南蛮焼|御菓子司 中里
3.9

創業1873年で食通が手土産にするほど美味しいと評判の駒込にある和菓子屋「御菓子司 中里」

  • 食べログ百名店 和菓子 2023
JR駒込駅近くにあり大手百貨店などにも菓子を提供し食通がお土産にする1873年創業の老舗和菓子屋「御菓子司 中里」さんに食べ歩きでお邪魔して実食したレビューを掲載しています。
公開: 2024/02/05 最終更新: 2025/01/08
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店舗情報

店名
御菓子司 中里
住所
東京都北区中里1-6-11 中里鈴木ビル 1F
営業時間
[月~金] 10:00~17:00 [土・祝] 10:00~16:00
定休日
日曜日
ジャンル
和菓子
※店名はgooglemapで正確に表示するため正式名称に地名が追加されている場合があります。※掲載している情報は記事投稿時に食べログを参考にしたものになります。snsなどの各種リンクを掲載しておきますので、必ず御自身での御確認をお願い致します。

店舗所在地

※店名などによりgooglemapが正確に表示できない場合がございます。こちらから 別画面で正確な位置が確認できるかと思います。

関連サイト

全国和菓子協会
全国和菓子協会 | 和菓子の歴史、季節、種類、由来、食べ方、贈り方などを紹介。全国・東京の会員店へのリンクもご覧頂けます。
大丸東京店
大丸東京店オフィシャル 季節ごとの催し・フェア・セールや、グルメ・レディス・ビューティ・メンズ・スポーツ・リビング・キッズ・美術など・期間限定ショップ・キャンペーンなど、様々なトピックの最新情報をご提供いたします。
※リンク先の設定によりタイトルなどが表示されない場合がございます。

その他の掲載サイト

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紹介するお店のサマリー

中里さんは1873年に日本橋で三河屋安兵衛の屋号で創業、その後、駒込に店を移し、現在は5代目とその家族4人で菓子作りから販売、配達までの全てを担っています。

紆余曲折を経て、現在は通年販売を2種類に絞っていますが、食通が美味しいと語る名品を守り続けられています。

御菓子司 中里

外観|御菓子司 中里

JR山手線もしくは、東京メトロ南北線駒込駅の南口を出て、商店街を1分ほど進んだところにあります。

店舗は町の和菓子屋さんという印象で、派手さは無くひっそりと佇み町に溶け込んでいます。

外観2|御菓子司 中里

お店がちょうど交差点の角にあるので、正面がわかりづらいのですが、うぐいす色の建物に屋号の看板があるので、目印にしてください。

店内

看板|御菓子司 中里

店内正面にはお店の屋号が飾られています。

創業1873年と100年以上の歴史のある店舗だけに、木で作られた屋号には重みを感じます。

店内|御菓子司 中里

残念ながら店内に飲食スペースはなく、お持ち帰りのみとなっています。

それほど広くない店内ですが、かえって店員さんとお客さんの距離が近く親近感が持てました。

商品|御菓子司 中里

かつては上生菓子も作っていたそうだが、長年勤めた職人さんたちが退職した際に品数を絞り、現在通年で作っているのは、揚最中と南蛮焼の2種類だけです。

ただし、どちらの商品もすぐに売り切れてしまうので、できる限り早い時間帯での来店をオススメします。

南蛮焼

南蛮焼|御菓子司 中里

どら焼きのような見た目をしていますが、一般的などら焼きよりも小振りな印象で、表面の皮の焦げ茶色が特徴的です。

包装から開けた途端、上品な甘みのある香りを感じることができます。

南蛮焼|御菓子司 中里

一般的などら焼きは材料に玉子をつかいますが、南蛮焼では玉子はつかっていないそうです。

厚みのある皮は、ふっくらとしつつも、張りのあるような食感が、心地よい噛みごたえを残します。

皮には沖縄産の黒糖をつかっているため、上品な甘さが美味しいです。

南蛮焼|御菓子司 中里

餡には北海道産小豆をつかい、豆の香りが非常にダイレクトに伝わってきます。

ふっくらとした小豆の形を感じさせつつ、瑞々しい食感もあるので皮との相性も良いです。

揚最中

揚最中|御菓子司 中里

南蛮焼きとともに、中里さんを代表する菓子の1つである揚最中です。

店舗にお邪魔したときは残念ながら品切れだったのですが、後日、東京駅直結の大丸東京店で購入しました。

揚最中|御菓子司 中里

手に収まるほど小さなサイズの煎餅で、数時間後には湿気ってしまうほど繊細な煎餅です。

持ち帰り時間が経過した際には、オーブントースターなどで軽く火を入れると、香ばしさが戻ります。

煎餅の塩気と粒餡の甘さが絶妙なバランスで、和菓子の醍醐味という引き算が見事に集約されたような一品です。

あとがき

駒込の駅から徒歩1分、駅近くの商店街の和菓子屋さん。気にも止めなければ通り過ぎてしまうかも知れない、そんな場所にこそ名店があるのが東京です。

沖縄産黒糖と北海道産小豆、甘さと甘さが喧嘩してしまいそうだが、食べてみるとそんな想像はどこへやら。小さいサイズだが、重厚さを感じさせてくれる味に満足度もあり、茶菓子としても最高の一品です。

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