外観
川越市街郊外の田畑が広がるのどかなところにあり、近くには釣りをする人には有名な伊佐沼公園があったりします。
駅からかなり離れた場所にあるので、来店客はほぼ車になります。
大きな看板があるので、比較的すぐに分かるかと思います。
駐車場
正確な台数はわかりませんが、店舗敷地内にアスファルトの駐車場があります。
およそ20台ほどが置けるので、よほどの混雑時以外は大丈夫そうです。
入店方法
人気店なので、満席時の入店方法を書いておきます。
1)とくに受付票はないので、店内入ってすぐにある券売機にて食券を購入します。
2)入口から時計回りにベンチが設置してありますので、順番が来るのを待ちます。
3)順番が来ると、店員さんが食券を回収に来るので、麺の量を伝えます。
4)席が空くと、再度呼ばれ入店となります。
メニュー・券売機
※券売機の場所が暗く、夜に撮影したのでこんな画像になってしまいました。
ラーメンは、基本的に煮干しそば1種類で、濃さによって、煮干しそば、濃厚煮干しそば、極濃厚煮干しそばの3段階となっています。
麺の量が並(180g)、中(230g)、大(280g)と3段階ありますが、どれを注文しても追加料金がありません。
替え玉やトッピングなどもあり、サイドメニューはごはん類です。
店内
店内はかなりキレイな感じで、純和風な感じの建物です。
席はカウンター7席、テーブル7席の全14席とかなり少なめに設定されています。
店内レイアウトは、カウンターの周囲にテーブル席、オープンキッチンで調理する様子を側で見ることができます。
奥には製麺場があり、自家製麺のこだわり麺のようです。
極濃厚煮干しそば
初来店は17:00以降の夜営業限定の極濃厚煮干しそばを食べてみました。
見た目のビジュアルもかなり食欲をそそられる感じです。
大盛りの葱と岩のりが印象的です。
葱は濃いめのスープの爽やかさとして、良いアクセントですし、シャキシャキで美味しいです。
乾燥した岩のりからは磯の香りがあり、一気に海鮮感が出ています。
チャーシューは追加料金でのトッピングです。
かなり濃厚そうな見た目なのですが、味付けも肉々しさを残しつつ、柔らかい食感が非常に美味しいです。
麺は細めのストレート麺です。
固めに設定されていて、豚骨ラーメンのような歯ごたえある麺がかなり好みで美味しいです。
スープは見た目的にもかなり濃厚な灰色で、固形に近いようなドロドロ感があります。
煮干しをベースにしているようなのですが、濃すぎてもはや別物という印象です。
しっかりとした醤油の味もあり、全体のバランス感が非常に美味しいです。
濃厚煮干しそば
再来店時には中間の濃さの濃厚煮干しそばを注文してみました。
今回も追加料金でチャーシューをトッピングしました。
ハズレだったのか、端肉が多く食感的には肉々しさが半減してしまって少し残念です。
スープは極濃厚に比べると、醤油感があり若干の黒さがあります。
煮干しの香りはそのままに、よりラーメンらしい感じが美味しいです。
混ぜ玉
混ぜそばのような、追加料金で食べられる混ぜ玉です。
そのまま食べても良し。替え玉のようにラーメンに追加しても良しです。
具材は、ほぐしチャーシュー、タマネギ、葱で、ブラックペッパーなどでアクセントをしています。
麺はやはり固めで、これが固麺好きとしてはクセになる感じです。
醤油のようなタレがあるので、からませて食べても良い感じでした。
あとがき
川越方面に用事があった際にお邪魔しました。初めは夜、暗すぎて外観の写真が使えなかったので、ランチタイムに再来店という2度訪問しました。昼も夜もお客さんが多く、席数も多くないので、いつも混んでいる人気店という印象です。
昨今の煮干しラーメンブームで、そこそこ煮干しラーメンは食べたのですが、どれも似ているので、正直飽きました。しかし、中村屋さんは煮干しを詰めに詰めた感じで、もはや煮干し超えという印象すらありました。ジャンクな感じの見た目ですが、味は繊細で、バランス感も欠けることなく、完全に自分の好みでした。
やはりラーメンはお店のオリジナリティがあってこそ。つくづくそう思わせてくれる感じの一杯でした。