東京 浅草 吾妻橋 やぶそば

東京の浅草駅近くにありグルメマンガでも紹介される誰もが認める蕎麦の名店「吾妻橋 やぶそば」さんに実際に行って実食したレビューを掲載しています。
外観

お店は浅草市街からスカイツリー方面に吾妻橋を渡って駒形橋方面に隅田川沿いをあるいていった交差点の角にあります。
下町のお店らしくひっそりとした外観は一見すると見逃してしまいそうな感じです。
店内

店内は老舗のお蕎麦屋さんというよりはかなりキレイめな感じです。
席はテーブル席のみで全18席とそれほど広くはありません。
開店直後に到着したのですが既に満席という盛況振りです。
メニュー

お蕎麦は温かいものと冷たいものがあり全部で15種類くらいです。

一品料理はお蕎麦屋さん定番ものを筆頭に10種類ほどでしょうか。
アルコール類はそれほどありませんが日本酒とビールで十分でした。
ビール

「ビール(小瓶) 600円」です。
大瓶もありましたがお腹いっぱいになりたくないので小瓶でガマンです。

お通しはそば味噌でした。
甘めの味付けなので苦手な人でも食べやすいと思います。
諏訪泉(特別純米)

「諏訪泉(特別純米) 900円」です。
冷(冷蔵)、常温、熱燗と選ぶことができましたが、店員さんのアドバイスで気持ちばかりの熱燗です。
ワインのように香りが良く飲みやすいのであっという間に飲み終えました。美味しいw
お漬物

「お漬物 400円」です。
具材はカブ、人参、大根、小松菜です。
かなり熟成が進んでおり酸味が強いのですがしっかりと管理された味なのでコクがあって美味しいです。
とりわさ

「鳥わさ 700円」です。
生で切られた鶏肉をイメージしておりましたが、辛めの醤油がかけてありました。
鶏肉は抜群に柔らかく少し濃く感じる醤油も海苔の風味などでマイルドな仕上がりで美味しいです。
天種

「天種 1300円」です。
サイズはそれほどありませんが実際に食べてみると十分です。

見た目的にはカリカリとした食感を想像するのですが、実際の食感は全く逆でシットリしています。
その食感の中にゴマ油など複雑な風味があります。

種の中はプリプリ食感の海老です。
風味が良くそのままでももちろん十分に美味しいのですがタレに付けるとまた表情を変化させてくれます。美味い!
もりそば(小)

「もりそば(小) 700円」です。
見た目的にはボリューム感なさそうですがこれがけっこうあります。

そばつゆは辛いよりも甘めで蕎麦との相性を非常に感じさせてくれます。
返し、醤油、蕎麦それぞれのバランスが非常に良いそばつゆで美味しいです。

蕎麦は外殻も使用したようで星が見えます。
太さはそれほどなく細めで女性でも軽く食べられそうな感じで、固いコシのような食感よりも粘り気を感じさせてくれるお蕎麦です。
味的には8:2くらいの割合かと思いますが、風味や香りが非常に良く美味しいです。
レビュー
以前からずっと行きたかったお蕎麦屋さんで敷居を勝手に高くしていたので足が遠退いていました。理由はグルメ漫画の金字塔「美味しんぼ」にてそばつゆの美味しいお店として登場する誰もが認める名店だからです。
そんな思いをよそに対応して頂いた女性スタッフは皆さん優しく低姿勢。「少し肌寒いから熱燗でどうですか?」という気遣い。
細かな気遣いが、蕎麦や料理にも現れ雰囲気とともに名店へとしているのだろう。
「絶対!!!また来ます!!!!」