店舗情報
- 店名
- 手打ちラーメン 清仁軒
- 住所
- 群馬県高崎市本町117-3
- 営業時間
- [月・火・木・金] 11:00~14:30 [土・日・祝] 11:00~15:00
- 定休日
- 水曜日、第1.・3木曜日
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
清仁軒

国道17号から高崎駅方面に入った住宅街と商店街の間のような場所にあります。
最寄り駅はJR高崎駅もしくは、JR信越本線の北高崎駅ですが、どちらからも徒歩10分ほどかかります。
駐車場

店舗周辺に専用の駐車場が用意されています。
ただし、ランチタイムなどは開店直後から満車になるようなので、その場合は周辺にコインパーキングが点在しています。
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入店方法

人気店なので、受付票が店内入った場所に用意されていました。
待機用の席が店内2席と外に2席ありました。
店内

キッチンを取り囲むカウンター席、その周辺にテーブル席というレイアウトになっています。
店員さんの対応は非常に丁寧で優しかった印象です。
席はカウンター6席ほど、テーブル4席ほどの全10席前後となっています。

注文は券売機にて食券を購入します。
店外にもメニューが用意されているので、予め注文を決めてから入店するとスムーズでしょう。
メニュー

ラーメンは醤油と塩の2種類のみで、それぞれに、通常のラーメンと特製ラーメン、ワンタンメン、チャーシューメンの4種類がありました。
追加トッピングも数種類あり、サイドメニューにはご飯物が何種類かありました。
モツ丼

平日限定で提供されている、モツ丼を注文しました。
モツ丼にはお新香が付いてきます。

ボリューム的にはモツが大きめで、ご飯が少なめなので、ラーメンと合わせてると、いい感じの満腹感があります。
大きめに切られたモツは、時間をかけて煮込まれているようで、非常に柔らかく溶けるような食感で、臭みも脂もしっかりと取られています。
味は濃いめの味付けではなく、白味噌ベースなのか上品さがあって美味しいです。
懐かしの醤油ラーメン

メンマ、チャーシュー、ナルト、葱と非常にシンプルな盛り付けということで、懐かしのラーメンというネーミングのようです。
ラーメンが注がれた店名入りのラーメンどんぶりは、哀愁があって個人的にも好きです。

ラーメン注文時には、細打ち麺か手打ち麺のどちらかを選ぶことができるので、細打ち麺をチョイスしました。
チュルチュルとすする際のスープとの絡み方が良く、懐かしい感じがする麺でした。
特製醤油ラーメン

懐かしのラーメンに味玉とワンタンが追加トッピングされています。
大きめなラーメンどんぶりで、気持ちボリュームを感じる見た目でした。

メンマは非常に柔らかく、溶けるような柔らかさです。
ランダムに厚みを持たせて切られているので、食べている中でアクセント感があります。
甘さ強めで主張するような味付けが印象に残りました。

味玉は茶色に色付いていて、中は半熟でトロっと黄身の甘みが出てきます。
味付けはそれほど印象に残るような強めではありませんが、それが返って全体のバランス感を崩していませんでした。

特製の場合にはワンタンが3個入っています。
薄めの皮で餡は鶏のつくねでしょうか、驚かされたのは、噛み締めた瞬間にワンタンの中から肉汁が出てきました。

チャーシューをラーメンからレンゲですくい出すと、サイズの大きめを実感できました。
お肉は下仁田ポークをつかい、厚みに切られていて、しっかりとした歯ごたえがあって、肉を食している感が得られ美味しいです。

麺は手打ち麺をチョイスしました。
平打ちの中太くらいで縮れがあるので、見た目のインパクトもあります。
スープとの絡み、噛み締めたときに感じるうどんにも近いようなコシが良い感じです。
毎日4時間ほどかけ製麺し、1日70食ほどしか提供できないこだわりの麺です。

スープの最初の印象は非常に甘味がありつつ、醤油のまろやかさが追っかけてくるような感じです。
スープのベースは豚骨と鶏の皮をじっくりと煮込んでいて、臭い消しなどの野菜は使っていないのに、旨味を非常に感じられます。
あとがき
見た目がとにかく美味しそうなので、1年ほど前からブックマークしており、近くに用事があったので、お邪魔させて頂きました。
清仁軒さんを語る上で、必ず出てくるのが「清華軒」さんというラーメン屋さんです。清華軒さんは1956年に創業、高崎で非常に人気のあるラーメン屋さんで映画「ラーメン食いてぇ!」のモデルにもなった名店でした。
そこへ現在の店主がラーメン食べ歩きの末に弟子入りを志願し修行されます。しかし店舗は2016年に休業となってしまいました。その後名店の味を受け継ぐべく2017年に清仁軒をオープンさせたそうです。
全体を通して、優しい味、手間暇の掛け方を実感でき、ラーメン愛に溢れた一杯でした。てか、このご時世でこの価格はお客さんにも優しすぎるお店です。