東京カレー
こんにちは。年間200食ほどを食べ歩く、グルメブロガーのうまいもの大好きです。
今回ご紹介するのは、東京で食べられるオススメのカレー屋さんをエリアごとにご紹介します。
本格的なインド料理から日本独自の欧風カレー、独自のスパイスレシピによるオリジナルカレーまで、さまざまな種類のカレーをご紹介いたします。
ご紹介する店舗は、うまいもの大好きが実際にお邪魔したお店のみなので、訪問時のレビューリンクを貼っているので参考にして頂ければと思います。
神田・神保町エリア
ボンディ 神保町本店
東京メトロ半蔵門線の神保町駅から徒歩1分ほどの靖国通沿いにある、「神田古書センター」さんの2階に店舗はありますが、実際には建物裏手から階段を上がっていきます。
創業1978年と、神田エリアでも歴史は古く、当時珍しかった欧風カレーの先駆者として、開店から行列をつくる人気店です。
カレーの提供はカレーポットに入ってくるのが、欧風カレーの定番でもあります。
1番人気はビーフカレーで、訪れるお客さんの多くが注文します。
甘さとスパイス感のあるルーに、時間を費やしたトロトロのビーフという、教科書のようなカレーです。
意外にも、カレーを注文するとジャガイモなどがサービスで付いてきますし、カレー自体のボリュームもかなり多めで、満足すること間違いなしです。
共栄堂
都営地下鉄新宿線など各線の「神保町」駅から徒歩1分ほどの場所にあります。
店舗はビルの地下1階にあり、階段を下ったところに店舗があります。
カレーはカレーポットで提供されますが、なかなか馴染みが無いスマトラカレーです。
カレーの種類は、ビーフ、ポーク、海老など、スタンダードな5種類ほどです。
共栄堂さんのカレーは、見た目的にとにかく黒いのが特徴で、スパイスを焦げる直前まで深煎りしているからだそうです。
コクと旨味の深さを実感できる、大人味のカレーというのが1番しっくり来る表現です。
ルーの中の具材もたっぷり入っていて、ボリューム感があるのも特徴的です。
葡萄舎
JR山手線神田駅の南口を出た、飲食街の雑居ビルの5階に店舗が入っています。
神田エリアのカレー屋さんの特徴として、どこか隠れ家的な感じのお店が多い印象があります。
ランチタイムにお邪魔した際は、当日のカレーから1〜3種類で選び、種類の数によって価格が変わる数量段階式でした。
見た目のオシャレさもあって、絵になるカレーでもあります。
訪問時は、5種類あったカレーから3種類のトリプルをお願いしました。
どのカレーも味はしっかりと作り込まれた感じがありつつ、スパイスが苦手な人でも食べやすい両面性を持ち合わせた印象です。
カレーが美味しいのはもちろんですが、マスターのような店員さんの対応の優しさもお店の魅力でした。
ルー・ド・メール
JR山手線もしくは総武線、神田駅から徒歩5分ほどの飲食街にあります。
店舗は雑居ビルの2階になるので、階段で上がると店舗入口になります。
京橋にある洋食屋さん出身の店主が作るカレーは、見た目にキレイで、心の底から味への好奇心をそそられます。
ルーは挽肉、野菜、果物など、さまざまな味が複雑に混じり合っていますが、丁寧に仕上げてあるの技術は見事です。
洋食屋さんが手掛けるカレーとはこういうものなのかと、味や作り込みに驚きを受けました。
ルー・ド・メールさんは休みも多く、実際に店舗で食事をするまで、6回訪問した苦い経験を思い出します。
カリーライス専門店エチオピア 本店
JR山手線の御茶ノ水駅、都営新宿線、都営三田線、東京メトロ半蔵門線の神保町駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
エチオピアさんは1988年に、元はカレーとコーヒーの店として創業しましたので、店名のエチオピアもカレーではなく、コーヒーのエチオピアから取ったものだそうです。
食べた瞬間は「水っぽい」が第一印象で、いわゆるシャバ系のカレーですが、心地良さみたいなものがあります。
