外観
高崎市内の東側に位置し、市内を通る道高崎環状線から、少し入った所にあります。
徒歩の場合、JR高崎駅から徒歩20分、約1.7kmと遠めです。
駐車場
店舗敷地に駐車場があり、全部で8台置くことができます。
平日でもランチタイムは満車になっているようだったので、早めの来店をオススメします。
店内
カウンターメインの店内ですが、ラーメンさんというよりも、フレンチなどが出てきそうな雰囲気です。
席はカウンター席16席、テーブル2席となっています。
満席時には、店内に置いてある受付票にて、名前と人数を書き順番を待ちます。
店内に待機場所は無かったので、外で待つような感じでしょうか。
注文は店内券売機にて、食券を購入します。
近くに写真つきのメニューがあるので、迷うことなく比較的容易に購入できました。
メニュー
ラーメンは全部で6種類。基本は支那そばのベースに、異なった醤油をつかうなどの違いがあるようです。
大盛の設定はなく、その代わりに和え玉がありました。
一品料理がかなり充実していて、ご飯物だけでも5種類(但し、炒飯はディナータイムのみの提供)。
餃子も2種類、ラーメントッピングを別皿で楽しむこともできます。
メニュー以外にも、アルコール類などもあったので、夜などは〆ラーメンをすることもできそうです。
メンマ皿
ラーメンのトッピングのメンマを別皿で注文しました。
甘めな味付けで、食感はとろけるほどに柔らかめ。ビール飲みながらとか、ライス片手にしても美味しそうでした。
焼餃子
1人前は4個で、小判のような形をしたもので、通常の餃子よりも若干大きめです。
表面の焼色が非常にキレイなのが特徴的です。
表面はシッカリと焼かれて、カリカリに近いような食感です。
餡はお肉多めな感じで、肉汁のようなジューシーさがありました。
皮は薄めで、餡とのバランスが良く、完成度が高いと感じられる餃子です。
支那そば(白)
支那そばは(白)、(黒)、(紫)の3種類あります。
透き通るようなスープで、かなり上品な感じの見た目です。
それほどサイズ感はありませんが、スープまで飲み干すと、丁度いいボリューム感でした。
ラーメンには水菜の千切り、キクラゲのようなものが添えてあります。
穂先メンマがつかわれ、かなり柔らかめな食感に、甘めの味付けで、抵抗感なく食べられました。
チャーシューには秋田県産八幡平ポークがつかわれ、自家製ハム「ジャンボン・ド・パリ」と、肩ロースの自家製焼豚の2種類です。
素材の良さもあって、お肉はかなりの質感で、味もブランドポークが使われているだけあって、旨味があります。
ラーメンスープは、岩手県産の鴨ガラをベースに、契約農家の深谷葱、北見玉葱、十勝人参を足した二段出汁。
動物系のスープですが、コッテリとしたイメージではなく、見た目の澄んだ印象そのままの味わいです。
鴨そば
開店当初から提供されているラーメンで、お店こだわりの一品です。
見た目は支那そばと、それほど大差はありませんが、鴨肉がのせられているので高級感があります。
鴨そばには、白トリュフオイルが付いてくるので、味変のようにつかうことができます。
鴨肉のロースは自家製燻製で、表面は赤身を帯びています。
時間の経過とともに熱が入り色味が変化するので、半生のような状態と2段階で楽しむことができます。
麺は細めで、シッカリとしたコシがあるストレート麺がつかわれています。
6種類の小麦をブレンドしたもので、加水や寝かせを繰り返す三段階製麺というこだわりです。
ベースは支那そばと同じ、岩手県産の鴨ガラをベースがつかわれ、そこに干し貝柱が足されています。
まろやかな旨味のある塩味に、鴨の香りをしっかりと感じることができます。
かなり強めの香りがある白トリュフオイルを、途中に追加すると、全体としてコクがプラスされていきます。
和え玉
ラーメンに大盛の設定はないので、麺をもう少しと思う人は、和え玉を追加します。
麺には玉葱などがのせてあり、シャキシャキとした歯ごたえがあり、
醤油ダレと麺を和えると、麺の香ばしさがダイレクトに伝わってきます。
あとがき
まるこうさんは株式会社ベダルフという、高崎近郊にて焼肉、焼鳥、居酒屋などを経営するグループのうちの1店舗です。
飲食を専門にしてあるグループだけあってか、店内の雰囲気や働かれている店員さんの対応などは非常に丁寧です。
味に関しては食べ終えた後に、グループの1店舗であるのを知り、突き抜けるような味ではなかったので、妙な納得感がありました。じゃあダメなのかというわけではなく、白トリュフや鴨肉、ブランドポークなど高級食材などがふんだんに使われている割には、お得感はありました。