車道方面に向かい、佐久ICと佐久平PAのちょうど真ん中あたりにあります。
徒歩の場合、JR小海線の岩村田駅ですが、約2.3km、30分ほど掛かります。
車で訪問する場合、カーブの途中の奥まったところに店舗があり、モナリザがピッツァを食べている真っ赤なタペストリーが目印です。
駐車場

店舗敷地内に駐車場があり、全部で20台ほど置くことができます。
週末のランチタイムのピークを外した時間帯にお邪魔しましたが、満車に近い状態で人気のほどを伺わせます。
店内

店舗は2階建てで天井が高く白を基調にした空間には開放感があり、さながら海外のリゾートレストランを思わせます。
オープンキッチンの1階中央にはナポリの薪窯があり、オーナーシェフ自らピッツァを焼く姿を間近で見ることができます。
人気店のため、満席時は店内に設置された受付票に記帳して順番を待ちます。

1階が満席だったため2階へ案内されましたが、観光地にある高台に立つ見晴らしの良い眺望で、窓からは浅間山を一望することができます。
席数は1階、2階のカウンター、テーブル席を合わせると50席以上はありそうです。
2階へ上がる階段の途中には、有名人の方々のサインが壁に直接書かれていました。
ランチメニュー

ピッツァは全部で50種類くらいはありそうで、選ぶだけでも楽しめてしまいます。
トマトベース、包み焼きのカルツォーネ、東京チーズスタンドベース、モッツァレラチーズベースなどがあります。

ハムやキノコ、魚介などピッツァでつかわれている具材もさまざま。
これだけピッツァが馴染み深いものになっても、こういった本格的なイタリア料理店での種類の多さに圧倒されます。

ピッツァだけでなく手軽なサイドメニューや本格イタリア料理なども提供されています。
ディナータイムには肉や魚料理も提供されているので、機会があれば是非とも訪れてみたいものです。
ランチセット

週末でもランチメニューがあり、パスタもしくはピッツァ1品につき、サラダとドリンクがセットになります。
佐久平は日照時間が全国でもトップクラスで、程良い高地のため新鮮な野菜で作られています。
レタスとトマトにオリジナルのイタリアンドレッシングがかけられていますが、レタスはシャキシャキでトマトは甘み抜群です。
とうもろこしの冷製スープ

夏の終わりかけにお邪魔したのですが、暑い時期が長かったためか、とうもろこしのスープが提供されていました。
お皿もしっかりと冷やされ、細かいところまでの気遣いを感じます。

とうもろこしは時間を掛け撹拌され、舌触りも非常に良く心地良いトロみとともに非常になめらかな口当たりです。
とうもろこし本来の甘さがギュッと詰まり濃厚な味わいですが、飽きること無く最初の美味しさを最後まで保ち続けてくれます。
アランチーニ

アランチーニとは、イタリア南部のシチリアやナポリなどで食べられる料理で、ピザなどの前菜としても人気です。
リゾットをフリットしたもので、わかりやすく日本風に言うなら「オシャレな揚げおにぎり」です。

フリットしてあり重く感じさせないため、衣は最小限で薄く油っぽさも無く、カリッと食感を楽しむことができます。
中心部には溶けたパルミジャーノチーズやソースが入り、シンプルに味付けられたリゾットを彩ります。
ビスマルクビアンカ

数あるピッツァの中から、モッツァレラチーズをベースにつかったものを食べたかったので、ビスマルクビアンカをチョイスしました。
ピッツァにはピッコロ(直径約27cm)とグランデ(直径約33cm)の2種類を選ぶことができます。

ピッツァの「コルニチョーネ」。日本では耳と言われる部分は、水分多めな生地がふっくらと膨らみ、シットリとしつつ火による絶妙なカリッと感を同時に楽しめます。
中央部分の具材がのせられた部分は薄い生地で、全体のメリハリ感とピッツァの美味しさを十分に感じられます。

中央部に半熟卵がのせられているのがビスマルクピッツァの特徴です。
溶け出た黄身の甘さがピッツァ全体に広がり、ソースとともに味に豊かさを加えてくれます。
名前の由来は、イタリアと同盟関係にあったドイツの宰相「オットー・フォン・ビスマルク」にあり、グルメで知られステーキに半熟卵をのせたものを好んでいたことだそうです。

つかわれている具材はハムやマッシュルームなどのキノコ類です。
それぞれの具材の表面に火は入りつつ、決して固さを帯びず火が入ることで素材の旨味を引き出しています。

全体の味はコルニチョーネの周囲に塗られたキノコのペーストが効いています。
アンチョビソースのようなもので、濃厚なキノコの風味の豊かさがギュッと閉じ込められ、モッツァレラチーズの塩気とともに味の幅を広げています。
ティラミス

料理が美味しかったのでドルチェとしてティラミスを追加しました。
サイズが大きく食べごたえはあったのですが、クリームの甘みが強く、ティラミスの纏った「大人感」が感じられ無かったのが残念です。
コーヒー

入店する際に「ZINGARA COFFEE ROASTERS」の文字と焙煎機が併設されていたので、セットのドリンクにはコーヒーをお願いしました。
焙煎は酸味が強かったので中煎り(ミディアムロースト)くらいでしょうか。スッキリとし飲み心地も良かったです。
あとがき
以前、こちらのお店へ訪問しようとしたところ、市内にある系列店の「ソロ ピッツァ ジンガラ」さんへ訪問してしまったことがあり、一度は訪れてみたいと思っていました。週末の昼過ぎで人気店。ダメ元で訪れると待ち時間も無く運良く入店することができました。
高い天井に開放感ある大きな窓の店内。高台に建つ店内の窓からは浅間山を一望でき、BGMはイタリアのクラシック音楽。カウンターの窓から見える木が、レモンの木に見えてくるほど食事に没頭できる雰囲気です。
料理はどれも素晴らしい。雰囲気に飲まれたのではなく、丁寧なこだわりの塊を感じさせ、準備にも時間を掛けているのが分かります。
これだけの料理と雰囲気を感じられるレストランは、国内でもなかなか味わえないのでは無いかと思えました。