外観
JR熊谷駅の北口から徒歩5分ほどの繁華街にあります。
車の場合、国道17号から一本路地に入った場所になり、比較的わかりやすいです。
店名の「ゴールデンタイガー」は、店主息子さんの「虎太郎」君の名が由来しているそうです。
夜にお邪魔しましたが、煌々と光りカワイイ虎が描かれた看板が目印になります。
駐車場
店舗専用の駐車場はありませんが、目の前がコインパーキングになっています。
満車の場合でも、駅周辺なのでコインパーキングが点在しています。
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入店方法
人気店で行列ができることも多いそうなので、入店方法を書いておきます。
満席の場合でも、店内に入って先に食券を購入します。(但し、開店前はそのまま並びます。)
店舗から向かって左側へ列を作り、敷地内で折り返します。(代表待ちは禁止となっています。)
列が進むと店員さんが食券を回収。細かいオーダーを聞かれ、順番が来ると入店となります。
店内
店主の先輩が手掛けた店舗は打ちっぱなしのコンクリートなど、古着屋さん風であちこちにオシャレが溢れています。
席は1カウンター8席、テーブル8席の全16席となっています。
平日のディナータイムにお邪魔したのだが、なぜか7割くらいはアジア系のお客さんで、異国情緒がありましたw
メニュー・券売機
つけ麺は、TKM、トマト、ゴールデン、タイガーの4種類です。その他に限定つけ麺と追加トッピングがありました。
麺の量は、中盛(300g)、大盛(400g)、特盛(600g)、鬼盛(800g)の設定がありました。
とにかく種類が多くメニュー表がないので、とにかく注文が大変ですが、スタッフさんに聞けば優しく対応してくれます。
肉ごはん
豚のステーキ肉がつかわれ、タレと葱がかけられたご飯です。
ご飯とお肉の量が半々くらいで、食べていて採算度外視なお得感がありました。
桜色の豚肉は火入りも非常に丁寧で、固さを微塵も感じないくらいに、食べていて心地良いです。
ポークステーキの肉質がとても良く、脂の旨味と甘さがあります。
タレもポン酢のような酸味がある風味で、ラーメン屋にありがちなコテコテ感な丼よりも、料理の質の高さを感じます。
TKM 味玉肉増し
「TKM」って何?って感じましたが、TKG(卵かけご飯)ならぬ、TKM(卵かけ麺)のことでした。
追加トッピングはしていませんが、味玉と肉増しのフル・トッピングです。
食べ方は卵を溶かし、全体を混ぜ合わせるので、油そばに似ています。
TKMを注文すると、レモンか鰹節を選ぶことができるので、鰹節を選びました。
削り節が入っており、鰹の風味が麺やタレに移り、上質な香りが追加されていました。
TKMの中央にはオレンジ色に光る生卵がのせられています。
卵は埼玉県深谷市にある卵専門農場「田中農場」さんの卵で、ミシュランガイド掲載店もつかうほどの名品です。
甘みと旨味が抜群で、TKMに欠かすことができない具材としても納得の味です。
肉増しを注文したためか、チャーシューは2種類が入っていました。
1つは煮豚のチャーシューはとろけるような柔らかさで、味付けはシンプルに肉の持つ味が引き出されています。
もう1つは燻製チャーシューです。
味にしっかりとした塩気と風味があるので、TKMのアクセントとして面白かったです。
カリカリになりすぎない火の入り方で、パンに挟んでも美味しそうでした。
麺は中太くらいの自家製ストレート麺(通常200g)で、水ではなく氷水で締められているので、強めのコシがあります。
麺そのものに甘さと風味があり、そのまま食べても美味しいくらいに完成度が高いです。
タレはシンプルな鰹出汁の醤油ベースで、卵、麺、タレの絡みも非常に良く、あっという間の完食でした。
あとがき
ゴールデンタイガーさんの創業は2018年。店主さんは大勝軒系の本庄大勝軒グループで、店長やエリアマネージャーを勤めた後に独立されました。
TKMは勤めていたお店の定休日に「金の素」としてイベント提供していたものが、ブラッシュアップされTKMが完成されました。
料理は、食べログやInstagramなどでも見ていたので、どちらかと言えば「ジャンク寄り」なものを想像していましたが、食べてみると、想像以上に繊細。チャーシュー、麺、タレ、どれをとっても完成度が高く、ジャンクとはほど遠い質の高さです。
味や素材などもかなりブラッシュアップされた感じがあり、器の中で計算された緻密さを感じます。
ちょっと強面のスタッフさんですが、皆さん優しく対応も丁寧なので、人気店になってもリピーターを呼び込む理由がわかりましたwww