外観
熊谷市街から熊谷ラグビー場方面に向かい、国道17号(熊谷バイパス)を抜けた、ラグビーロードと呼ばれる道沿いにあります。
最寄り駅は秩父鉄道の上熊谷駅ですが、約2.7km、徒歩40分とかなり遠めです。
駐車場
駅から遠いため、ほとんどのお客さんは車での来店されるため、店舗敷地内の専用駐車場に15台ほど置くことができます。
満車の場合は、隣にあるパチンコ屋「スーパーイースペース」さんにも駐車が可能となっています。
入店方法
満席時は入口付近にある受付票に、名前と人数を記載して順番を待ちます。
平日でもランチタイムには、列をつくる時間帯があるほどの人気店です。
店内
小ぢんまりとした印象の店内では、店員さんが元気に応対してくれます。
人気店のため、常に満席のような状態で、お客さんが入れ代わり立ち代わりで、回転率は早めです。
席はカウンター4席、テーブル16席の全20席です。
メニュー
つけうどんは全部で5種類あります。
それぞれには、味玉や肉増しなどの追加トッピングがあります。
つけうどん以外にも、まぜうどんなど変わり種のうどんが5種類ありました。
うどんの量は追加料金なしの通常で中盛350g、並盛450g、それ以外は追加料金などで、14段階で選ぶことができます。
セットメニューも豊富で、うどんと豚バラ丼やもつ煮などを追加することができます。
もつ煮
単品でもつ煮を注文することにしました。
ボリューム的にはちょうど一人前という感じで、多くもなく少なくもありませんでした。
モツはしっかりと煮込まれ、食感はかなり柔らかかったです。
味噌の味付けも程良い感じで、モツ本来の美味しさを実感できました。
北関東に近い地域の飲食店では、もつ煮を提供しているところも多く、あるとついつい注文してしまいます。
魚介豚骨肉増しうどん
お店で一番人気の魚介豚骨うどんを肉増しで注文しました。
つけ汁は魚介豚骨ということで、うどんというよりもつけ麺に近いような感覚です。
通常でも具は多めなのですが、肉増しにしたので、汁を最後まで楽しめました。
一番の特徴はつけ汁に魚粉が掛けられているので、魚介系の風味がシッカリとあります。
お肉は薄めに切られた豚バラ肉がつかわれています。
うどんには味玉も追加トッピングしてみました。
魚介豚骨のスープは、うどんとの相性も良いのですが、残念ながら、ラーメンのつけ麺ほどのインパクト感はありませんでした。
うどんが盛り付けられた皿は大きめなので、見た目のボリュームをそれほど感じませんが、並盛で450gなので、一般的なうどん屋さんよりも多いです。
うどんの見た目は黒く、田舎うどんという感じで、表面は平たく、縮れた中太くらいの麺です。
食感は固めとモチモチが程良く合わさっていて、どちらの食感もいっしょに楽しめるという印象です。
あとがき
黒いうどんに魚介豚骨のつけ汁と、見た目がかなり好みに近いということもあり、期待度も高かったです。
つけ汁は「魚介豚骨」と、ラーメンに寄せたような味は、ありそうでなかなか見かけない味なので、独自性という意味では強いインパクトがあります。
ただ、食べているとどうしてもつけ麺と比較してしまい、魚介や豚骨の風味が弱く、つけ汁の具材として角煮などをつかい、ジャンク感あるインパクトがあれば良いのかなと思いました。
全体の味自体は決して悪くありませんが、細かな「作り込み」としては弱い印象なので、個人的には、もっと美味しくなる可能性を秘めているお店だと感じました。