外観
JR青梅線の福生駅より徒歩5分の都道29号線(通称:立川青梅線)沿いにあります。
大きな看板と立て看板があるので、比較的遠くからでもわかりやすいです。
店名の「麺とスープ」は、吉祥寺の人気ハンバーグ店「挽肉と米」みたいな感じで、今風な感じのネーミングです。
駐車場
車での来店の場合、残念ながら店舗専用の駐車場はありません。
駅近くということもあり、店舗前など複数のコインパーキングがありますので、そちらを利用すると良いでしょう。
店内
店内はカウンター席のみとなっていて、それほど広くはありませんが、店内・厨房含め清潔感があります。
BGMとしてハイスタとかのメロコアが流れていて、髪は半分モヒカンとかなりロック好きな店主なのでしょう。
席はカウンター席のみで、全8席となっています。
券売機・メニュー
注文は券売機で食券を購入しておこないます。
店内外にメニューなどはないので、券売機で選ぶことになります。
ラーメンは、チャーシューメン、ワンタンメンなど、全部で10種類ほどあり、基本は塩、醤油のようです。
サイドメニューとして、和え麺、チャーシュー丼などのごはん類があります。
券売機の横には、限定メニューが貼られていました。
数種類があるので来るたびに異なるラーメンが楽しめそうです。
チャーシューメン
お店で一番オーソドックスなラーメンとして、チャーシューメンを注文しました。
第一印象として流行りのラーメンというよりも、懐かしい感じがする印象でした。
ラーメンにはスーパースプラウトやかいわれのような青物が葱の代わりに入れられていました。
メンマは2〜3本で、太め、厚めに切られているので、歯ごたえがありつつ、柔らかみもあります。
とにかくボリューム感あるチャーシューは全部で8枚ものせられています。
脂少なめな部位なので肩ロースをつかっているようです。
低温調理されているのか、中心部には赤身が残っていて、ジューシーさが美味しいです。
麺は細めのストレート麺で、番重に書かれていたことから三河屋製麺さんのもののようです。
しっかりとした強めの歯ごたえがあり、シコシコとした食感も喉越しも非常に良いです。
表面には油が浮かび、オイリーな見た目ですが、熱がしっかりと閉じ込められています。
スープのベースは動物系と煮干しなどがバランス良く入っている感じです。
とにかく醤油がキッチリと効いていて、ストレートに伝わる感じがあります。
和え玉
麺の量は十分に一杯分はあろうかというボリューム感です。
和え玉は2種類あり、海老塩と煮干し醤油があるので、海老塩をチョイスしました。
麺のうえには干し海老とスーパースプラウトがのせられています。
麺はラーメンと同じものをつかっていますが、さらにコシや歯ごたえをさらに感じられます。
ベースとなる合え汁は、塩ダレのようなもので、和えた時の海老や麺との絡みも非常に良いです。
あとがき
店主は調布の有名ラーメン店、「柴崎亭」の系列店など5店舗で修行したのちに、独立開店されたそうです。
麺、スープ、チャーシューなど、それぞれのパーツはどれもしっかりと吟味された感じもあり、バランス感も非常に良いです。個人的には麺の歯ごたえ、スープとの絡みも好みでした。
ロックな店主が作り出すラーメンは丁寧で、やるべき事をしっかりとやっている印象ですし、価格もそれほど高くないので、オススメしたいお店です。