外観
![外観|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2023/03/0712_web_1.jpeg)
東松山市街から小川方面に向かう国道254号線(東松山バイパス)沿いで、関越自動車道の東松山ICのすぐ近くになります。
最寄り駅は、東武東上線の東松山駅から約1.2km、徒歩約20分です。
駐車場
![駐車場|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_2.jpeg)
店舗敷地内に約5〜6台置ける専用駐車場があります。
車で来店される場合、中央分離帯があるので反対車線から入ることができず注意が必要です。
店内
![店内|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_4.jpeg)
店内は落ち着き感のある装いで、いたるところに茶器などが飾られています。
席はメインのカウンター5席ほど、個室のようなテーブル席が2室、全15席前後。2階は貸し切り専用の部屋があるそうです。
メニュー
![メニュー|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2023/03/0712_web_3.jpeg)
料理は決まったものがあるわけではなく、旬の食材などをつかった料理が提供されるので来る度にワクワクします。
ランチで提供されるのは、前菜、一品料理、メイン、デザートなどが各数種類あり、全部で20品ほどです。
ランチ、ディナーともに予約は必要になりますが、2名からのコース料理も提供されています。
海老のスティック春巻き
![海老のスティック春巻き|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_5.jpeg)
2本の春巻きが半分ずつに切られ全部で4本になっていて、食べやすいサイズになっています。
揚げられた春巻きの表面は、非常にキレイな焼き色が付けられていました。
![海老のスティック春巻き|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_6.jpeg)
餡を包む皮は非常に薄く、油を吸った感じもなく、絶妙な揚げ加減でパリッとした食感が素晴らしいです。
春巻という言葉に、ついつい春雨、人参、筍などを連想しますが、中身は海老のすり身です。
大量の海老をつかっているような濃厚な餡で、プリッとした食感は、まるで生の海老を食べているような不思議さがありました。
白菜と豚挽肉の水餃子
![白菜と豚挽肉の水餃子|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2023/03/0712_web_7.jpeg)
水餃子は1皿6個で、餃子1つがけっこう大きめなので、全体として結構なボリューム感があります。
調味料として、辣油、醤油、黒酢が提供されます。
![自家製辣油|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_9.jpeg)
自家製辣油は、花椒やミカンの皮の香辛料「陳皮」などが入り、鼻に抜けるような芳醇な香りです。
最初はそれほど辛く感じませんが、喉を通り過ぎたくらいから強めの辛さが来ます。
![白菜と豚ひき肉の水餃子|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_8.jpeg)
厚めの皮は自家製でモチモチとした食感ですが、スルッとした口溶け感もあります。
餡は白菜と挽肉がセットされていて、それぞれの具材が独立しつつ良い仕事をし、ダイレクトに美味しさが伝わってきます。
青菜のニンニク炒め
![青菜のニンニク炒め|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_13.jpeg)
青菜はチンゲンサイで、大きめに切られたものが炒められています。
料理が運ばれて来ると、香ばしいニンニクの風味が漂ってきます。
![青菜のニンニク炒め|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_14.jpeg)
チンゲンサイの火の入り方がやはり良く、歯ごたえは残しつつも、柔らかさもちゃんとあります。
ニンニクの香りと鶏ガラのようなスープで味付けされ、野菜の苦さなども感じられ、中華料理の凄さを実感できます。
叉焼とレタスの炒飯
![叉焼とレタスの炒飯|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_10.jpeg)
炒飯には鶏のスープが付いてきます。
ガラのような味で塩分もそれほど強くなく、旨味がギュッと閉じ込められています。
![叉焼とレタスの炒飯|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_11.jpeg)
いわゆるパラパラ食感ですが、油っぽさは全く感じないくらいに最小限で炒められています。
味付けとしては薄めに感じますが、その反面、自家製叉焼やレタスの風味が存分に感じられます。
棒々鶏冷麺
![棒々鶏冷麺|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_15.jpeg)
暑い時期にお邪魔したので、冷麺がメニューにあったので思わず注文してみました。
トマトやレタスなども入っているので、非常にヘルシーな印象です。
![ナッツ|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_17.jpeg)
麺全体に砕いたナッツがかけられています。
噛んだ時の食感がアクセントになりつつ、胡麻とともに風味付けとして一役買っていました。
![棒々鶏|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_16.jpeg)
棒々鶏は胡麻の風味と自家製辣油で味付けされています。
辣油の辛さをしっかりと感じつつ胡麻の甘さで、複雑な味を演出しています。
![全粒粉無農薬麺|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_18.jpeg)
つかわれている麺は全粒粉ということもあり、黒さを帯びた色です。
しっかりとした歯ごたえはありつつ喉越しも良く、強めの風味が特徴の麺です。
海老みその炒飯
![海老みその炒飯|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_19.jpeg)
料理が来ると、想像していたものと違い、一見すると普通の炒飯のようで、一瞬頭が「?」になってしまいました。
![海老みその炒飯|中国菜一燈火](https://umaimono-daisuki.com/wp-content/uploads/2024/06/0712_web_20.jpeg)
炒飯に入っていた海老が揚げられ、団子のような感じになっていました。
味噌の風味がギュッと濃縮されたような海老みそが衣としてつかわれていました。
海老と炒飯をいっしょに食べると、味変のように風味と香りが追加され、見事に海老みそ炒飯へと変貌しました。
あとがき
店主の方は、吉祥寺の名店「知味 竹爐山房(ちくろさんぼう)」にて、修行され、その後に独立、ログハウスの住宅展示場の建物をリフォームし、中国料理店として2011年にオープンされたそうです。
味を分かりやすく書くなら、「高級中華料理店の味」そのもので、改めて本物の中華料理ほど、「医食同源」を肌身で感じられ、つかわれている食材が存分に働き、素材の味が引き出されている感じが非常にありました。
コース料理もぜひとも食べてみたいです。