うまいもの大好きアワード 2024
いつも閲覧いただき誠にありがとうございます。こんにちは。グルメブロガーのうまいもの大好きです。
年間200軒ほどの食べ歩きをおこなった中で、個人的判断ではありますが、美味しくて印象に残ったお店を10軒紹介させていただきます。
紹介する順番は、訪問の時期が早かった順に紹介させていただきますので、順位は設けて無いことを予めご了承ください。
御菓子司 中里
JR山手線もしくは、東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩5分ほどの商店街にある「御菓子司 中里」さんです。
創業は日本橋で1873(明治6)年創業、その後、駒込に店を移し、現在は5代目とその家族4人で菓子作りから販売、配達までの全てを担っています。
現在通年で作っているのは、揚最中と南蛮焼の2種類だけですが、2023年には食べログ百名店和菓子・甘味処を受賞しています。
揚最中と南蛮焼の2種類だけですが、どちらも完成度の高さ、和菓子としての美味しさは逸品の名に相応しく、岸朝子さん著の「全国 五つ星の手みやげ」でも紹介されるほどです。
洋食エリーゼ えいすけ
東武東上線みずほ台駅から徒歩5分ほどの商店街にある「洋食エリーゼ えいすけ」さんです。
えいすけさんは、もともとは築地にて創業され、二代目が四ツ谷に「洋食エリーゼ」を開業、三代目がカツレツ専門店として「かつれつ四谷たけだ」に業態転換、その後、三代目とともに修行をともにした佐藤氏が「えいすけ」を開業しました。
メニュー表には「オーダーを受けてから一品一品作りますので時間が掛かります」と書かれていますが、並びはじめてから食事を終えるまで2時間を有しましたが、それでも十分に満足する味を楽しむことができました。
名店出身店主だけあって、素材はもちろん、調理する技術までもが基本に忠実であり、洋食の醍醐味を感じさせてくれた料理でした。
中国菜一燈火
埼玉の東松山市街から小川方面に向かう国道254号線(東松山バイパス)沿いで関越自動車道の東松山ICのすぐ近くにある「中国菜一燈火」さんです。
店主の方は、吉祥寺の名店「知味 竹爐山房(ちくろさんぼう)」にて修行され、その後に独立して2011年にオープンされました。
味を分かりやすく表現するなら、「高級中華料理店の味」で、改めて本物の中華料理ほど「医食同源」を肌身で感じることができるものだと実感しました。
目の前で、ささっとあっという間に調理されるんですが、火の入り具合なんかも絶妙で、味のセンスも感じお気に入りのお店になりました。
木挽庵
茨城のひたちなか市街を通る西中根田彦線沿いにある「木挽庵」さんです。
創業1992年で、店主は元大工から千葉の柏にある名店「竹やぶ」さんで蕎麦の修行をされ、店舗にある門も木挽庵の店主が手掛けました。
天ぷらは茨城県産の季節野菜が存分につかわれ、蕎麦だけでなく質の高い一品料理を楽しむことができました。
茨城は常陸秋蕎麦など、蕎麦の一大名産地でもあり蕎麦屋さんが多い中でも、名店出身だけあり、こだわり感もありつつ、蕎麦や汁までもが美味しいと思える逸品でした。
焼きとん 秋元屋
西武池袋線の桜台駅を降りてすぐの飲食店が軒を連ねる商店街にある「焼きとん 秋元屋」さんです。
創業は2004年に西武新宿線野方駅で、創業者は「モツ焼きブロガー」の秋元宏之氏で、モツ焼きを知り尽くしただけあり、一気に人気店になり、唯一の支店が桜台店です。
注文は紙に書いて渡すという、昔ながらの方式で店員さんとの距離感も遠くなく、お店の雰囲気も飲み歩きが好きな人にはドンピシャです。
扱うお肉は希少部位と呼ばれるものなどが提供され、焼物もタレだの塩だの決めなくてもスッと出てきたタレも実に美味しく、何本食べても飽きが来ることがなかったです。
宇都宮みんみん本店
