外観
お店は安曇野市街から穂高駅方面へ向かった住宅街の中にあります。
外観は林の中の洋館という感じで、蕎麦屋というよりもカフェなどの雰囲気です。
徒歩での来店の場合は、JR大糸線の穂高駅から徒歩10分ほどでしょうか。
目印
近くには穂高東中や碌山美術館などがあります。
目印になるかどうかは分かりませんが、駐車場の脇にガラスの店名がありました。
駐車場
安曇野観光のついでに立ち寄る方も多く、遠方から車で来られる方も多いようです。
お店の目の前に10台ほど置ける駐車場があります。
開店前に来たので、一番乗りとなってしまいましたが、店を出た11:30には満席と満車でした。
駐車場なら価格比較ができ、駐車場所があらかじめ分かる、タイムズパーキングの駐車場予約がオススメです。
利用はしておりませんが、第3駐車場まで用意があるようです。
店内
店内は外観同様に、およそ蕎麦屋だとは思えない洋風です。
バルコニー風のガラス張りもあり、非常に気持の良い空間です。
席はカウンターや2人掛け、4人掛け席など全部で38席と広くもなく、狭くもない感じです。
セルフサービス
席につくとお冷が出ますが、お冷のおかわりやお茶はセルフサービスだそうです。
メニュー
メインは風変わりなお蕎麦のようですが、定番のもりやざるなどもありました。
サイドメニューやアルコール類なども、多くはありませんがちゃんとありました。
価格は一番安いざるそばで800円なので、それほど高いという印象はありません。
キリンフリー
まずは「キリンフリー 280円」です。大瓶ではなく中瓶ですが、気分だけでもと注文しました。
お蕎麦屋さんに来たので、日本酒でも飲みたいのですが、マイカーなので断念。
お通しとして野沢菜漬が付いて来ました。
古漬けらしく、けっこう濃い目の醤油味ですが、お酒には合いそうです。
穂高わさび三昧
蕎麦だけではと注文した「穂高わさび三昧 600円」です。
内容は手作りこんにゃく、わさび茎漬、そば米とろろの3種類です。
どの料理も単品で注文すると1000円以上になるので、お試しの意味でも良いいと思います。
こちらはわさびの茎漬です。
辛味のあるわさびをアッサリと漬けて、独特の旨味が美味しいです。
こちらは自家製こんにゃくです。
真っ白なこんにゃくとはかなり珍しいです。
見た目通りに味はスッキリしながらも、醤油と本わさびで食べるとかなり美味しいです!
3種目はそば米とろろです。
硬めの食感ながら旨味のあるそば米に、優しいお味のとろろと、そば汁が掛かっています。
田舎料理のような感じですが美味しく、蕎麦に合わせても良いくらいです。
野菜天ぷら
こちらは「野菜天ぷら 480円」です。
内容は、トマト、ズッキーニ、椎茸、ナス、インゲン、ピーマンと6種類もありました!
天ぷらの衣も薄く、油感もそれほどなく、サクッとして美味しかったです。
おしぼりそば
ワタシが注文した「おしぼりそば 1000円」です。
※画像右上の野菜天ぷらは別途注文しております。
こちらは全部のそばに付いてくる水そばです。
きれいな水にそばが入っているだけですが、そばの味が非常に分かって良かったです。
おしぼりそばには、辛味のある大根汁をそばつゆとして使います。
けっこう辛味があって美味しかったです。
大根汁だけだと辛いので、薬味のネギと信州味噌をお好みで入れて調整します。
味噌でそばを食べるのが初めてなのですが、普通のそばつゆの方がワタシは好みでした。
結局、同行した友人が残したそばつゆで頂きました。
鰹の風味がけっこう効いていますが、お醤油と返しは甘めで、万人受けしながらも深みのある美味しさです。
もりそばはけっこう多めで、200gくらいはありそうでした。
そばは細めでしたが、歯ごたえ、喉越しともに十分で、いい香りのお味でした。美味しい!
そばに星が見えるのも石臼挽きのお蕎麦の証拠ですかね。
そば湯
蕎麦屋の食後の楽しみといえば、そば湯!
濃厚でとろとろのそば湯で最高でした!美味しい!!
あとがき
安曇野へ所用を兼ねて、一泊二日のプチ旅行の際にお昼ご飯としてお邪魔させて頂きました。
こちらのお店は、以前にTBS系列で放送している「せっかくグルメ」で、バナナマンの日村さんが訪れたことのあるお店です。
料理に関しましては、素材、技術ともに街のお蕎麦屋さんとしてはかなりのものかと。個人的にはお蕎麦に具材を加える変わり種そばも、悪くはないのですが、やはりシンプルに味わいたいかなぁと再認識です。
蕎麦自体やそばつゆの味、穂高わさび三昧の美味しさには目を見張るものがあり、価格も安いとくれば当然高評価になるのも納得です。