きつねうどん|黒田屋手打ちうどん

【黒田屋手打ちうどん】 創業1872年! 醤油の効いた自家製手打ちうどんの越生にあるうどん屋

越生梅林の近くの越生市内にある自家製手打ちうどんの「黒田屋手打ちうどん」さんに食べ歩きに行ってきました。

Published on: 2024/02/27

外観

外観|黒田屋手打ちうどん

越生市内から小川町方面に向かう県道30号(通称:飯能寄居線)沿いにあります。

店舗のすぐ近くに黒山三滝への入口になる交差点「三滝入口」があるので、目安にすると良いでしょう。

最寄り駅は、JR八高線と東武鉄道の越生駅から1kmほどです。

駐車場

駐車場|黒田屋手打ちうどん

店舗には専用の駐車場が2ヶ所あり、1つは店舗横に3〜4台ほど、店舗裏手に5台ほど置くことができます。

店舗裏手の駐車場に停める場合、店舗横の道は狭いので、信号を曲がって裏手に回るのをオススメします。

店内

店内|黒田屋手打ちうどん

店内は昔ながらのうどん屋さんという印象で、奥側に会計をするカウンターがあるのが特徴的です。

座敷席|黒田屋手打ちうどん

席はテーブル12席、小上がりの座敷5席の全17席ほどになります。

古いカレンダー|黒田屋手打ちうどん

こちらの店舗は創業1872年(明治5年)と、150年以上の歴史があります。

画像は明治33年当時にカレンダーとして配ったものだそうです。

メニュー

メニュー|黒田屋手打ちうどん

うどんは温かいものと冷たいものがあり、温かいものは10種類ほどです。

冷たいうどんは、もりうどんと夏季限定のたぬきの2種類です。

うどん以外には、丼ものや団子、焼きそばなどがありました。

山菜うどん

山菜うどん|黒田屋手打ちうどん

山菜の入ったうどんで、たぬき(天かす)とかまぼこ、椎茸が添えてあります。

椎茸|黒田屋手打ちうどん

椎茸はどんこ椎茸ほど大きさはありませんが、非常に肉厚です。

うどん汁に浸り、出汁のように風味が溶け込んでいました。

山菜|黒田屋手打ちうどん

山菜は、わらびやいもづるなどが入っています。

シャキシャキとした歯ごたえがあり、薄めな味付けで香りも良いです。

きつねうどん

きつねうどん|黒田屋手打ちうどん

お揚げ(きつね)と、大きく切られた葱が入っています。

葱|黒田屋手打ちうどん

大きく切られた白葱は、甘みが強く、独特の臭みも無く非常に美味しいです。

熱めの汁に染み込むと、さらに葱の美味しさが増します。

きつね|黒田屋手打ちうどん

きつねのお揚げは薄めで、それほど手が加えられている様子はありません。

きつねを揚げた際の油が残っていて、雑味に思えるほどに残っています。

うどん汁|黒田屋手打ちうどん

うどん汁はかなり醤油を強く感じてしまうほどです。

キリッとしたようなインパクトもありますが、食べ終えた後に舌と唇に辛さが残ります。

うどん|黒田屋手打ちうどん

うどんは中太くらいの縮れ麺で、それほど多くないボリュームで150gくらいでしょうか。

コシはほとんど無く、それほど噛まなくてもスルリと抜けるような、喉越し重視なうどんです。

だんご

団子|黒田屋手打ちうどん

うどん屋さんですが、人気があるのがだんごということで、注文してみました。

1本単位で注文ができますが、早めに注文して欲しいとの注意書きがありました。

団子|黒田屋手打ちうどん

団子の表面にはキレイな焼き目が入り、食べた際には粗目に練られたお米の素朴な印象です。

みたらしは、うどん同様にかなり醤油が効いていますが、味醂や砂糖、米の甘みと良く合っています。

あとがき

創業は1872年、150年以上の歴史があるうどん屋さんで、明治時代の広告カレンダーなど貴重な物を店内で見ることができます。

味に関しては、うどんも団子も醤油の辛さが効きすぎている印象は拭えませんが、それが昔ながらの味というものなのでしょうか。

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