外観
つくばEXの浅草駅から徒歩2分ほどの路地裏にあります。
外観がけっこうボロボロでただならぬ雰囲気がありますwww
店内
店内は黒一色の落ち着いた雰囲気で、どうやら居抜き物件のような感じです。
席はテーブル席のみで全部で22席とそこそこの広さです。
週末のランチタイムに開店と同時に入店した際は2組のみでしたが、12時近くなると外にまで列ができる人気ぶりです。
メニュー
お蕎麦は温かい蕎麦と冷たい蕎麦で、種類は10種類ほどです。
人気は太めのお蕎麦ですが、蕎麦は細切り、粗挽き、太打ちの3種類が楽しめます。
蕎麦以外にも一品料理や日本酒も充実していながらも、価格はわりと安めで頻繁に利用しやすい印象です。
山芋豆腐
若干茶色がかったお豆腐にとんぶりとわさびがのせてありポン酢で食べます。
甘さが非常にありお豆腐はトロトロ食感です。
とんぶりのプチプチ食感と、わさび、ポン酢の相性も非常に良いです。
玉子焼き
メニューに作り置きと書いてありますが、食感は非常に柔らかく美味しいです。
出汁に酒粕のような香り付けがしてあり、玉子の甘みがグッと引き出されていて美味しいです。
イカと海老の薩摩揚げ
食べた瞬間に丁寧なすり身の味は絶品です。
表面だけをサラカリッと揚げる技術の高さを感じさせてくれます。
粗挽きざる
「粗挽きざる 950円」です。
人気の太打ちよりは一段階細めのお蕎麦です。
そばつゆは甘めですが嫌味は全く無く新鮮さがある味です。
蕎麦はかなり太めの十割でしっかりとしつつ弾力性のある食感です。
甘い蕎麦つゆと合わせると、お餅を思わせてくれるような不思議な感覚を味わせてくれます。
ざる
おざわさんのお蕎麦で一番細い細切りで蕎麦つゆは粗挽きと同じでした。
細切りというだけあり蕎麦の中でもかなり細く切られた蕎麦に湯で上げる技術を感じます。
食感は粗挽きとは対象的にモチっとしつつも靭やかさを併せ持っています。
甘めの汁に合うのかと思いきや、これがまた美味しいので驚きの連続でした。
あとがき
薩摩揚げ、豆腐、玉子焼きを食べましたが一品料理はどれもレベルが高い上に価格が抑えられていることに非常に驚かされます。
蕎麦は東京の辛めでしっかりとした蕎麦とは真逆をいっている印象ですが、そこにある店主の自信や努力を感じつつも、味への納得感や説得力を持ち合わせた技術があると思います。