外観
JR東海道線の平塚駅の西口から徒歩2分ほどの飲食街にあります。
路地裏ですが、大きな看板があるので、近くまでくれば比較的すぐに分かります。
店名は「老郷」と書いて、ラオシャンと読みます。
駐車場
店舗専用の駐車場が店舗横にありますが、3台ほどしか置くことができません。
駅が近いのでコインパーキングの利用が確実でオススメします。
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入店方法
人気店なので、満席時の並び方を書いておきます。
入口から向かって左方向に並び、席が空いたら、入店して券売機にて食券を購入します。
店内
店内は一般的なラーメン屋さんのような雰囲気です。
店員さんの活気良い声が響き、店内は満席に近いくらいの繁盛店です。
席はカウンター15席、テーブル6席の全21席となっています。
券売機・メニュー
注文は券売機にて、食券を購入しておこないます。
メニューはタンメンとギョーザのみとなっているので、迷うこともないでしょう。
ギョーザ
1人前は5個で、1つの大きさは一般的なギョーザよりも、ひと回り大きめなサイズです。
餃子を包むようすがカウンター越しに見ることができ、包みたて焼き立てで提供されます。
表面が均一に焼かれていて、見た目的にも非常に美味しそうです。
表面はパリッとするくらいに、しっかりと焼き目が付いています。
皮は薄めですが、絶妙な水加減で、モチモチ感もしっかりとあります。
餡は野菜との比率は6:4くらいでしょうか。豚肉の味が強く感じるくらい美味しいです。
タンメン
ワカメがこれでもか!?というくらいに盛られていて、見た目のインパクトはかなりあります。
海鮮ラーメンのような風味の良さが香ってきます。
かなり多めに盛られたワカメですが、三陸産の最高級ワカメをつかっているそうです。
シコシコとした食感で、非常に柔らかく、美味しさと風味がかなり美味しく、ボリューム感があってもあっという間に食べられてしまいます。
メンマは太めに切られたり、さまざまな形があります。
味は唯一と言って良いくらいに、正統派ラーメンの味付けとなっています。
麺は真っ白でストレートな細めで、かん水や添加物を一切つかっていない麺です。
ツルシコと食感はかなり良く、舌触りから喉越しまでもツルツルと滑り込むような感じです。
食感はラーメンの麺というよりも、冷麦や素麺に近い感じです。
スープはほぼ無色透明のキレイな色合いです。
ラーメンのように葱ではなく、玉葱が入っているのが特徴的です。
タンメンとはいえ、それほど塩気が強いわけでもなく、酸味の中にワカメや玉葱の風味が溶け込んでいて美味しいです。
老郷さんのタンメンの特徴として、自家製辣油や酢を入れてカスタマイズして食べるのが一般的だそうです。
何も入れないスープが美味しかったので、カスタマイズは次回のお楽しみということで。
あとがき
以前、平塚周辺に来た時に、「平塚タンメン」なるご当地麺を発見しました。残念ながら定休日に当たってしまい、平塚を諦め、「厚木ラオシャン」さんで、「平塚タンメン」を初めて食べ、衝撃的だったので、本家であるこちらのお店にお邪魔してみました。
こちらのお店は1957年創業で、「平塚タンメン」の元祖と言われています。現在は三代目の方がお店を営んでいる歴史あるお店です。
「花水ラオシャン」さんと比較されますが、花水さんは老郷で修行された方が独立したそうで、老郷さんとは無関係とのこと。
老郷さんで、「平塚タンメン」の美味しさを存分に知れましたし、ワカメや麺になど素材にこだわる姿勢なども非常に良かったですし、餃子も焼き加減から、餡、皮まで美味しかったです。