東京ラーメンストリート
JR東京駅の八重洲地下中央口から出てすぐにある、ショッピングエリア「東京一番街」に併設された「東京ラーメンストリート」にあります。
2009年6月に4店舗でスタートし、その後、「1週間通っても飽きない」をコンセプトに8店舗にまで増え、関東のトップラーメン店が軒を連ねています。
外観
真っ白な暖簾に、無機質のコンクリート打ちっ放しのような様相です。
東京ラーメンストリートに出店しているお店の前には、いつ来ても行列ができている人気店ばかりです。
店内
外観のイメージそのままに、木製のテーブルなどがアクセントとなっているオシャレな空間です。
最近のラーメン知名度の高さもあって、海外観光客の姿も多く見られ、常に満席のような盛況ぶりです。
席はカウンターやテーブル席の全26席となっています。
メニュー・券売機
ラーメンは、醤油、キノコベジ、貝塩の3種類がメインで、それぞれにトッピング多めのスペシャルとノーマルがありました。
女性や訪日外国人を意識したヴィーガンや、グルテンフリーのラーメンなども用意されていました。
注文は店舗入口に設置された券売機にて食券を購入しておこないます。
店舗入口までは満席時に並び列を作り、お客さん誘導のロープが設置され、メニュー、券売機、席案内が順番に分かるようになっています。
そらのいろスペシャル醤油らーめん
長い名前ですが、醤油ラーメンに全トッピングした特製ラーメンです。
そらのいろさんで提供されるラーメンの器は、全て有田焼ということで、塗りの発色がとてもキレイです。
味玉は1玉を半分に切ったものが入り、味が付けられ表面は茶色く色付いています。
黄身は半熟で濃厚な甘味があり、白身とのバランスも良いです。
メンマは長く切られたスタンダードな形など、全部で3種類が添えられています。
どれも分厚く切られているため、噛みしめるたびにスープと合わさった旨味が滲み出てきます。
チャーシューは、ラーメンの丼に横たわった銘柄豚のロースとモモ肉、スープの中には、銘柄鶏のムネ肉が3枚入っています。
それぞれ軽く塩気が付いているので、ラーメンのチャーシューというよりもハムに近い感覚です。
むしろスープに入っている鶏のムネ肉の方がジューシーに感じられました。
パサツキ感よりもシットリ食感で、プリッとした歯ごたえで、醤油の澄んだスープには合っている感じです。
麺は国産小麦の全粒粉や、あやひかり、はるきらりなどがブレンドされた中細ストレート麺です。
細めなのでツルシコとした食感で、新しいというよりも、どこか懐かしさのあるような中華そばのような印象でした。
ラーメンスープは、熊本県産の天草大王という銘柄鶏の親鶏や、昆布や玉葱などの野菜から抽出し、醤油は岡直三郎商店の4種類の醤油をブレンドしたものです。
醤油の香りが高くキレを感じさせてくれつつ、抵抗感が皆無でスッと胃に落ちるようにスッキリとしています。
あとがき
「ソラノイロ」さんは有名なだけあり、素材へのこだわりや、全体のバランス感としては、非常に食べやすく感じましたが、逆を言えば、美味しいけれどでも印象に残るほどのインパクトはありませんでした。
もちろん麹町にある本店で食べれば、評価は全く異なるだろうし、こちらの店舗の過去のレビューを見ていると、メニューや具材の内容なども頻繁に変更されているので、いろいろ試行錯誤されているようです。
東京ラーメンストリートで何軒か食べていますが、来店客の多さが原因なのか、味がピンと来ないというか、パーキングエリアで食べている感覚があるのは仕方ないのだろうか・・・。