外観
西武池袋線の飯能駅から徒歩約15分ほどの、夏場は川遊びで有名な飯能河原の近くにあります。
道からレストランの建物は見れず、20mほど歩いた場所に建物は建っています。
駐車場
敷地内に専用の駐車場があります。
食べログ記載では約60台と、かなり広めな駐車場です。
CARVAANワインカーブ
お店に着くと最初に目に入るのがCARVAANワインカーブという醸造所です。
ワインとクラフトビールをこちらで製造しているようです。
大きな窓ガラスからは蒸留するための銅のタンクなどを見ることができます。
当日は稼働していませんでしたが、貴重なものを見れた気にはなれました。
店内
建物は半2階を入れると3階建てで、吹き抜けなので、気持ちの良い空間です。
地中海・アラビア文化をコンセプトにしているので、調度品は現地から取り寄せるこだわりようです。
席は全部で95席とかなり広めで、中二階はカウンター席になっています。
テラス席もあり、天気が良い日には近くの飯能河原などの自然を満喫することもできそうです。
メニュー
ランチタイムにお邪魔したので、ランチメニューでした。
コース料理やアラビア料理など、あまり馴染みがないので迷ってしまいます。
他にもトルコ料理など、セット料理が全部で10種類ほどあります。
アラビアン・ベジ・プレート
地中海料理やアラビア料理をセットにした料理だそうです。
前菜はひよこ豆と野菜のスープです。
とろみがあるポタージュのような感じで、野菜や豆の甘さがありました。
5種類の小鉢とメインがのせられたメインのプレート料理です。
見た目が華やかでキレイです。
メインのコロッケのようなものはファラフェルです。
エジプトから東地中海沿岸、アラビア半島南部、イランまで広い地域で愛されている食べ物だそうです。
小鉢のような皿料理はメゼと呼ばれるもので、主にひよこ豆を潰したペースト状のフムスなどです。
サラダなどベジタリアン向けで、ヴィーガンのような健康的な感じがします。
ピタパンのようなものが付いてくるので、フムスや野菜などを挟んで食べます。
初めて食べるような香辛料のスパイシーさがパンの甘さとマッチします。
食後のデザートは花蜜糖のアイスクリームです。
花蜜糖は東南アジアで椰子の見つから作られる貴重な砂糖だそうです。
風味と香りが良く、キャラメルにも似たような素朴な味が美味しいです。
ドリンクはコーヒーか紅茶を選ぶことができます。
酸味が強いものの、しっかりとドリップされていて美味しいです。
コーヒーにはアイスでつかった花蜜糖が付いてきます。
物は試しとばかりに、半分ほどは花蜜糖を入れて飲んでみると、これが非常に美味しいです。
上品で、甘さもそれほど強くないフレーバーコーヒーのような味が好みでした。
あとがき
飯能河原近くの自然の中に立つお店は、窓から見える非日常的で、調度品などもな雰囲気を盛り上げてくれます。
料理は地中海・アラビアン料理と馴染みがないものばかりで、これが正解と言われると感覚的に「日本的な味」なのではと感じてしまいました。
デートや友人とクラフトビールなどを飲みながら、料理でいろいろな話に花が咲く。そんな雰囲気のお店なのだと思います。
運営元は Far East incさんという雑貨屋さんなどを運営する貿易会社なのも面白いです。