外観
お店はJR中央線の三鷹駅から徒歩12分と遠めの住宅街にあります。
今回は車での来店ですが駐車場は無いという、三鷹に住む連れからの事前情報で近くの有料パーキングに駐車しました。
駐車場なら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる、タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。
お店自体は11:30の開店で、到着は11:45くらいだというのに20人ほどの行列・・・。結果的には1時間待ちで入店できました。
店内
店内はカウンターのみ8席とこじんまりしていますが、広めの木製テーブルなので座ってしまえば、居心地の良い空間です。
店員さんも調理1名、案内や補助の1名で切り盛りされていました。
券売機
注文方法は店内に入ってすぐにある券売機です。
メニューは麺類が、らぁ麺(醤油)780円、らぁ麺(塩)780円、煮干らぁ麺800円の3種類が基本。麺の量は中盛が+50円、大盛りが+150円です。トッピングは味玉付きがさらに+100円、チャーシュー、味玉、海苔がトッピングされた特製が+200円です。他にも酒類もそこそこあるのが意外でした。
煮干しらぁ麺
注文して、5分ほどで料理が来ました!
まずは、ボリュームにビックリです。えっこれが1000円そこそこで食べれるラーメンなの?と思わせるボリューム感で見た目のインパクトはかなりです!
トッピングは、レアチャーシュー4枚、煮込みチャーシュー1枚、玉葱、メンマ、あおさ、味玉です。
あおさ、味玉、玉葱。やはりどれをとっても文句なしに美味い!
どのトッピングは個別に主張しつつも「ラーメンが主役」という一線を超えないバランス感が見え隠れします。
レアチャーシューは見た目のインパクトに負けないくらいにこれまた絶品で、口に入れると溶けてなくなるレベル。
肉そのものの味のレベルが高く、スジなどもキレイに取られている丁寧さ。味もほぼ付いてないくらいなので、ラーメンの味を壊していません。
煮込まれたチャーシューも同様レベルでここまで来ると箸が止まりません。
メンマは細く切られバランス感を壊さない程度に味付けされ、一切の手抜きを感じさせません。
黙々と食べるワタシを見て連れが、「美味しくないの?」と聞いたくらい夢中に食べ進みました。
麺は細めのストレート麺だが、食べると見事にスープにマッチしています。
麺自体も細麺ながらコシ、食感と好みです。うーん素晴らしい!
最初は強い醤油の味、そして濃いめの煮干独特の風味、これだけで十分ラーメンスープとしてかなりのレベルで美味い!! さらに妙にスープは「海の味」がします。
理由のひとつは、あおさです。これが煮干の独特のエグミを見事に消し去り独特のスープに変えていて美味い!!!!!。通常の煮干ラーメンの味から2段階くらい上がっている感じです。もうひとつ海鮮系の味に謎が残るが・・・。
替玉の食べ方
「替え玉の食べ方」がテーブルに置かれていたので予習することに。
替え玉ということなので、とんこつラーメンのあれを想像しつつ、しばし箸休め。
ところが、運ばれてきたのは「まぜそば」レベルの量、トッピングです。これが200円!?とはビックリです。煮干しらぁ麺を注文した人には強くオススメします!!
食べ方通りにまずは、まぜて食べますが美味い!! これだけで十分な料理です。
らぁ麺とおなじ細麺に海老風味の油がからみ、茹で上がった麺の風味と非常に合います! あくまでワタシの推測ですが、スープのもうひとつの海鮮味はこの海老油なのかなぁと妙に納得しました。
あとがき
ラーメンの基本である、麺、スープ、トッピング、コスパどれをとっても一級品です。
個人的には「つけ麺」や「煮干し」など風味が流行ると、どこのお店も同じになってしまうのが非常に嫌いで、今回は煮干しラーメンを食べるのにも抵抗がありましたが、ここの煮干しは明らかにオリジナリティ満載かつ非常にクリエイティブで独創的だと思います。
選ばれた素材、それをまとめ上げる丁寧な調理、もう美味いというか、久々に感動するくらいの食事に出会えたのが嬉しいですし、店内も、広めのテーブルや隠れ家的な感じなど、非常に居心地が良い場所です。
今シーズン最強と言われた寒波の中、行列に並ぶのが嫌いなワタシが1時間も待った甲斐が十分すぎるくらいありました。お店を紹介してくれて寒空の中、一緒に並んでくれた連れに感謝です。
醤油らぁ麺と塩らぁ麺も非常に気になりますので、