外観
東武東上線の上福岡駅の東口を出て100mほどの裏路地にあります。
見た目は街のうどん屋さんという感じです。
駐車場
店舗に駐車場はありませんが、駅近くなので周辺にコインパーキングがあります。
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店内
店内は香川県のうどんスタイルで、注文をしながらお盆を運んでいきます。
席はカウンター4席とテーブル18席で全22席とそれほど広くはありません。
長嶋茂雄さんのサイン色紙が飾られており、店名が書かれた暖簾の文字は、長嶋さんのものです。
店主の條辺さんは、元プロ野球巨人の投手だったんのですが戦力外などを得て、四国の名店 「中西うどん」さんで修行して後にこのお店を出店したそうです。
注文方法
注文方法は、最近は馴染み感のあり、丸亀製麺などでも採用している「四国讃岐うどん方式」になります。
入店してまずお盆を取ります。
カウンター上にある天ぷらを好みで小皿に取ります。
天ぷらを取り終えたらうどんの種類と玉数を伝えます。
お会計をしたらテーブルに行き食事になります。
メニュー
店内にもメニューはありますが、入店前にうどんの種類を決めておいたほうが注文がスムーズになるかと思います。
うどんはかけ、しょうゆ、つけの大きく分けて3種類です。
天ぷらは日替わりで変わるそうなのでカウンター上にて確認してみてください。
天ぷら
天ぷらは種類も多く、常備10種類程度はあるので、カウンターで選ぶときは、即決を迫られている感じで、本当にいつも悩みます。
揚げ置きになりますが、随時天ぷらは揚げられているので、タイミングによっては揚げたてを食べれることもあります。
かき揚げ
具材は玉葱、人参、ごぼうと具材はシンプルです。
サイズ感があって、うどん汁に浸したときの美味しさは抜群です。
玉子
黄身は半熟で、中からトロッとしたたります。
作り置きですが、油っぽさもなく素材もちゃんと良いものを使っている印象です。
わかめうどん
かけうどんにシンプルにわかめがのったうどんです。
わかめと葱のみと見た目は非常にシンプルです。
わかめには火を入れているのか、非常に柔らかめ食感で、食べやすくうどんにもよく絡む印象です。
いりこ出汁がしっかり効いており、塩気あるうどん汁にわかめが非常に合います。
かけうどん
見た目が非常にキレイなうどんで美味しさが伝わってきます。
食感は柔らかい印象を受けますが、しっかりと芯がありモチモチとした食感で非常に美味しいです。
うどん汁は関西風で黄金色で見た目的にもキレイですが、エグミや尖った部分がなく非常に優しいです。
あとがき
実際にお邪魔してみると、「元巨人選手のお店」という、ネームバリューというよりも、日々うどんに真摯に向かう姿勢が出ている印象です。
うどんもかけつゆも非常に優しいという印象で、きっと人柄の現れなのかもしれません。
関東圏でうどんの本場四国のような美味しいうどんを食べることができるお店は、以前に比べると少しづつ多くはなりましたが、本当に貴重なお店だと思います。
価格も安く、上福岡という東京ほど人通りが多い場所でもないところで、長年うどん屋さんを続けているのは、並大抵の努力ではできないと思います。