外観
国道17号バイパスを深谷市街から本庄市街に向かう途中の、旧中山道沿いにあります。
最寄り駅はJR高崎線の本庄駅ですが、約2kmと徒歩だと厳しい距離です。
郊外ののどかな田園地帯にお店がありますが、店前には大きな看板、隣がコンクリート工場、河川の橋の近くを目印にすれば、わかりやすいかと思います。
駐車場
郊外型の店舗なので、専用の駐車場が店舗敷地内に完備してあります。
駐車場は2段になっており、道から見える部分に5台ほど、下った店舗前に10台ほどを駐車することができます。
店内
店内は昔ながらの食堂風な印象で、2〜3人のオバチャマスタッフの方が忙しなく、元気よく動き回っています。
席はテーブル席のほかに、小上がりの座敷席などもあり、全20〜30席ほどがありそうです。
席が満席の場合には、受付票に名前と人数を書いて、呼ばれるのを待ちます。
平日の昼間にお邪魔したのですが、駐車場の満車率も高めですし、地元の方を中心に人気のお店だと実感できます。
メニュー
メニューは大きく分けて、冷たいうどん、温かいうどん、うどんにカツ丼などが付いた定食などがあります。
うどんは各7〜8種類ほど、温かいうどんの汁は、関東風と関西風の2種類です。
信田うどん
肌寒い時期にお邪魔したので、温かいうどんも注文しました。
「信田うどん」と名前が聞き慣れないので、調べてみると、発祥は大阪にある信太森葛葉稲荷が狐を祀っていたことから、関西方面ではうどんにきつねを入れたものを信田うどん(志の田うどん)と呼ぶそうです。
紅白と見慣れない黄色の蒲鉾がのせらています。
入っている蒲鉾は、汁をたっぷり吸ってシミシミな感じが美味しいですよね。
お揚げは少し厚みを感じるくらいで、サイズはけっこう大きめです。
砂糖の甘味を感じるくらいに味付けられており、汁と合わさって絶妙な味加減を生み出しています。
うどんは太めで縮れや捻り感のある麺です。
太めのうどん独特のゴワゴワ感というよりも汁に浸かっている分、モッチリな感じが強めになっています。
ボリュームも多めで、一杯の満足度という感じがしっかりとあります。
肉うどん
お店で人気イチオシのメニューで、お客さんの多くが注文しておりました。
つけ汁は、温かい汁がボリューム多めに器に注がれています。
表面には、葱で有名な深谷が近いこともあってか、キレイな色の細めに切られた葱が添えられています。
お肉は豚バラ肉で、厚めに切られ、つけ汁に染みた感じが非常に美味しいです。
食感は非常に柔らかく、手間暇をかけている感じと、お肉の美味しさを存分に感じられます。
うどんは(少盛:350g)と(中盛:600g)があり、中盛でお願いしました。
温かいうどんの汁に浸ったうどんより、表面のツルモチ感を感じられます。
太めのうどんなので、噛み締めた感じはしっかり感がありますが、モッチリとしつつもコシを十分に感じられる柔軟さがありました。
あとがき
近くで用事があり、以前よりブックマークしていたこともあり、お邪魔しました。
とにかく安くて美味しい、地元の人に愛されているなぁという印象のお店です。平日にも関わらず、開店直後からほぼ満席になるなど、安くて美味しいお店となれば、そりゃそうですよ、となってしまいます。
近所にあったら週2〜3で通い詰めたい雰囲気のアットホームなうどん屋さんでした。