外観
JR・しなの鉄道の軽井沢駅北口から長野県道133号(旧軽井沢軽井沢停車場線)を旧軽井沢方面に向かった先にあります。
最寄りの軽井沢駅からでも、徒歩10分、約650mなので、旧軽井沢方面へのアクセスでも立ち寄ることができます。
左は店内飲食用の入口、右はクレープのテイクアウト専用の注文口になっています。
駐車場
店舗横に専用の砂利の駐車場があり、5台ほど駐車することができます。
交差点の近くで、常に歩道を観光客が往来しているので、駐車する際は注意が必要です。
店内
ウッディーで山小屋を思わせるような作りになっていて、軽井沢でも人気のカフェなのも納得です。
席はカウンターやテーブル席など、全30席ほどです。
メニュー
喫茶店なので、ドリンク、スパゲッティ、トースト、カレーなど、種類はかなり豊富です。
コーヒーは、創業当時から日本橋にあるミカドコーヒーさんで、抽出はサイフォンでおこなう本格コーヒーが楽しめるそうです。
人気のクレープは店内とテイクアウトで、価格や内容が変わり、店内は少し高めに設定されていますが、皿盛りにホイップとアイスクリームが付いて来ます。
テイクアウトメニュー
テイクアウト用のメニューはクレープのみで、おおよそ50種類があります。
ホイップやジャム、クリームチーズ、サラダなど種類はかなり多く、チェーン店よりも価格はお安い設定に思えます。
ホイップクリームやアイスクリームの追加トッピングも可能なので、カスタマイズでの注文も受けてくれます。
クレープ
小窓から注文すると、オーナーの荻野さん自ら、クレープを焼いてくれます。
「写真撮って良いですか?」と聞くと、「動画でも何でも撮って良いよ!」と、優しく応対してくれます。
クレープを焼いている間にも「どこから来たの?」とか、クレープの味の秘密まで教えてくれるので、あっという間に出来上がってしまいます。
サイズは、大きすぎず小さすぎないので、食べやすいけど満足度もちゃんとあります。
クレープ生地は、試行錯誤を繰り返し、配合にもこだわった独自のものがつかわれています。
焼き目はしっかり焦げ茶に色付きパリパリ食感ですが、不思議と中はモチモチのままで、独特の風味と舌触りを楽しむことができます。
バナナチョコ
シンプルに生地とバナナ、チョコレートが入ったクレープです。
ホイップを入れなかったので、甘さが少し物足りなく後悔してしまいましたが、生地だけでも美味しさはちゃんと伝わってきます。
ブルーベリークリームチーズ
注文を迷っていると、真っ先に勧めてくれたのが、ブルーベリークリームチーズです。
ブルーベリーは甘すぎず、酸味がほど良く感じられ、ホイップもバタークリームのような重さがありません。
クリームチーズはデンマーク産で、厚切りされたものが入っているので、食べていてちゃんと主張しつつ、トッピングが合わさった時の美味しさが絶妙です。
あとがき
作り置きを一切しないこだわりの生地は、とにかく絶品。表面はパリパリなのに、中はフワモチと、クレープ生地の良いところを全て掛け合わせたようです。使われているジャムやホイップなども、チェーン店などには無い美味しさがちゃんとありました。
観光地なら「こだわらなくても売れるだろう」という慢心を感じさせず、味の追求が、美味しさになっているのでしょう。
お手頃な価格もそうですが、軽井沢に来たら、是非とも食べて欲しい絶品クレープでした。