支那そばメンフジミの情報
- 店名
- 支那そばメンフジミ
- 住所
- 群馬県前橋市富士見町時沢100-1
- 営業時間
- 10:45 - 14:45
- 定休日
- 不定休
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
関連ニュース(外部サイト)
掲載サイト(SNS等)
支那そばメンフジミ

前橋市街から北部にあり、国道17号(通称:上武道路)から「上武上細井」交差点を赤城方面に向かったところにあります。
徒歩での来店の場合、上毛電気鉄道上毛線の三俣駅ですが、約4.3km、約1時間掛かりますので、あまりオススメできません。
駐車場

建物前に専用の駐車場が用意され5台ほど置くことができます。
ただし店舗が複数連なる建物物件なので、どこまでが専用駐車場なのか不鮮明です。
店内

真っ赤な壁に仕切られたテーブル席とカウンター席があり、およそ40席ほどあり広めです。
人気店なので満席の場合は、店内入口に置いてある受付票に名前と人数を書いて待機します。
メニュー

ラーメンは、辛みそ、しょうゆ、背脂の3種類がメインでそれぞれにチャーシューやネギなどのバリエーションがあり、追加トッピングも豊富です。
サイドメニューには、チャーハンや餃子、ライスなどがあります。
餃子

1人前6個で餃子は一般的なサイズです。
価格はかなり安めに抑えられて設定されていますが、味、食感ともに残念ながら業務用です。
半チャーハン

餃子同様に価格が抑えられているのでラーメンのお供に良さそうです。
価格は抑えられていますが、チャーシューやネギ、玉子などの具材はちゃんと入っているのでコスパは良さそうです。

食感はパラパラに近く食べやすさと軽さがあり、火加減による炒め具合も良いです。
半チャーハンですがボリュームはそこそこあり満足度は高めです。
しょうゆラーメン

風貌はナルトにチャーシュー、ネギと、どこか懐かしさがあり、昭和の食堂で食べるラーメンを思い起こさせます。
※辛みそラーメンと食材の一部は共通となっています。

メンマは細切りでシャキシャキとした食感が特徴的です。
最近のラーメンは太いメンマをつかうお店が多く、こうした細切りのものは地方のラーメンに多く見られ、懐かしさと哀愁を想起させます。

ノーマルのラーメンを注文しましたが、チャーシューはデフォルトで2枚入っていますので、チャーシューラーメンは一体何枚入っていることやら。
群馬は養豚業が盛んな地域ということもあり、チャーシューのレベルは総じて高く、上質なチャーシューの美味しさを楽しむことができます。

麺は平打ち中太の縮れ麺、いわゆるピロピロ麺となっています。
群馬県産を含む国産小麦100%の自家製多加水麺で、スープに良く絡みワシャワシャと食べすすめることができます。
辛みそラーメン

お店で一番人気となっているのが「辛みそラーメン」です。
ラーメンの表面には白胡麻がまぶされ、赤と白のコントラストが特徴的です。

スープには青海苔も入り、焼海苔よりも断然に風味が良くなっています。
味噌の濃いスープに一瞬の爽やかさが加わり、全体の引き締め役をこなしていました。

ラーメンスープは煮干しやコンブの魚介系と動物系を合わせたダブルスープがベースとなり、赤や白の味噌ダレを合わせています。
初めは味噌の甘みを強く感じ、まろやかでコク深い味わいをしています。

辛みそラーメン最大の特徴は中央に置かれた辛味噌玉です。
唐辛子やニンニクが利きかなりのパンチ力とともに、味を劇的に変え二段階のスープを楽しむことができます。

辛味噌玉を溶かすと、強烈なパンチ力がさらに増していきます。
まろやかな味噌の甘みから、辛さとニンニクのコクが加わります。
モッチリとした中太平打ち縮れ麺を絡ますと、パスタのペスカトーレのように変化していきます。
あとがき
「支那そばメンフジミ」は、老舗うどん店「水香苑」グループが手掛けるラーメン屋さんで、山形県南陽市にある 「龍上海」が発祥で1960(昭和35)年に誕生しました。
ラーメンや餃子など全てが安く価格設定され、大手飲食グループが手掛けているのはすぐに分かりましたが、山形ラーメンをインスパイアしているのは面白いです。