うなぎ小林
長野県道183号(上社)線を、諏訪市内から山梨方面に向かい住宅街に入ったところにあります。
最寄り駅はJR中央線の茅野駅ですが、約4km、徒歩約55分とかなり遠く、市内循環バスで近くまで来れるようです。
町の鰻屋さんという感じで、入りやすい雰囲気の外観です。
駐車場
お客さんの多くは車で来店されるので専用の駐車場があり、店舗前に10台ほど停めることができます。
店舗前が満車の場合は、少し離れた所に第2駐車場があり、こちらも10台ほど置けそうです。
予約と入店方法
開店前はは、入り口にある受付票に人数と注文を書き、順番が来たら店員さんに呼ばれますので周辺で待ちます。
かなり人気店なので来店する際は、必ず予約を入れておくのが良いでしょう。
店内
小料理屋さんのような印象で、清潔感がありかなりキレイな印象を受ける店内です。
席は向かい合わせのカウンターや、座敷、テーブル席などで、全40席です。
メニュー
鰻は丼から白焼きとうな重が入った金銀重まで5種類があり、入っている枚数により価格が異なります。
土用の丑の日の前日にお邪魔したため、通常のメニューとは違い一品料理がなかったのが残念でした。
肝吸い
鰻のお重には肝吸いは付かないので注文時に頼みます。
お吸い物はスッキリとした味わいながら、深みがあって美味しいです。
肝はそれほど大きくはありませんが、プリッとした食感で新鮮さが分かり、微妙に付けられた焼き目で香ばしくて美味しいです。
金銀重
金銀重は白焼きと鰻重が二段のお重になっており、白焼きにもご飯が付いていました。
二段重ということもあって、かなりボリューム感があります。
白焼きは微かな塩気で、生わさびと醤油で食べると鰻本来の風味が感じられます。
関東風で蒸された肉身はふんわり感があり、柔らかめの食感です。
上重
蓋を開けると、1匹分で2切の鰻重がいい香りとともに現れました。
ご飯は丁寧に炊かれ、少し芯が残るくらいですがお米の味が美味しいです。
タレは甘みが強いのですが、ベトつくような甘さではなくサッパリとし非常に食べやすいです。
鰻は厚みはそれほどありませんが、脂感はそれほどなくサッパリと食べられる印象でした。
あとがき
もちろん「鰻屋さん」としては十分な味だとは思います。肉厚ではないですけれど鰻は美味しいですし、炭は紀州の備長炭を使われています。
全般的に料理も丁寧ですし「土用の丑の日でなければ」と思う部分はたくさんありますが、かなり高価な値段からは想像できない接客や応対は「街の鰻屋さん」という印象です。
店舗情報
- 店名
- 諏訪 鰻小林
- 住所
- 長野県諏訪市四賀赤沼1958-2
- 営業時間
- 11:00~14:00入店(L.O.14:30) 17:00~20:00入店(L.O.20:30)
- 定休日
- 月曜・第1・3火曜(祝日の場合は翌日)
- 種別
- うなぎ