外観
富士宮市街の北側に位置する住宅街にあります。
外観は町の居酒屋さん風な懐かしい感じです。
徒歩での場合は、JR見延線の西富士宮駅から2,5kmとかなり遠めです。
駐車場
店舗前と横に専用の駐車場があり、全部で10台置けるそうなので十分な広さです。
店内
店内に入ると大きなL字の鉄板があり、それに沿ってカウンターが並びます。
週刊誌が置いてあったり、セルフサービスのお水など、どことなく懐かしい感じの雰囲気がある店内です。
ご夫婦らしきお二人でお店を切り盛りされているようで、焼きそば担当のお父さん、お好み焼き担当のお母さんです。
店の奥には小上がりの座敷などもあり、お酒なども提供されるので、夜はきっと居酒屋さんになるのでしょう。
席はカウンター12席、座敷席12席の全24席となっています。
メニュー
メニューは、うどんと焼きそば、しぐれ焼、お好み焼きの3種類で、それぞれトッピングによって価格が変わってきます。
しぐれ焼とは、お好み焼きに焼きそばが入ったもので、一般的には広島風お好み焼きやモダン焼きと呼ばれるものです。
これ以外にお酒のおつまみのようなメニューが30種類くらいありました。
お好み焼
お好み焼は玉子入りで、分かりにくいのですが、真ん中の白いのが玉子です。
サイズはそれほど大き過ぎないサイズ感です。
ソースは甘め(赤)と辛め(青)の2種類があります。
ソースを塗り終えて、削り粉と青のりをかけて完成となります。
削り粉は富士宮焼きそばや静岡おでんなどにも使われる静岡ならではの食材で、こちらに来るとよく見かけます。
お好み焼はキャベツがメインで、具材はそれほど多くないシンプルな作りです。
食感はフワッと感よりも、キャベツのつなぎのように粉が使われているので、かる〜く食べることができます。
オススメは削り粉とソースをたっぷりかけて食べると、削り粉の風味を感じれて非常に美味しいです。
焼きそば
ボリューム的にはそれほど多くないので、大人の男性だと、お好み焼といっしょに食べてちょうど良いくらいです。
具材はシンプルに、豚肉、キャベツとなっています。
提供される焼きそばには、ソースで薄味が付いていて、もちろんそのままでも食べることができます。
麺は引っ張っても噛み切れないように、かなりコシが強く、まさに輪ゴム系の麺です。
角が四角く、食べていても角張った感じを実感できます。
絶妙な歯ごたえで噛むごとに味わいを感じます。
お好み焼と同じように、削り粉、青のり、紅生姜を添えて食べると、さらに美味しさが際立ちます。
削り粉の管理がしっかりとされているので、風味が消えることなく美味しいです。
あとがき
年末くらいに、Netflixで公開された「池袋ウエストゲートパーク」を見ていた影響で、ここのところずっと「焼きそば中毒」に侵されています。劇中で長瀬智也さんが食べる焼きそばが実に美味しそうなこと。
焼きそばもお好み焼も実にシンプルで、食べる地域などによって異なるのが本当に面白いと実感させれます。子供がおやつに立ち寄れるくらいの価格設定にも好感が持てます。
店内や鉄板でご夫婦が焼いている姿はまさに昭和というか、どこか懐かしい雰囲気やお店が好きなんだと実感させれます。