栃木県のJR宇都宮駅近くにあり人気餃子店が軒を連ねる「餃子通り」にある「宇都宮みんみん本店」さんです。
「宇都宮餃子」と言えば、必ずみんみんさんの名前が上がるほど有名店さんで、観光客だけでなく地元民からも絶大な人気があります。
餃子専門店だけあり、焼、水、揚の3種類の餃子と、ライス、ビールのみが提供されます。
宇都宮餃子の知名度の高さもあって、観光客が多く訪れる時期には、1時間待ちも当たり前です。
初来店時は「意外に普通だと」感じ、それほど美味しいとも思いませんでしたが、たくさんの餃子を食べれば食べるほど、みんみんさんの餃子のスゴさを実感できました。
甘味処 芋甚
東京メトロ千代田線の根津駅から日暮里方面に5分ほど歩き、根津神社からほど近いところにある「芋甚」さんです。
元々は焼き焼き芋屋さんとして創業し、創業者の山田甚蔵さんが芋を焼いているから「芋甚」という店名になり、1912(明治45)年にアイスクリーム屋さんとして開業しました。
2代目の店主が考案したアベックアイスが人気で、小倉を「男性」、バニラを「女性」に見立てたことが名前の由来です。
現在も製法や材料を変えることなく、昔ながらの味を守り、代々家族で経営されたその温もりが味に伝わっているようで、下町の人気甘味処として何度でも訪れたくなるお店です。
野方餃子
西武新宿線の野方駅北口を出て北原商店街をまっすぐ進んだ先にある「野方餃子」さんです。
2013年の創業で、店主が餃子好きということもあり、餃子屋さんを100軒以上を食べ歩き、365日毎日改善を続け、現在の味に辿り着いたそうです。
店内の家具やテーブル、カトラリーなどにオシャレ感があり、デートで訪れるカップルを見かけることが多いお店です。
餃子はシンプルながら、ニンニクやチーズなど細部にまでこだわり、餃子好きなら一度は訪れて損はない味です。
焼肉問屋 牛蔵
西武池袋線の富士見台駅北口を出てすぐのところにある「焼肉問屋 牛蔵」さんです。
創業は1996(平成8)年で、およそ30年ほどの歴史があり、運営元は牛肉の卸で、都内でも予約が取れない予約困難店としても有名なお店です。
扱うお肉は国産黒毛和牛、しかもA5など最高級に近いランクばかりで、卸ならではの希少部位を楽しむことができます。
しかも価格はお店いわく適正価格と、大手チェーン並みの価格で上質なお肉を味わえるのも人気の秘密です。
郷土料理 ともん
埼玉県の国道16号「河原町」交差点を県道299号で日高市方面に向かったところにある「郷土料理店 ともん」さんです。
創業1976(昭和51)年で、釣り好きの店主の父が「どうせやるなら特徴のある料理店を」と現在のような定食屋さんになりました。
店主、息子さんともに釣具メーカーの開発に携わるなど、食材だけでなく釣りにも精通しています。
川魚から山菜までのスペシャリストであり、その知識と経験は貴重なものだと実感できます。
料理の味付けなども、丁寧さが伝わってきますし、お椀やお皿などの焼物も実に見事で、見た目の色合いだけでなく、手に持った感じも素敵です。
料理を口にしていると、四季の中で採れるものだけを食す、人間本来の「食」としての原点を垣間見えるようでした。
あとがき
今年はコロナ開けということもあり、少しづつ飲食業界が盛況を取り戻しつつも、コロナ前とは違う業態や業種が誕生し、食べ歩きの流れも以前とは変化が見られる一年となった気がします。
個人的なことで言えば、体調不良や旅行に行けないなど、近場の食べ歩きが多かった一年となり、地方の美味しいものを届けることができなかったと反省の年となりました。
今年度は過去記事を500件ほど削除したり、ブログとしての「うまいもの大好き」変革の時期となり、来年度にはさらなる楽しい情報をお届けできればと思います。
今後ともうまいもの大好きを宜しくお願い致します。