うどん家 八重桜の情報
- 店名
- うどん家 八重桜
- 住所
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F
- 営業時間
- 11:30 - 18:00 L.O. 17:30
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合火曜日)、 第2、月曜日、火曜日連休頂いてます、 第2月曜日、祝日の場合は、 第3、月曜日、火曜日に変更で連休頂いてます。
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- うどん
店舗所在地
関連サイト
掲載サイト(SNS等)
うどん家 八重桜

JR山手線もしくは東京メトロの有楽町駅から徒歩1分の交通会館の地下1階にあります。
交通会館の地下へ降り、東京メトロ有楽町線などに通じる方の奥にあるので、館内設置の地図を参考に探してみてください。
店内

大きめなカウンターには客席は設けず、厨房では2〜3人の職人さんが調理をされている様子です。
席はカウンター6席、テーブル12席の全18席と、それほど広くはありません。

入店して真っ先に驚かされるのが、壁に貼られたサイン色紙はざっと3〜40枚くらいありそうです。
暖簾にも芸人「シソンヌ」さんのサインが書かれるなど、メディアでの露出もかなり多いようです。
14時くらいのランチタイムを過ぎた時間帯でも行列ができるほどで、一見のお客さんよりも周辺で働く方の隠れた人気店です。
メニュー

うどんは「ざる」と「ぶっかけ」の2種類がメインで、それぞれにトッピングが施されています。
一般的なうどん屋さんのメニューというよりも、個性的な料理が多くラインナップされています。

追加のトッピングとして、20種類ほどの天ぷらが用意されています。
野菜、肉類、海鮮など種類やジャンルも豊富になっています。

平日限定ではありますが、3種類のランチセットが用意されています。
うどんと天ぷらがセットになっているので、うどん単品の通常価格を考えると、相当お得な内容になっています。
平日限定ランチAセット

ざるうどん、ごはん、天ぷらをいっしょに楽しむことができる「Aセット」です。
ご飯や天ぷらの品は、季節や仕入れ具合などで変わるそうです。

舞茸を醤油や味醂などで煮詰めたうま煮とご飯です。
シンプルな料理ですが舞茸にはしっかりとタレが染み込み、ギュッと凝縮されているようで、丁寧に炊かれたご飯にも良く合います。

天ぷらは小振りなサイズの「鶏天」と「舞茸」で、揚げ置きなどはせず、注文を受けてから揚げられ、サクサクとした衣が特徴的です。
かなり丁寧に揚げられているのが手に取るようにわかるので、かき揚げなどもきっと美味しいことでしょう。

平ざるに盛られたうどんは、群馬県の「水沢うどん」で、麺は創業130年を誇る本場群馬県の老舗製麺所「叶屋」さんのものを毎日直送しています。
薄めの平打ち麺で、コシの強さをしっかりと感じられるので、乾麺をつかった秋田県の稲庭うどんに近い歯ごたえです。

つけ汁は水沢うどんの特徴でもある「胡麻だれ」です。
北海道産の真昆布と、静岡県枕崎産の鰹節がつかわれ、胡麻も煎られているためか香ばしさがありつつも、上品さは損なわず、濃厚な和の風味を感じることができます。
ミョウガやネギなど具材もたくさん入っているため、最後まで楽しめる汁に仕上がっています。

料理提供時に店員さんから、「つけ汁は途中で辣油を入れるのをオススメします」と味変のススメ。
辣油は少しづつ入れ味を整えていくと、麻辣担々麺のように一気に中華料理のような味わいに変化。
店員さんがオススメするだけあって十分過ぎる美味しさで、2度楽しめる胡麻だれの凄さです。
あとがき
職場から交通会館が近いこともあり、行列ができているお店は気になるもの。だけど人気のあるお店は14時を過ぎようが、雨が降った日でもおかまいなしに列をつくる。何度でも通える地の利を活かし、行列が無いときはここぞとばかりに駆け込むことができました。
店主は、銀座の和食店で長年料理長を務める実力者で、ご飯の炊き方、天ぷらの揚げ方、胡麻だれのつくりなど、随所に「和」の技を惜しげもなく発揮されています。
うどん好きとしてはボリューム的には、もっと食べたいと思ってしまいますが、それも美味しいからこそのこと。