外観
JR新橋駅から虎ノ門方面に、ほぼ真っ直ぐ進んだ、比較的大きな通り沿いにお店はあります。
最寄り駅は、東京メトロ銀座線の虎ノ門駅もしくは、都営三田線の内幸町駅になります。
提灯や純和風な装いと、比較的すぐに見つけることができます。
店内・券売機
入店してすぐの場所に券売機が設置してあります。
店舗の外にメニュー表があるので、予め注文品を決めてから入店するとスムーズかと思います。
入店してすぐカウンター席があり、カウンター後方と奥にテーブル席が設置されています。
カウンター4席、テーブル16席の全20席となっていて、比較的狭い感覚の店内になります。
メニュー
ラーメンは、くろおびラーメン、海老ワンタン、ラーメンの3種類のみで、それぞれに塩と醤油の2種類があります。
サイドメニューはかなり充実していて、餃子だけでも4種類、ごはん類が5種類、おつまみ系の一品料理が10種類以上となっています。
炊き込みご飯(小)
利尻昆布の出汁で炊き上げた炊き込みご飯です。
具材はチャーシュー、メンマ、椎茸とのことですが、あまり入っている感じはありません。
昆布の出汁感よりも醤油の甘さが強い味付けとなっています。
小さいサイズをお願いしたのですが、一口ほどで少な過ぎるので損した感じです。
くろおびラーメン
店名を冠したラーメンで、通常のラーメンとの違いはトッピング全部のせのような感じです。
味は醤油と塩の2種類から選べるので、塩をお願いしました。
玉子は2つに割った1玉分が入っています。
黄身はとろ玉というだけあり、トロトロの食感で強く甘みを感じられました。
メンマは穂先メンマが一本入っていました。
かなり火が入っていて、クタクタな感じの食感で、味付けは濃い目の甘さです。
ワンタンは2枚入っていて、皮は厚めでモチモチ食感を感じられます。
餡はプリプリ食感の海老が丸ごと1匹入っていますが、ワンタンとの一体感は弱いです。
チャーシューはバラ肉とロース肉の2種類が入っています。
厚めに切られていて、食べた時の肉々しさがありました。
味付けは、それほどされてなく、どちらのお肉も良い感じに美味しいです。
麺は中細くらいのほぼストレート麺で、麺の量としては多く感じられるボリューム感です。
麺自体にそれほど味があるという感じではなく、食感を楽しむような麺です。
スープは塩ということもあり、透明に近いような黄色の色合いです。
ベースとなるのは利尻昆布に、8種類の動物系素材、6種類の魚介系素材、5種類の香味野菜を合わせているそうです。
無化調なこともあって、澄んだ味付けで、染み入るような甘さが特徴的です。
あとがき
食べログのタイムラインなどでたまに目にしていたこともあり、美味しいとの評判もあったので、お邪魔してみました。
店舗の運営を調べてみると、「竹田宝石店・・・。」宝石屋さんが経営母体なのかと思うと、お茶なども販売されている。ラーメン屋の経営母体としては、かなり変わっているなと調べてみると、経営者の欄に「竹田恒泰」の文字が。なんか聞いたことあるぞと思ったら、作家やコメンテーターとして活躍されている方で、テレビで何度か拝見してことある人です。
こだわりの利尻昆布、無化調とこだわり満載で、健康的食材で罪悪感少なめラーメンは、新橋のサラリーマンの健康を考慮した自然派ラーメンに仕上げたのでしょう。