外観
埼玉県北部にある鳩山町の今宿交差点からすぐの岩殿岩井線沿いにあり、遠くからはおしゃもじ山公園のローラーコースターが目印になります。
最寄り駅は東武鉄道越生線の武州長瀬駅ですが、約3.5kmと徒歩だとかなりの距離です。
店名は花萌葱で「はなもえぎ」と読みます。
駐車場
駅から遠いこともあり、お客さんの多くは車での来店になっています。
駐車場の正確な数はわかりませんが、およそ20台ほどは置けそうな感じです。
店内
外観同様に、店内も純和風な感じの造りになっています。
中央に大きな対面カウンター、その周りにテーブル席が配置されています。
席はカウンター16席、テーブル28席の全44席とかなり広い印象です。
メニュー・券売機・セルフサービス
店内入ってすぐのところに券売機がありますが、メニューなどは特に無いので事前に決めておくとスムーズでしょう。
メニュー
ラーメンは醤油と塩の2種類が基本で、さらにノーマル、上、特、かけの4段階に分かれています。
セルフサービス
券売機で食券を購入し、席への案内はないので好きな席に座ります。
店員さんに食券を渡し、代わりに番号札を受け取り、料理が出来上がると、番号で呼ばれ取りに行くセルフサービスとなっています。
よだれ鶏ごはん
初来店だったので、ご飯ものとして注文してみました。
サイズ的にはボリューム感がけっこうあるので、ラーメンと食べると結構な満腹感がありました。
鶏肉は1つ1つがサイズ大きめに切られ、ホロホロとした食感で柔らかいです。
タレは強めに辛味が効いており、花椒(ホアジャオ)のような香辛料が使われているような感じで、ご飯にも良く合っていました。
上醤油らぁ麺
券売機で一番大きなボタンという理由だけで注文した、お店一番オススメと思われます。
麺の上には、九条葱と味玉(1個分)などがのせられています。
ラーメンの豪華さから、上の醤油らぁ麺は、トッピング全部のせのような感じのようです。
チャーシューは全部で3種類入っています。
1つめは豚ロース肉のチャーシューで、表面に赤身が残っているので、低温調理だと思われます。
非常に口当たりは柔らかく、塩気などもほとんど無く、ダイレクトにお肉の美味しさが伝わります。
2つ目は豚バラ肉のチャーシューです。
お肉の解れ具合から見て、かなり手間暇をかけているようです。
味はしっかりと付いていますが、全体のバランス感が損なわれるような感じでは無く美味しいです。
3つ目は鶏もも肉のチャーシューです。
味にけっこうなインパクトがあり、独特の香りと強めのような感じで、アクセントとして印象に残りました。
麺は細中くらいの太さの自家製の平打ち麺です。
表面が白く、多加水でモチモチとした食感と歯ごたえが非常に特徴的です。
最初はコシ強めですが、食べ進め時間の経過とともに、スープに溶け込むような感じがありました。
スープは鶏系の動物系をベースに、シッカリきっちりとした強めの印象を残す醤油ダレです。
マイルドな印象はあるものの、しっかりとしたベースがあるので、チャーシュー、麺などとの相性も良い感じです。
あとがき
ラーメンWalkerキッチンさんの3周年記念イベントに出店されているお店をチェックしていると、聞き慣れないお店が1店。詳細を検索すると近場ということなので、お邪魔することにしました。
埼玉県川島町にある埼玉ラーメンの超有名店「四つ葉」が、「深緑」に続く、3rdブランドとして花萌葱さんを出店されたそうです。
味は四つ葉さんが出すというだけあり、ラーメンのクオリティとしては間違いありませんし、席数多め、駐車場広めと、セルフサービスということで、非常に食べやすい環境というのが個人的には気に入りました。