外観

お店は、JR中央本線の西八王子駅から徒歩3分ほどの、国道20号(通称:甲州街道)沿いにあります。

外観はかなり年季の入ったテントですが、創業は1994年となっています。

昼時にはいつも行列ができているようで、かなりの人気店だそうです。

コインパーキング

店舗に駐車場はありませんが、駅なども近いのでコインパーキングが点在しています。

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店内

店内はL字型のカウンター席のみで、小ぢんまりとした印象ですが、席の間隔は広めで、狭さは感じません。

席はカウンター席のみの全10席となっています。

メニュー

ラーメンは1種類のみで、トッピング違いなどで全7種類となっています。

追加のトッピングは海苔と玉葱のみです。

サイドメニューはライスとギョーザとこちらもシンプルです。

ギョーザ

ギョーザは1人前5個で一般的なサイズです。

焦げに近いようなしっかりとした焼き目が特徴的です。

皮は非常に薄く、焼き目のパリパリとした食感と、薄めの皮でもモッチリ食感があります。

餡はお肉と白菜がメインのようでジューシーさがあって美味しいです。

メンマラーメン

来店前に食べログで、「メンマラーメンが美味しい」との書き込みを見て、ついつい注文してしまいました。

メンマはこれでもかと思うくらいに入っていて、メンマラーメンの名に恥じることはありません。

時間を掛けてしっかりと煮込まれているようで、かなりトロトロ食感になっています。

味付けはかなり濃いめの甘辛味ですが、しつこさはなく、ご飯が食べられるレベルに美味しいです。

国産豚肉の肩ロースをつかったチャーシューはサイズ小さめですが、若干厚めに切られています。

強めの味付けでは無く、肉の美味しさをストレートに感じられ、嫌味がない程度の歯ごたえが良い感じです。

麺は細めに若干の縮れが入ったストレート麺です。

ツルシコ感があり、スープとの相性が非常に良く、スルスルと喉越しも良いです。

大盛の設定もありますが、麺の量は多いような気がしました。

ラーメンの表面には、八王子ラーメンの一番の特徴でもある、玉葱がたっぷりと入っています。

玉葱に非常に甘味があり、スープと絡めた時には、邪魔しないアクセントとして非常に美味しいです。

スープはかなり濃いめの茶色で、豚骨、かつお、鯖節、香味野菜をベースにしているそうです。

そこに2週間寝かせた醤油と、自家製の特製ラードを入れているそうです。

甘みを非常に感じつつも、旨味もしっかり感じ、懐かしくもガツンとしたパンチ力があって、かなり好みでした。

あとがき

八王子方面にラーメンを食べに訪れましたが、目的の豚骨ラーメン店が臨時休業。右往左往していると、黄色く古ぼけたテントがある店舗前に行列が・・・。調べてみると人気のラーメン屋さんということもありお邪魔したのが吾衛門さんでした。

「とにかく安い」というのが、最初の印象ですが、食べてみると、ギョーザもラーメンもレベルの高さをすぐに感じることができるレベルです。昔ながらの雰囲気を残しつつも、玉葱が入った八王子ラーメンの路線を踏襲しつつも、オリジナル感のある、味の虜になってしまいました。

お店を出る時に、手ぬぐいを巻いた店主さんの、優しそうな笑顔が非常に印象的で、優しい味の源は「こういうことなんだな」と、妙な納得感がありました。