外観
伊豆箱根鉄道駿豆線の三島広小路駅からは徒歩1分、JR東海道本線の三島駅からは徒歩10分ほどの場所にあります。
駅の線路のすぐ近くなので比較的わかりやすい場所にあります。
外観は日本家屋で雰囲気がありました。
駐車場
線路を渡った反対側に「三島広小路シンコウパーク」という比較的大きな駐車場があります。
駐車券を持って行くとお会計時に1時間分の割引券をくれます。
食事後も30分100円で24時間無休で、三嶋大社へも徒歩7〜8分ほどなので散策にも重宝する駐車場です。
入店方法
桜家さんは非常に人気の高いお店なので入店方法を書いておきます。
開店前にお店にウェイティングシートが置かれます。
名前を書いた順に店員さんから名前を呼ばれます。
入店後は席の場所を案内されます。
電話予約をした場合、前もって名前をシートに書いてもらうことができ、開店時にスムーズに案内してくれます。
店舗真横に川があり、ベンチなどもあるので待機場所として多くの人が利用していました。
店内
店内は創業の歴史を十分に感じさせてくれる日本家屋風の作りです。
1階はテーブル席のみで20席ほどとなっています。
飲食は1階と2階で、人が多いと2階へ案内されるようで、2階へは靴を脱いで階段を上がります。
2階は座敷席で全80席となっていて、1、2階を合わせると席は全部で100席とかなり広めです。
メニュー
一品料理もけっこう充実していて、うざくや鰻焼売、うまきや甘露煮、時雨煮など鰻の料理は圧巻の数でした。
鰻の定食も種類が豊富で面白いです。
うな丼、うな重箱、蒲焼きなどで食べる匹数も選べるのでお好みで。
鰻きも時雨煮
鰻きも時雨煮とは、鰻の肝を時雨煮にしたものです。
一見するとボリューム感はないのですが、たぶん7〜8匹分くらいの肝が入っています。
肝はレバーのようなシットリとした食感の部分とコリコリとした部位で食感を楽しめます。
味も絶妙な煮付けで肝の味を損なわずに醤油の風味も存分に感じられ美味しいです。
鰻甘露煮
鰻は白く、焼きを入れていない蒸された状態かと思われます。
身はホロホロとしていて、鰻の美味しさを感じつつも、多めの砂糖で味付けられているので、お酒のつまみとしても合いそうです。
添えられた山椒の葉の香りが良く、上品な味となっています。
うなぎ重箱
鰻重箱には肝吸い、お新香が付いてきます。
お新香はキュウリ、カブ、大根の定番です。
キュウリとカブは浅漬で酸味強めでサッパリとしています。
大根は少し寝かせていて甘みが出て美味しかったです。
肝吸いの肝は小ぶりですがプリプリとした食感が非常にありました。
お豆腐が入っているのは非常に珍しいと思いましたが、刻んだ柚子の香りで繊細感もありました。
鰻は紀州備長炭で焼かれているので風味がすごくて味付けはかなり薄めなので、鰻本来の味を味わえます。
うな重は1匹を注文しましたがボリューム感がありました。
ご飯の量がかなり多く感じたので満腹感がちゃんとありました。
あとがき
お店は安政三年創業と約150年以上の歴史を持つ老舗の鰻屋さんです。お伺いしたのが週末ということもあり常にお客さんが入ってくるような感じで人気の高さを感じます。
鰻というとタレで食べるという感じですが、紀州備長炭で焼かれた鰻の風味は今までに食べたことがない「魚」としての美味しさを実感させてくれました。
時雨煮の味もかなり美味しかったので他の料理も食べたいので、今度は前もってコースで食べたいと思います。