外観
都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線などの神保町駅降りてすぐの路地裏にあります。
外観は飲食店雰囲気がなく、どこかアジアの路地裏っぽい異国情緒があります。
お店の外には食品サンプルのディスプレイがあるので、どこか懐かしい感じもあります。
店内
店内は広く大きなこの字カウンターになっていて、市場の食堂のような感じです。
席はカウンター席のみ全20席となっています。
メニュー
メニューはカレーのみの1本勝負です。
トッピングは5種類で、複数のトッピングを重ねる注文も可能となっています。
サービス
席に着くと、スプーンの入ったお冷とミニカップのコーヒーです。
食後でもないのに、ウェルカムドリンク的なコーヒーには、思わずほっとひと息です。
カツカレー
お店一番人気のカツカレーを注文しましたが、注文したカレーが来るや、「これ漫画のカレーやん!」と、思わずツッコミたくなるビジュアルです。
見た目のボリューム感は、価格はまさに昭和価格です!
コロッケの味を知りたかったので単品注文しました。
てっきり別皿で来るのかと思いきや、こーんな感じにwww しかも1枚ではなく2枚も。全体のボリューム感がさらに倍という感じです。
コロッケはジャガイモのホクホク感がしっかりとあって良い感じです。
カツはこーんな感じにのせられています。
目の前で揚げられ、揚げたてをそのままライスの上にのせていました。
揚げたてサクサクの衣は良い感じの厚さで、豚肉も脂身少なめなので、ボリュームのわりに重さを感じさせません。
ルーの表面に見えるつぶつぶは、大量でゴツっとした挽き肉がたっぷり入っています。
味は、欧風カレーとかそういったものではなく、パウダーから作り上げた日本的なライスカレーです。
懐かしい感じとともに、旨みがギュッと詰まったような味を噛み締めます。
入れ放題の真っ赤な福神漬けが、非常にカレーに合うんです。
ルーのスパイシーさを、ほど良く調整してくれて、ライスもあっという間になくなってしまいます。
あとがき
神田界隈にお仕事でお伺いしているので、良い機会だとばかりに、周辺でカレーばかりを食べています。食べログなんかの画像見てみると、ぜひ一度は行ってみたいお店ということで訪問してみました。
とにかく、ボリューム、価格だけで言ったら、1500円くらいの欧風カレーとは全くの別物。じゃあ味は劣るのかといえば、揚げたてのカツ、大量に仕込まれたカレーに染み込んだ旨み。食べログ百名店に選ばれるのも納得の一杯です。
何より好きだったのは、陽気に踊るようにカレーを注ぐご主人の優しい雰囲気です。見た目怖そうなのに、揚げたてのカツを切り、手で掴みライスにのせる姿は、職人の仕事と下町情緒みたいなのを残した感じは、ここでしか味わえない独特な雰囲気でしょう。