外観
東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅の5番出口を出て、すぐの場所にあります。
店舗自体はビルの地下1階にあり、外階段から降りていくと中庭のような入口があります。
見つけにくそうな場所にも関わらず、ランチタイムは待ちが出るほどの人気店でした。
店内
店内はカラフルな壁画など、インドの村の家をイメージした空間が広がっています。
平日のランチタイムにお邪魔しましたが、周辺で働くサラリーマンの方などが多く、カレー店にも関わらず男性比率が高いのが印象的でした。
席はテーブル席のみ、38席とそこそこ広い印象です。
1)外に待機用の椅子が10脚ほどあります。
2)人数を聞かれ、順番が来ると店内の待機席に案内されます。
3)店内の待機席は、2組、5席ほどが座れ、さらに順番が来ると、席へと案内されます。
メニュー
カレーは日替わりもしくは、週替りで変わる3種類が用意されています。
1〜3種類のカレーもしくは、コース料理のスペシャルが選べます。
三色カレー
本日のカレー3種類が食べられる三色カレーを注文しました。
ワンプレートでの提供で、カレーは別々に小皿に入っていました。
中央には、サラダが添えられていました。
具材は大根、パプリカ、胡瓜などで、酢漬けのような感じで酸味があり、香辛料と合わせて、爽やかで美味しかったです。
通常はナンでの提供ですが、追加料金でイエローライスとチーズクルチャに変更しました。
イエローライスは、小盛りほどですが、おかわり自由だそうです。
一般的なクルチャだと平べったいのですが、丸々膨らんだものだったので、最初は何が来たのかと思いました。
膨らんだ中の空洞には大量のチーズが詰まっており、千切りながら食べますが、伸びチーズに苦戦を強いられました。
かなり人気のようで、ランチ利用客の半数くらいは注文している感じでした。
三色カレーなので、3種類のカレーがのせられていますが、左から辛口、中辛、マイルドと非常にわかりやすかったです。
意外とカレー屋さんで数種類のカレーが出されると、どれがどれだか分からないこともあるので、見た目の色合いもそうですが、分かりやすくてよかったです。
辛口のカレーはマトンカラヒで、マトン(羊肉)に、炒めた玉葱とピーマンが入っています。
マトン独特の風味を残しつつ、しっかりとしたスパイスの辛味がありました。
中辛はカシミールチキンで、トマトベースで食べやすさと辛さがほどよい感じで、パイナップルが入っていてオリエンタルな味でした。
酵素による効果なのか、チキンは非常に柔らかく、スパイスさもしっかりと染み込んでいました。
マイルドはミックス野菜で、ズッキーニ、人参、ジャガイモが入っていました。
ゴロゴロとした野菜ですが、口に入れると溶け込むようにスッと消えていき、仕込みの良さを感じさせてくれました。
マサラチャイ
食後にマサラチャイを頂きました。
最初は砂糖なしで、マイルドなスパイスの風味を味わい、最後にたっぷりと砂糖を入れて本場風にしました。
意外かも知れませんが、お茶1つでも忠実度が実感できました。
あとがき
【東京カレー探訪 5軒目】 銀座と言えば高級料理店が軒を連ねるイメージがありますが、意外とカレー店が多い地域でもあります。その中で、美味しそうな料理が食べれそうなお店としてお邪魔しました。
グルガオンさんは北インド料理を特徴としていますが、公式HPによると、タンドール料理カイバル、南インド料理ダバインディア、インド屋台料理ゴンドなど、銀座界隈で人気のお店も系列店もしくは、出身者が独立開業しているそうで、いわば銀座インド料理の重鎮です。
カレーの味に関して言えば文句無しというか、3種類のカレーを頂きましたが、どれも味は美味しさがありつつ、お肉なども惜しげなく使っているので、ランチライムということもあってか、食べていてお得感というか満足感もありました。