外観
矢板方面から那須高原方面に向かう栃木県道30号(矢板那須線)沿いにあります。
大きな看板があり、道からも見えやすいのですぐに分かります。
お店の裏手にはかなり広い蕎麦畑が広がっています。
お邪魔した時期がちょうど蕎麦の収穫時期前ということで、蕎麦の花を間近で見ることができました。
駐車場
お店の敷地内にかなり広めな駐車場があります。
全部で30台ほどは置けそうな感じの広めの駐車場でした。
入店方法
人気店のようで入店時に混雑している場合には、受付票に人数と名前、座敷かテーブルかを書いて待ちます。
お店前には椅子もあり、回転も早いので、比較的すぐに入店できます。
店内
ログハウスのような感じで、定食屋さん感がある店内になっています。
手前にはテーブル席とカウンター席が広がります。
店内入ってすぐの場所には蕎麦打ち場がありました。
奥には靴を脱いで上がる小上がりの座敷席がありました。
席はカウンター6席、テーブル36席、小上がり30席などで全72席とかなり広めです。
メニュー
山月さんでは、玄蕎麦を使用した「田舎そば」と更科粉の「山月そば」の2種類を食べることができます。
蕎麦以外にも天ぷらが美味しいようで、天丼を注文している人も多く見られました。
鴨汁そば
温かい鴨汁そばを注文しました。
かなり大きめサイズの器に、ビックリしたレベルですwww
そばの上にはラーメンの具材のような添え物です。
きのこや葱など具材がかなり多くて食べごたえがあり、鴨はプリッとして美味しかったです。
汁はしっかりと出汁が取られた感じの優しいお味でした。
天盛りそば
蕎麦に天ぷらが付いた天盛りそばを注文しました。
天ぷらの具材はかなり多めで、オクラ、海老、舞茸、芋など6〜7種類くらいはありました。
衣は薄めで、揚げたてサクサクな感じで良かったです。
天ぷらの1種類で丸く揚げられたものがありました。
食べてみると、中身は納豆とニラで、なかなか食べたことがない変わり種は面白いです。
そば汁は甘めな感じでした。
蕎麦との相性というよりも、すっと喉を通ってくれるような優しいお味です。
蕎麦は田舎そばでお願いしたので、真っ黒な見た目が非常に印象的で、蕎麦は200〜250gはありそうでボリュームがあります。
配合は2:8くらいでしょうか、食べると少し砕けるような食感があります。
茹では固めで、口の中で解されるような感じのお蕎麦でした。
あとがき
那須高原方面に向かう際には、栃木県道30号(矢板那須線)を良く利用するのですが、周辺には蕎麦畑と複数の蕎麦屋さんがあるので、非常に気になっていました。
お店自体は蕎麦専門というよりも、大衆食堂さんという印象が強く、全体的な味としては、いわゆる大味です。ただ、安くお腹いっぱいにしてくれるという意味では、決して悪いお店ということではありません。店員さんの対応も優しく、蕎麦畑を望みながらの蕎麦というものは悪くありません。
蕎麦だけでなく、天ぷらにも工夫をされているので、定食屋さんから名店に化ける可能性も無きにしもあらずでは。