店舗情報
- 店名
- らぁ麺 花萌葱
- 住所
- 埼玉県比企郡鳩山町赤沼1-7
- 営業時間
- 11:00~15:00 17:30~19:30
- 定休日
- 当面の間は不定休(SNSにて要確認)
- ジャンル
- ラーメン
店舗所在地
公式サイト
その他の掲載サイト
紹介するお店のサマリー
らぁ麺 花萌葱(はなもえぎ)さんは、2023年10月に埼玉県鳩山町にオープンした比較的新しいラーメン店です。
有名店「中華そば 四つ葉」の3号店として誕生し、「四つ葉」創業から10年の歳月をかけて開店しました。
らぁ麺 花萌葱

埼玉県北部にある鳩山町の今宿交差点からすぐの岩殿岩井線沿いにあり、遠くからはおしゃもじ山公園のローラーコースターが目印になります。
最寄り駅は、東武鉄道越生線の武州長瀬駅ですが、約3.5kmと徒歩だとかなりの距離です。
店名はちょっと難しい漢字表記で「花萌葱」と書いて、「はなもえぎ」と読みます。
駐車場

店舗敷地内に専用の駐車場があり、正確な数はわかりませんが、およそ20台ほど置けそうです。
駅から遠いこともあり、お客さんの多くは車での来店になっています。
店内

店内も外観同様に純和風な造りですが、系列店の「四つ葉」さんや「深緑」さんに比べると、気軽に入れる雰囲気です。
中央に大きな対面カウンター、その周りにテーブル席が配置されています。
開店当初は、料理ができあがると取りに行くセルフサービスでしたが、現在は席まで料理を運んでくれます。
席はカウンター16席、テーブル28席の全44席とかなり広い印象を受けます。
メニュー

ラーメンは魚介、醤油、塩、まぜ、つけの5種類があり、それぞれに特製や背脂、チャーシューなどのトッピング違いが4種類ほどあります。
サイドメニューは、豚や鶏ももの炙りご飯などが5種類あります。
券売機

店内入ってすぐのところに券売機があります。(※開店当初からメニューに変更があり、画像は開店当初のものです。)
メニュー表は店外にあるので、予め注文を確認しておくと券売機でスムーズに購入できます。
券売機で食券を購入し、店員さんから席への案内は無く、好きな席に座ることができます。
おいしい豚 炙り焼き丼

しっかりと歯ごたえを感じられるほど、ゴロゴロと大きめに切られたチャーシューが入っています。
タレで味付けられていますが、ラーメン店にありがちな濃いめではなく、チャーシューの美味しさそのままで食べやすいです。
よだれ鶏ごはん

初来店だったので、ご飯ものとして注文してみました。
サイズ的にはボリューム感がけっこうあるので、ラーメンと食べると結構な満腹感がありました。

鶏肉は1つ1つがサイズ大きめに切られ、ホロホロとした食感で柔らかいです。
タレは強めに辛味が効いており、花椒(ホアジャオ)のような香辛料が使われているような感じで、ご飯にも良く合っていました。
醤油らぁ麺

メニューの中で、1番シンプルだと思われる醤油のラーメンで、具材なども海苔やなるとなど懐かしい印象を受ける構成です。
麺は自家製の細麺がつかわれ、醤油のスープとともに、喉から胃へとすんなり落ちるような、心地良い歯ごたえです。

スープには店主が厳選した8種類の醤油をオリジナルにブレンドし、地鶏、豚、魚介に清湯スープを合わせてあります。
懐かしいような醤油の香りとともに、四つ葉らしいキリッとしたインパクトのある味付けが美味しいです。
魚介らぁ麺

醤油らぁ麺とそれほど構成は変わらない見た目ですが、魚介らしい香りが伝わってきます。
ラーメンの入った丼ぶりが、かなり懐かしく、こちらが醤油らぁ麺の方がイメージに近いのでは?

チャーシューは、ラーメンが運ばれてきてすぐの時は赤みを帯び、スープの熱とともに、徐々に熱が入り歯ごたえが変化していきます。
薄めに切られていますが、サイズが大きいため、食べると満足度を感じられます。

このラーメンの最大の特徴と言えるのが極太自家製手揉み麺です。
うどんに近いような太さがありつつも、モッチリとした歯ごたえで、スープの美味しさを見事に引き出しています。
しっかりとした反発力がある麺なので、食べていると満腹中枢を刺激される感じがあります。

スープは羅臼昆布、伊吹いりこ、手火山式鰹節をつかい、魚介の風味をたっぷりと抽出しています。
魚介のスープには独特のエグミが付きものですが、見事に抵抗ある部分は排除され、醤油の美味しさでカバーされています。
麺が極太ですがスープが負けることなく、高いレベルで融合し、全体としてもバランスを失うことがありません。
上醤油

券売機で一番大きなボタンという理由だけで注文した、お店一番オススメと思われます。

麺の上には、九条葱と味玉(1個分)などがのせられています。
ラーメンの豪華さから、上の醤油らぁ麺は、トッピング全部のせのような感じのようです。

チャーシューは全部で3種類入っています。
1つめは豚ロース肉のチャーシューで、表面に赤身が残っているので、低温調理だと思われます。
非常に口当たりは柔らかく、塩気などもほとんど無く、ダイレクトにお肉の美味しさが伝わります。

2つ目は豚バラ肉のチャーシューです。
お肉の解れ具合から見て、かなり手間暇をかけているようです。
味はしっかりと付いていますが、全体のバランス感が損なわれるような感じでは無く美味しいです。

3つ目は鶏もも肉のチャーシューです。
味にけっこうなインパクトがあり、独特の香りと強めのような感じで、アクセントとして印象に残りました。

麺は細中くらいの太さの自家製の平打ち麺です。
表面が白く、多加水でモチモチとした食感と歯ごたえが非常に特徴的です。
最初はコシ強めですが、食べ進め時間の経過とともに、スープに溶け込むような感じがありました。

スープは鶏系の動物系をベースに、シッカリきっちりとした強めの印象を残す醤油ダレです。
マイルドな印象はあるものの、しっかりとしたベースがあるので、チャーシュー、麺などとの相性も良い感じです。
あとがき
2度目にお邪魔したときには、開店当初よりメニューなども一新され、ラーメンのバリエーションも増え、店員さんの対応もスムーズになったり、さまざまな改善が伺えます。
味は四つ葉さんが出すというだけあり、ラーメンのクオリティとしては間違いありませんし、席数多め、駐車場広めで、非常に食べやすい環境というのが個人的には気に入りました。