店舗情報
- 店名
- 支那そば まるこう
- 住所
- 群馬県高崎市高関町289
- 営業時間
- 平日昼 11:00-14:30 L.O 平日夜 18:00-21:00 L.O 土日祝昼 11:00-14:30 L.O 土日祝夜 17:30-20:30 L.O
- 定休日
- 月曜日
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
支那そば まるこう

高崎市の東側に位置し、市内を回る高崎環状線から少し入った場所にあります。
最寄り駅は、JR高崎駅から徒歩約20分、約1.7kmと遠めです。
駐車場

店舗敷地内に駐車場があり、全部で8台置くことができます。
平日でもランチタイムは満車になっているようなので、早めの来店をオススメします。
店内

フレンチやイタリアンなどヨーロッパの食堂を思わせるようなカウンターで、落ち着いて食事ができそうな雰囲気です。
席はカウンター席10席、テーブル6席の全16席です。

満席時には店内に置いてある受付票に、名前と人数を書き順番を待ちます。
店内に待機場所は見当たらなかったので、外で待つような感じでしょうか。

注文は店内にある券売機にて食券を購入します。
近くに写真つきのメニューがあるので、比較的迷うことなく容易に購入できました。
メニュー

ラーメンは全部で6種類。基本は支那そばのベースに、それぞれ異なった醤油をつかうなどの違いがあるようです。
大盛の設定はなく、その代わりに和え玉がありました。

一品料理がかなり充実し、ご飯類だけでも5種類(但し、炒飯はディナータイムのみの提供)ありました。
餃子も2種類、ラーメンのトッピングは別皿で楽しむこともできました。
メニュー以外にアルコール類もあるので、夜などはお酒をいっしょに楽しんで、〆ラーメンをすることもできそうです。
メンマ皿

ラーメントッピングのメンマを別皿で注文しました。
味付けは甘めで食感はとろけるほどに柔らかめ。お酒の飲みながらとか、ライスのお供にしても良さそうでした。
焼餃子

1人前は4個で、一般的な餃子に比べると小判のような形で平べったく、若干大きく感じるサイズです。

表面にはキレイな焼色がつき、シッカリと火が入りカリカリに近いような食感です。
餡はお肉多めで、肉汁のようなジューシーで、皮は薄く餡との分量のバランスが良く、完成度が高い餃子です。
支那そば(白)

支那そばは(白)、(黒)、(紫)の3種類あり、(白)をチョイスしました。
見た目は透き通るような色合いのスープで、かなり上品な印象を受けます。

ラーメンには水菜の千切りと、茎わかめのようなものが添えてあります。
長い穂先メンマがつかわれ、食感はかなり柔らかく甘めの味付けで、ラーメンのアクセントとして良かったです。

チャーシューの素材には秋田県産八幡平ポークがつかわれ、自家製ハム「ジャンボン・ド・パリ」と、肩ロース部位の2種類です。
お肉の素材の良さもあり、解れの良さなど肉自体に質感があり、味もブランドポークが使われているだけあり旨味を感じられます。

ラーメンスープは岩手県産の鴨ガラをベースに、契約農家さんの深谷葱、北見玉葱、十勝人参を足した二段出汁で抽出されています。
動物系のスープですが、全体として円みがある印象で、見た目の澄んだイメージそのままの優しい味わいです。
鴨そば

開店当初から提供されているラーメンで、お店こだわりの一杯だそうです。
見た目は支那そばと、それほど大差はありませんが、鴨肉がのせられている分だけ高級感があります。

鴨肉のロースは自家製の燻製で、ミディアムくらいの赤身を帯びています。
鴨そばには白トリュフオイルが付いてくるので、味変のようにつかうことができます。
時間の経過とともにスープの熱が入り、色味や食感が変化するので、2段階を楽しむことができます。

麺は細めのストレート麺で、6種類の小麦をブレンドしたもので、加水や寝かせを繰り返す三段階製麺というこだわりです。
シコシコとした歯ごたえを感じるシッカリとした麺で、食べるとコシを感じさせるような麺でした。

ラーメンスープのベースには岩手県産の鴨ガラをつかい、そこに干し貝柱が足されています。
角が取れたような、まろやかな旨味のある塩味に、鴨の香りが移り深みのある味わいになっています。
鴨肉に付いてきた、白トリュフオイルを途中に追加すると、かなり強めの香りがあるため、全体としてコクがプラスされます。
和え玉

ラーメンに大盛の設定はないので、麺をもう少し楽しみたいと思う人には、和え玉がオススメです。
シャキシャキとした歯ごたえの玉葱がのせられ、醤油ダレで全体を和えると、麺の香ばしさがダイレクトに伝わってきます。
あとがき
支那そばまるこうさんは、株式会社ベダルフという高崎近郊にて焼肉、焼鳥、居酒屋などを経営する飲食グループのうちの1店舗です。飲食を専門にしてあるグループだけあり、店内の雰囲気や働かれている店員さんの対応などは非常に丁寧です。
味に関しては、全体を通して突き抜けるような味では無く、食べ終えた後にグループの1店舗であることを知ると、妙な納得感がありました。
じゃあダメなのかというわけではなく、白トリュフや鴨肉、ブランドポークなど高級食材などがふんだんに使われている割にコスパは良く、調理などの技術も高さを感じます。個人的に餃子は専門店にも引けを取らないレベルかと。