外観
JR山手線、西武池袋線などの池袋駅西口から西口公園や芸術劇場を超えたところにあります。
大きな看板やメニューなどが出ているのでお店はわかりやすいかと思います。
店舗自体は雑居ビルの地下1階にあり、専用階段で下ります。
階段では火星カレーのオリジナルキャラクターがお出迎えしてくれます。
店内
席はカウンター5席、テーブル席が6席の全11席とそれほど広くはありません。
テーブル席は1人用としても使い、間隔が保たれているので、窮屈感はありませんでした。
券売機
注文は券売機で食券を購入します。
券売機は階段を降り店内入ってすぐの場所にあります。
メニュー
カレーは火星カレーがベースのカレーでトッピングなしになります。
トッピングは肉系が多く、鴨やカンガルー !?、鹿、羊などジビエ肉などもあります。
注文時にご飯の量と辛さを変更することができます。
ご飯は小盛(170g)、中盛(260g)、大盛(400g)です。
辛さは全部で5レベルあり、レベル4が土星、レベル5が冥王星と命名されていましたwww
豚カレー
火星カレーに豚トッピングの豚カレーになります。
ライスは中盛を注文したのですが、けっこうなボリューム感です。
最初に気になったのがスプーンです。
一般的な丸形ではなくバターナイフのように長細くなっていて食べやすかったです。
トッピングの豚は肩ロースを使用しています。
しっかりと煮込まれているので、ホロホロ食感で非常に柔らかいです。
味自体にもかなり深みというか、旨味が濃縮されている感じがあって美味しいです。
ライスは少し固めで水分少なめなので、カレーのライスとしては理想的な感じです。
個人的に固めのライスが好きなので最高な状態でした。
ルーはとろみがあり、キーマカレーのような固形タイプです。
粒状ペーストのような感じに具材がミキサーされているようです。
欧風カレーのようなデミグラのような感じでもなく、かと言ってインド風のスパイシーなカレーとも違う味です。
野菜や肉などの旨味というか、ヘルシーさもあって美味しいです。
ルー自体に飽きは全く来ないのですが、卓上の紅生姜を入れると美味しいとのこと。
「カレーに紅生姜?」と半信半疑で入れてみると、これが良い感じに。
ルー自体が美味しいのもありますが、紅生姜の酸味によるサッパリ感で、ルーの奥深さがギュッと際立ちます。
あとがき
店舗自体は数年前に池袋界隈を友人と散歩していた時に発見しました。「火星カレー」ってオシャレ系の中途半端なカレーでしょ。そんな思いでなかなかお邪魔する機会はありませんでした。それでも店名のネーミングセンスから一度は食べなければと思い、今回の訪問となりました。
カレー屋にありがちな複雑なメニューが、シンプルにレギュラーカレー+トッピングという明確な感じが好きです。ルーとお肉の味が非常に魅力的で、ベースの調理技術自体を実感できました。
お店はなんと「ぼくのなつやすみ」シリーズなどのゲームを手掛けた、ゲームデザイナーの綾部和さんという方がオーナーさんなので、ゲーム好きな方にも楽しめそうです。