ramen rise niji (ラーメン ライズ ニジ)の情報
- 店名
- ramen rise niji (ラーメン ライズ ニジ)
- 住所
- 群馬県渋川市渋川1827-25 1F
- 営業時間
- 11:00 - 14:30 L.O. 14:00 18:00 - 20:30 L.O. 20:00
- 定休日
- 金・土曜日
- 価格帯
- 1000円〜1999円
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
関連サイト
関連ニュース(外部サイト)
- 群馬県渋川市で出会った『ramen rise niji(ラーメンライズニジ)』
- 【群ラー掲載店】ramen rise niji
- ramen rise niji | 麺バカTAR-KUN~全国制覇の野望~ 麺伝説
掲載サイト(SNS等)
私用のため、ほぼ毎週のように高崎・前橋エリアへお邪魔している。通い始めた頃は、有名や食べログ上位のラーメン屋さん巡りに精を出していたが、だいぶ食べきった感がある。
パートナーが群馬の魅力発信インスタグラマー「けーちゃん」が紹介したお店を薦めてくれたので、イチかバチかの思いでお邪魔することにした。
JR渋川駅から徒歩5分ほど。車で訪れても徒歩圏内に市営駐車場に格安で停めることができるので、比較的、利便性は良い立地。
ramen rise niji(ラーメンライズニジ)
店舗は和風な佇まい。雰囲気に似つかわしくない店名のロゴに違和感を覚える。
行列ができるためか、並び用のロープが張られているが、先客は1組のみ。
記入用紙も無く、前もって食券を購入する必要も無いので、順番が来るのを待っていれば大丈夫。
店内

大きな一枚板のカウンター、純和風な竹の飾りなど、間違いなく寿司屋の居抜き店舗だ。
ロゴや店名からはどことなく「輩感」が滲み出ていたのだが、接客する店員さんは皆、低姿勢で親切。むしろ優しく親近感が持てる。
券売機は無く注文と支払いは席で行うのが、最近の店舗としては珍しく思える。
席はカウンター5席、テーブル8席の全13席。
メニュー

ラーメンは「白」と「黒」の2種類のみ。ワンタンや名古屋コーチンの味玉などトッピングは多め。
ラーメンでは足りないという方には、ご飯物と和え玉はそれぞれ5種類用意されている。
ラーメン 白醤油

透き通るようなスープが特徴的で、美しい見た目に惚れ惚れしてしまう。
カテゴライズするならば、キレイ系や青湯系で間違いないだろう。
※白醤油と黒醤油には共通の具材がつかわれているため、2つの料理でそれぞれをレビューしています。

スープに刺さるように添えられ、一般的な倍くらい太さがある極太メンマ。
太さがあるためスープが染み込み、噛みしめるとスープとメンマの味付けが混ざり合い、旨味がジュワリと滲み出てくる。
食感は均一でなく、柔らかい部分と固い部分があり、極太のメンマを使い続けるのであれば、炊き方に工夫が必要だろう。

追加トッピングしたワンタンには非常に薄皮でシルキーで滑らかな食感をしている。
鶏挽肉の餡がつかわれ生姜風味の爽やかさが美味しい。

表面には鶏油が浮かび、香りとまろやかさな深味がスープに足されている。
名古屋コーチンの丸鶏と上州地鶏のガラをベースに、片口イワシの煮干し利尻昆布などの乾物を合わせたダブルスープ仕立て。
そこに白醤油などの返しを加え、ベースの出汁感と鶏の旨味が混ざり合い美味しさへと昇華されている。
黒醤油

ラーメンが運ばれて来るなり、醤油の香ばしい香りがフワッと立ち込める。
白醤油のような透明感のあるスープではなく濃い黒さが特徴的で、スープに合わせる葱には九条葱がつかわれている。

チャーシューには上州地鶏の胸肉と群馬県産の豚肩ロースがつかわれている。
どちらも低温調理が施されているようで、胸肉はシットリとした食感で、豚肩ロースは赤身が残りレア気味に仕上げられている。

麺には前橋にある古平製麺のもので、細ストレート麺がつかわれている。
パツパツとしっかりとした歯ごたえがあり、スープに絡み喉越しも非常に良い。

黒醤油のスープにはたまり醤油など複数の醤油をブレンドしたものがつかわれ、キリッとした印象を残す。
醤油のキリッとした味わいが前面にでつつも、名古屋コーチンなどの出汁のベースがしっかりと効いている。
和え玉

5種類ほどある中から山椒の和え玉をチョイス。刻みチャーシューや葱とともに、麺には大量の山椒がまぶされている
醤油仕立てのタレと和えると、山椒の香りが鼻に抜けていく。
白醤油のスープを入れると、山椒の風味がまろやかになり、和風のラーメンへと変貌した。
あとがき
創業2023年ながら丁寧な調理と味で、多くの支持を得ているラーメン店。
食材には名古屋コーチンや九条葱など各地の食材を使いつつ、地元群馬の地鶏などを上手に合わせている。チャーシューやワンタン、スープなど各部の作りは評判通り丁寧に作り込まれ、全体的なバランス感を損なうことも無い。
食材のチョイスや使い方を考慮すると、伸びしろがまだまだあると容易に想像でき、今後の展開や味の成長が期待できる。
























