外観
お店は東京メトロ千代田線の赤坂駅から徒歩5分ほどの路地裏にあります。
周辺にビルが立ち並ぶ中で、そこだけ時間が止まったかのような雰囲気ある佇まいです。
店内
店内はリニューアルされたようで、キレイな雰囲気です。
席はテーブル4人席が2組、8人席、小上がりに4人席が2組、2人席が3組で、全30席と意外と広めになっています。
メニュー
おそばの種類はかなり豊富なようです。
温かいものから冷たいものまでさまざまな種類があります。
サイドメニューもかなり豊富で、お酒のおつまみからそばがき、デザートまで楽しめます。
特選菊正宗
冷やと熱燗が選べるので、冷やで頂きました。
お蕎麦を食べる前には、やはり蕎麦前とお酒を楽しんでから、お蕎麦を楽しみたいものです。
お酒のおつまみとしてアサリが付いていました。
サッパリした味がすごく美味しくて良い感じです。
わさびかまぼこ
「わさびかまぼこ 600円」です。
厚めにこまかく切れたかまぼこが非常に食べやすくて、風味も抜群で美味しいです。
かまぼこに付いてきたのは、わさびと佃煮かなと思っていましたが、正解はワカメでした。
わかめは火が通されており、食感は柔らかく、絶妙な塩加減が良かったです。
焼鳥(たれ)
濃そうな味付けに見えますが、非常にサッパリとした味で染み込み具合も美味しいです。
鶏肉自体も非常に柔らかくて、ホロホロな食感が非常に良いです。
焼鳥にはタレ焼きのネギが付いてきますが、こちらも火加減が絶妙で、美味しかったです。
ねぎ焼(塩)
焼鳥に付いてきた葱が美味しかったので、思わず単品でも注文してしまいました。
さきほど注文したタレと比較もできてナイスチョイスでした。
絶妙に焦げた表面の香ばしさと、ねぎの中のジューシーさ、絶妙な塩加減が美味しさを引き立たせてくれる一品です。美味い!
筍土佐煮
春先にお邪魔したので、季節モノをと注文しました。
シャキシャキとした筍の食感はさすが旬!という感じです。味付けも絶妙で美味い!
もり
四角いざるに入った蕎麦は、見た目以上にボリューミーでわりと多めでした。
少し黒みをおびたそばで、星が散りばめられております。
細めに切られていますが、田舎風の歯ごたえある食感で非常に美味しいです。
そばつゆはキリッとした感じで、お手本のようなそばつゆです。
そばとの相性も非常に良く美味しいです。
ざる
もりとの比較をしたかったので、注文してみました。
もりと違い真っ白ないわゆる更科そばです。
甘みが強く、コシは柔らかめで口の中でのそばの香りが非常に印象的で美味しかったです。
あとがき
グルメな友人と赤坂界隈を食べ歩いた時に、夕飯としてお邪魔させて頂きました。
店内、外観ともに「昔から」を感じさせてくれて、昭和39年創業という老舗感を感じることができます。接客も非常に素晴らしく、気持ち良い食事ができることは間違いありません。
そばはもちろんのこと、サイドメニューのレベルの高さ、美味しさ、どれをとってもトップレベルと言えますし、赤坂の地において決して高いと感じさせない価格も嬉しい限りです。