外観
多摩湖湖畔に立つ、中国割烹旅館「掬水亭」の6階にあります。
最寄り駅は、西武鉄道山口線(レオライナー)の西武園ゆうえんち駅から徒歩1分です。
店内
店内は横に広く、全部の席が窓側を向いて採光を取り入れています。
建物の6階にあるということもあり、窓からは多摩湖を一望することができます。
席はテーブル席で全120席とかなり広めです。
メニュー
点心や主菜など一般的な中華料理屋さんほど数は多くありませんが、そこそこの種類があります。
麺類やご飯物もあるので、いわゆる、ひと通りの中華料理は楽しむことができます。
予約が必要だったりはしますが、コース料理もいくつか用意されていました。
選べるランチセット
初めての食事だったので、何品か食べてみたかったので、お得なランチセットを注文しました。
前菜の干豆腐と春雨のサラダです。
干豆腐と春雨の食感が良い感じですが、ドレッシングは業務用かなという感じです。
ランチセットなので、ご飯、スープ、惣菜が付いてきます。
ご飯はお代わりをすることができます。
主菜は全部で4種類うちから2品を選ぶことができ、季節によって内容は変わるそうです。
今回注文した主菜の1つは「鶏肉と夏野菜の炒め」です。
具材は夏野菜なので、ズッキーニやパプリカなどです。
味付けは普通かなぁという印象で、大手のファミレスと変わらない感じです。
もう1つの主菜は「蟹肉と豆腐の煮込み」です。
麻婆豆腐のような感じに、片栗粉の餡で味付けがされています。
蟹の風味はほとんどなく、塩味の優しい味付けでした。
食後には烏龍茶と杏仁豆腐が出てきました。
烏龍茶は紅茶に近いような味わいで、非常に美味しかったです。
杏仁豆腐は甘みも抑えてあり、枸杞(くこ)の実の甘酸っぱさが美味しかったです。
あとがき
建物自体はホテルとしての機能があり、レストランは夕食時などに使用するような感じで、一般客にも開放しているようです。
料理は、正直どれもファミレスレベルかなぁという感じです。味付けも具材も特別感はなく、むしろ場所代として高いという印象を受けてしまいます。シュチュエーション的に景色が良いことを除くと料理としての楽しみはありませんでした。
西武鉄道沿線に住んでいる人間としては、どの施設もバブルの遺産という印象ばかりで、目新しい印象もなく、プリンス系で何度か食事をしていますが、どこも同じ味という感じです。残念ながら再訪はないと思います。