外観
高崎市街の北部に位置し、住宅街のような少し奥まった場所にあります。
最寄り駅はJR上越線の高崎問屋町駅から1.6km、徒歩30分ほどと遠めです。
イタリア料理店らしいレンガ調でヨーロピアンな造りに、ついつい期待感が膨らみます。
駐車場
駅などが遠い地域ということもあって、店舗敷地内に専用の駐車場があります。
隣の美容系店舗の駐車場と共有になっていることもあって、全部で30台ほどは置けそうです。
店内
入口から入ると左右に部屋が分かれていて、中央奥に厨房を見ることができます。
片方は食堂のような感じで、イタリア料理店らしく自転車などが置いてありました。
もう一方はレストランスタイルのようで落ち着いた雰囲気です。
店内のいたるところにヨーロッパで購入したような小物が置かれ、本場のような雰囲気があります。
メニュー
アンティパスト(前菜)メニューでは、本格的な南イタリア料理が提供されています。
種類はかなり本格的で豊富、ディナータイムには、お酒といっしょに楽しむこともできそうです。
メニューの最初には、「ピザとピッツァの違い」など、イタリア料理に関する情報などが書かれ、読み応えがありました。
ピッツァは4つほどのカテゴリーに分かれ、それぞれ10種類くらいのメニューがあり、全部合わせると60種類くらいあるので、悩んでしまうレベルです。
ピッツァに含まれる具材などの説明が丁寧に書かれているので、注文をする際に味の想像がつきやすく親切です。
ピッツァのサイズはS、M、Lの3種類から選ぶことができます。
ハーフ&ハーフなど、オプションやトッピングなどのバリエーションを選ぶこともできます。
ランチタイムには、ドリンクやサラダなどを料理に付け、セットにすることができます。
週末でもランチセットをやっていますが、週末と平日で価格が異なります。
サラダセット
ランチタイムのミニサラダとドリンクのセットです。
ドリンクは10種類ほどから選ぶことができ、追加料金でアルコールを選ぶこともできます。
ミニサラダは、ミニとはいえ十分なボリューム感があり、オリジナルでレモンの酸味が効いたドレッシングが美味しいです。
カルツォーネ
カルツォーネとは、ピザを包み焼きにしたものです。
本格的なイタリア料理店でも、なかなかお目にかかることができない料理なので、注文してみました。
表面にはチーズ、オリーブオイルがかかっていて、見た目的にもイタリアンな感じに食欲がそそられます。
モチモチとした生地が非常に美味しく、包みの中には、溶けたリコッタチーズやモッツァレラチーズが入り、風味を存分に味わえます。
マルゲリータ
ピッツァの定番メニューということもあるので、注文してみました。
デラチッタさんのピッツァの見た目の特徴としては、耳(生地の周囲)がとにかく厚いことです。
ピッツァの中心部分には、たっぷりの溶けたチーズと非常にジューシーさがあるトマトソースで、香りも味も美味しいです。
Sサイズを注文したのですが、想像以上に「軽く」、一枚をあっという間に食べてしまいますので、1人で食べられる場合でもMサイズをオススメします。
下仁田ネギとアンチョビのマリナーラ
マリナーラ(ニンニクとトマトソース)ベースのピッツァで、チーズはありません。
ピッツァが運ばれてくると、ニンニクの香りで非常に食欲をそそられました。
アンチョビの塩気と、ニンニクの風味、トマトの酸味、下仁田ネギには火が入り甘みが増されています。
お酒といっしょに食べても、十分な満足度が得られるようなピッツァです。
あとがき
今回お邪魔した、ピッツェリア デラチッタさんのオーナーは、ナポリ認定のピッツァ職人ということもあって、本格的なピッツァはもちろん、サラダなども非常に美味しかったです。
ピッツァの生地にはイタリア産高級小麦粉と群馬県産小麦粉をブレンドしたものをつかい、モチモチな食感とともに、料理自体に「軽さ」があり、Sサイズを注文したのですが、女性でもあっという間に食べてしまいました。
再訪問時は大きめのサイズを思いっきり食べて、生地や料理の美味しさを思う存分楽しみたいです。
厚めの耳を持つピッツァは、正直あまり好きではなかったのですが、こちらのピッツァを食べるとその印象は吹っ飛んでしまいました。