野菜と12種のスパイスで作られていて、油分を抑えているので、むしろ食べやすいカレーで美味しいです。
ルーの旨味を吸収しまくっているので、噛みしめるたびにジューシーさで口の中が満たされます。
丁寧に下処理されているので、口の中で違和感なく美味しさが伝わります。
欧風カレー ガヴィアル
都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線などの神保町駅降りてすぐのビルの2階にあるので、階段かエレベーターで上がります。
創業は1982年と、カレー激戦区「神田・神保町エリア」の中でも、老舗のカレー屋さんです。
提供されるカレーは欧風なので、ルーはカレーポットに入ってきます。
カレーにはサービスでジャガイモが付いてきます。
ガヴィアルさんのカレーは食べた瞬間に、強烈な甘さに驚かされますが、時間が経過するほどにスパイスのコク深さを感じさせてくれます。
ビーフも国産牛のブリスケ(肩バラ)をつかい、カレーソースで数日熟成しているので、とろけるような柔らか食感が美味しいです。
まんてん
都営三田線、新宿線、東京メトロ半蔵門線などの神保町駅降りてすぐの路地裏にあります。
外観は飲食店雰囲気がなく、どこかアジアの路地裏っぽい異国情緒があります。
注文したカレーが来るや、「これ漫画のカレーやん!」と、思わずツッコミたくなるビジュアルです。
しかも、価格は昭和価格とあって、絶えずお客さんが訪れる人気店です。
ルーの表面に見えるつぶつぶは、大量でゴツっとした挽き肉がたっぷり入っています。
ルーはカレーのパウダーから作り上げた日本的なライスカレーで、懐かしい感じとともに、旨みがギュッと詰まったような味を噛み締めます。
カリー専門店 トプカ 神田本店
神田の真ん中を通る都道302号(通称:靖国通り)から、少し脇道にそれた路地裏にあります。
喫茶店風の外観は、植物多め、で、古めかしい人形が目印です。
トプカさんでは、印度風と欧風の2種類のカレーを楽しむことができます。
お店1番人気はその両方のカレーが楽しめる、「盛合せ」カレーです。
印度風カレーは、いわゆるシャバシャバのスープ系で、辛味は強めですが、スッと消えるような深みある味です。
欧風カレーは、20種類以上のスパイスにベースの鶏スープを加え、12時間煮込まれているそうで、玉葱などによって強めに甘みを感じますが、味自体が非常に複雑な旨味で、溶け込まれた牛すじまでもが非常に美味しいです。
キッチン南海 神保町店
神田エリアの中でも、名店が立ち並ぶ「すずらん通り」から、一本路地裏に入ったところにあります。
洋食屋さんではありますが、お客さんの大半はお店名物のカツカレーを注文することでも有名です。
2020年6月に、すずらん通りにあった本店は建物老朽化のため閉店してしまいましたが、現在は最後の暖簾分け店として、親族の方がその味を継いでいます。
大きな平皿になみなみと注がれたカレールーは、はじめて訪れたお客さんは驚くサイズ感です。
カレーは黒に近いような色合いで、魅力的な風貌に食欲がそそられること間違いないでしょう。
味はカレー専門店のように、インド風でなければ欧風というわけでもないのだが、スパイスがしっかりと効いた味付けは、何度も食べたくなるような中毒性を持っています。
日本の国民食となったカレーですが、食べた瞬間から大人を童心に帰らせてしまう味です。
カレーノトリコ
JR山手線もしくは、東京メトロ銀座線の神田駅から、それぞれ徒歩2〜3分のビジネス街にあります。
店主は、神田の有名カレー店、ボンディや、エチオピアで働いた経験があります。
お店で提供されるカレーは、インド風カレー、ドライカレー、両方を一度に楽しめる、あいがけカレーの3種類です。
人気は両方のカレーを楽しめるあいがけカレーで、トッピングを1種類選ぶことができます。
どちらのカレーもスパイス感が非常に強く、コアなファンが多いお店です。
注文時には辛さを10段階まで選ぶことができるようになっています。