外観
JR品川駅の構内山手線1番線ホームの大崎寄りにあります。
最近は見ることがなかなかなくなった小さめの立ち食い蕎麦の雰囲気です。
メニュー&券売機
メニューは一般的な立ち食い蕎麦屋さんと大差はありません。
注文は券売機で食券を購入して店内奥のカウンターで食券を渡して蕎麦かうどんかを伝えます。
蕎麦以外でいうと品川丼というかき揚げ丼も人気です。
店内
店内はオールスタンディングの立ち食いスタイルです。
席はありませんが10人も入れば満席という感じの小ぢんまりとした作りです。
天玉そば
「天玉そば 530円」です。
ネギ大盛りをお願いしたらかなり多めにのせてくれました。
玉子は生卵をそのまま落としてあります。
温かいそばつゆで玉子の白身が少し固くなるのがまた美味しいです。
かき揚げは全体的にノッペリとして立体感のないものです。
食感もサクサクではなくベットリ感がありますが嫌味は全くしません。
品川という土地柄で具材は海老やジャコなど海鮮が多いそうです。
そばつゆは真っ黒い醤油たっぷりの東京スタイルです。
甘さが強く蕎麦屋のおつゆとは正反対ですが好きです。
蕎麦の見た目は真っ黒です。
食感は固めに茹でられていてシッカリとした印象で美味しいです。
あとがき
常盤軒さんは、以前まで品川駅に6店舗と各ホームにあり、品川駅全体が甘い蕎麦つゆの匂いに包まれていました。しかし今ではecuteができたこともあり2店舗まで減少して悲しい限りです。
常盤軒は駅そばの聖地と立ち食い蕎麦の愛好家に愛されるお店が一日でも続くことを信じて。
毎週のように土曜日か日曜日の朝に、常磐軒さんの天玉そばを食べるという生活を4年続けていたこともあり、もしかするとワタシにとっては青春の味なのかも知れません。